日々平安

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嫌われ者

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長い間道路工事中だった北の露店街、たかだか300メートルのこんな狭い道になぜ3か月も掛かるのかが不思議。
毎週通って見ていたけれど、直径50センチほどの排水管を埋める工事だって南北ともに接続されたのはまだ確認していません。
きっと遠くない将来には機能するのでしょう、とりあえずコンクリート舗装は完成。
こうして買い物客も元通りになりました。
道がよくなって、バイクがかなり増えたのは気がかりです。



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バイクが増えたのに、道路を不法占拠する露店(他印)は従来通り。
露店街でここだけが隘路になっていて、露店の管理員が無視しているのが不思議でした。
はみ出し露店のアイテムは衣料、ここで客足が止まりそうになるのが狙いかも知れないですね。
店舗料金は二倍払っているなど、考えたりしました。
ベトナムならあり得る事ですからね。



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まだ朝の8時45分なのに、なんだか午後3時ぐらいの雰囲気が漂っている露店街。
それにここは自動車通行禁止のはず、どうして2台も車が入ってくるのでしょうか。
両側にあったはずの露店はどこに消えたのでしょう、買い物客もほとんど姿が見えなくなりました。



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ラッセル車が通れば、路面の雪はほとんどなくなります。
この場合のラッセル車は公安(警察)の軽四輪。
買い物客にしても迷惑だし、露天商で賄いを立てている人たちにとっては死活問題なんですけどね。



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大声では言えません、ここは社会主義国家です。
でも、この男女お二人の遠慮がちな罵声は、しっかり私の耳には届きました。
ベトナムの露店は早くて朝5時前から開店、そして今が一番の稼ぎ時に当たります。
まあ、それを狙って公安も来るわけですけど、もうこの日は商売になりません。

天秤棒ひとつ担いでの商売なら住所不定ですから30分もすればまた戻ってくることもあり。
この通りでの商売人は二つの形態があって、商店が路上に拡張して営業する場合と、商権を売って家の前を貸す場合と。
どちらにしても買い物客がいなくなれば、お手上げですからね。



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先頭の軽四輪はどんどんラッセルを進めて行きます。
私の左に停車しているのは、テレビ局かも知れません。
助手席で大きなカメラを担いだ人がいます、こんな光景を放送するんでしょうか。
私は朝のニュース以外、ほとんどテレビを見ないので分かりません。
私に言わせれば『悪趣味』でしかありません。



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軽四輪の前に行くと、喧噪の真っ最中でした。
うっかり口論でもすれば相手は書類もなく商品などを没収、ここは面従腹背が庶民が用いる唯一の手段。
明日は何事もなかったような露店街が見られる事でしょう。



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歯の治療が終わってからの露店街、もう露店街とは言えませんね。
セオム(バイクタクシー)のLiemに電話したら、もう5分で戻るとの事でした。

いつもは大周りをして堤防に出て家まで戻るのに、この日は露店街を通りました。
この時に、思いました。
「ははん、こいつやりよるな」



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はい、進入禁止の道路を逆走して川沿いの道に出るのです。
Liemだって買い物客は少なくなれば収入は減るはず、朝の稼ぎ時にこのような邪魔者が入れば商売は上がったりでしょう。
ささやかな反抗だったのかも知れません。



おまけ。
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露店街北の入り口では、クーナン売りのおばあさんがいつも通りに商売していました。
「買えってば!」
「いらないよ」
10年以上続いているフレーズです。

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