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初代のファン、まだ天井ファンがあったので寝る時にだけエアコンと共に使っていました。 風速は6段切り替え、もちろん90度の首振りもスリープタイマーもあってリモコン付き。 エアコンに使われているシロッコファンを使っているので、音も静かでした。 弱点はひとつ。 チビが小さい頃には、こうして手伝ってくれました。 小学校に通い始めてからは協力なし、ベトナムの学校は詰め込み教育ですから仕方ありません。 スイング(首振り)しなくなったのはその頃、したがって6年近く働いてくれたことになりますでしょうか。 私が買ったものではなく、義弟が買って来てくれたものですからどこに持って行けば修理してくれるのかが分かりません。 今はファンの機構とスイングの機構とは別、分解してみると小さなモーターが逆回転する時に停止してしまう事が分かりました。 「モーター、どこで買えばいい?」 「新しいファンを買うしかないよ」 義弟は無責任に答えました。 出掛けた家電量販店には、新しいタイプの扇風機がいっぱいなのに日本のメーカーはなし。 これはタンクの水を噴霧して、ファンの風邪と同時に気化熱で温度も下げるタイプ。 この時の為替は1円=180ドンでしたから、13000円少々ですか。 でもわが家にはエアコンもあるし、機構が複雑になれば故障も多いと、これは断念。 そう勧められて買ったけど、取扱説明書にはどこの国で作られたものかは書かれていませんでした。 価格は日本円にしたら8000円を少し切る程度、何軒も量販店を回るのは嫌ですからこれに決めたのです。 かくして14か月目、首振りのある所に来るとカチカチと音が出始めました。 ヤバイなと思っていたらやっぱりカクン、その位置で止まってしまったのです 購入した店に持って行くと、予想通りの答え。 「モーターはシンガポールから取り寄せないといけません、修理の総費用は5000円ほどかかります」 扇風機本体が8000円で修理代が5000円、まるでプリンターみたいな商売ですな。 もういいや、義弟に日本のメーカーの扇風機を買いに行ってもらおう。 ところが日本メーカーのエアコンはどこにでもあるのに、扇風機はどこの店にもないと言います。 もうどこのメーカーも利の薄い商品はやんぺこちゃんなんですね、高価なパソコンだって日本国内で作っているのはごく一部ですから。 オフィスのメンバーに声を掛けました。 「日本のメーカーだったらどこでもいい、リモコン付きのスタンドファンを見つけてくれたら50万ドン(¥2500)の報奨金を出す!」 もう、やけくそ…。 悲しい事には東南アジアで作られたものではなく某大陸製、それでも仕方ありませんから購入。 熱帯のサイゴンではエアコンだけでなく、任意の風力で冷気をかき回してくれないと堪りません。 1週間もかかって見つけてくれたことに感謝、日本のメーカーだから少なくとも10年以上は使えるでしょう。 微風モードはちょうど取り払った天井ファンの風みたい、これは寝る時には心地いいのです。 エアコンのタイマーを30分に短縮しても、じゅうぶん熟睡できるので節電にもなるでしょう。 ただ、電池は単3や単4ではないのが残念、ボタン電池はベトナムではとても高いのに。 こうして魔の14か月目、やっぱりある位置で首振りが止まるようになったのです。 家内がこの会社に勤めていた人を知っているというので、私が出社している間に修理してもらう事になりました。 帰ってみると、ちゃんと首振りが復活。 「7万ドン(¥350)で修理してくれた」 そう聞いて不安が再び、それが的中して1日も経たない間に元の状態に戻ってしまいました。 取説にあったサービスセンターに電話しても「この電話は使われておりません」だし、本社のホームページから検索しても同じ住所と電話番号。 買った店に行くと量販店に押されて店じまい、どうにもなりません。 もう日本のメーカーも、ベトナムでは信頼できないんですね。 そう考えてネットショップの『SENDO』を開いたら、あるわあるわ。 まったく先代のファンと同じスペック、でも信頼できるのかなとの不安はもちろんありました。 価格は68万ドン(¥3400)ですから、1年で壊れても腹は立たない。 ただ、送料の12万ドン(¥600)は高過ぎはしませんか、と思いながら発注したら2日後に到着。 SENDOでは50万ドン以上は送料無料のサイトが多いのに、荷物が大きいから仕方ないでしょう。 ただ3段切り替えの風量が…どれも強過ぎて、『1』でも『3』でもほとんど変わらないのが重欠点。 そして、購入してから魔の14か月が過ぎました。
首振りも滑らかに動いています。 お〜〜い日本のメーカー、ベトナム製をなめたらいかんぜよ。 ただ、微風モードが欲しい。 |
日々平安
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