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ファミリーがござに座って食べていても、この子一人がいないと私はすぐに分かります。 南国のフルーツはくどいほど甘い、この時最盛期だったチョムチョム(ランブータン)も例外ではありません。 付近を探すと、チビは一人石投げをしています。 「食べないのかい?」 そう聞くと、もうお腹が一杯だと言います。 ああ、去年に学校から『肥満児』の烙印を押されて、お父さんが食事制限を始めたんだった。 小さな頃は『健康優良児』としてホーチミン市から表彰された事もあったのに、テレビ局から撮影に参加してくれないかとの話もあったほどなのに。 どこでどう変わってしまったんでしょうね。 横目で見るチビ、お父さんからアイスクリームは1日1個だけと決められているそうです。 そう言っても首を横に振るだけ、お父さんとの約束は固く守る子なのです。 「アントゥ、ガマンスルノ…」 手を引いて、子供用の貸シクロに乗せてやることにしたけど、他の子供たちもやって来て何のご褒美にもならなかったのでした。 もう6年も昔の事になりましたかね。 今年は何とダイエット、それもスイカダイエットに挑戦するのだそうです。 こうして野菜売りのおじさんが、毎朝1個のスイカを届けてくれるようになりました。 話を聞いて意気に感じたおじさんは「毎日仕入れた中で、一番おいしそうなものを持ってくる」とまで宣言して協力を約束、夏休みの初日から休むことなくスイカが配達されることになりました。 「ガンバルゾー」 これぐらいのスイカを、毎日食べられるんですかね。 リンゴダイエットやバナナダイエットは日本で聞いた事はあるけど。 ま、スイカは90%以上が水分だと聞いていますから、ダイエットには間違いはないでしょうが、ベトナムにこのような方法があるとは知りませんでした。 毎日持って来てくれるスイカは25000ドン(¥125)で契約、食事代としてはこんなものでしょうか。 『赤いきつね』なら74000ドン、鮭茶漬もほぼ同じでも4パック入っていますから1食分としてはちょっと安いかな。 皮は、こんなに薄いんですよ。 ネズミの仕業です。 これはチビに怒られるぞと思っていました、もしかしたら拒否宣言の可能性もあります。 「ココ、マダ(ネズミの食べた跡が)アルー」 そんな神経質だったかな、きっとチビも飽きが来ているんだと思いました。 最初の1週間は30分程度で完食していたのに、今では1時間以上かかるようになりましたからね。 「そうか、そんなにネズミが食べたんだな。悪いネズミだ」 にこっと微笑み返しの意味、じゅうぶんに分かります。 5月20日の夏休み開始から旅行で3日間中断しただけ、もうすぐ長い夏休みも終わり。 言い出したら聞かない所は誰かにそっくり、でもよく頑張り通しました。 今朝体重計に乗っているチビに聞いてみました、6.3キロの体重減だそうです。 よ〜〜く頑張りました。 おまけ。
16kcalが、コラーゲンよりも大事な年齢なのでしょうね。 |
ワンコとアントゥ
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