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デモはデモでも

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6月8日、在ホーチミン日本国総領事館からこんな危険情報が出されていました。

『デモ発生に関する注意喚起

在ホーチミン日本国総領事館管轄地域にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
 今般、FACEBOOK等のSNSにおいてデモの参加を呼びかける投稿が散見されております。現時点で判明している投稿内容概要は以下の通りです。
1 日時
  6月10日(日)午前8時〜
2 場所
(1)ホーチミン市 
  ・サイゴン大教会(聖母マリア教会)周辺
  ・グエンフエ通りの歩行者天国
  ・ホアン・ヴァン・トゥ公園周辺(タンソンニャット空港付近)
(2)ニャチャン
  ・大劇場広場
  ・チャンフー通り
3 デモの目的
  ベトナム政府が検討中のフーコック島、ニャチャン等の経済特区指定における外国への長期貸借に対する抗議
 現時点において実際にデモが開催されるかどうかは不明ですが、在留邦人や邦人旅行者の方々におかれましては,報道などにより,細かく情報を収集しつつ,デモの情報に接した場合やデモに遭遇した場合は,デモ発生地域へ近づかない,その場から立ち去るなどデモに近づくことは避けて,身の安全を確保して下さい。
 
 また,ベトナム国内の日系企業関係者におかれましては,管轄警察当局の連絡先を確認する,及び警備体制を強化する等、不測の事態に備えて下さい。また,頻繁にデモ関連情報を収集しつつ,上記同様に身の安全を確保して下さい。
 総領事館もデモの発生につきまして情報収集に努めて参りますので,デモに関する情報がございましたら,下記までご一報下さい。  
 在ホーチミン日本国総領事館』(写真はベトジョーさんから)

その10日の写真は、奥の正面にホーチミン市庁舎が見える事から、グエンフエ通りでしょう。
カメラの角度が悪いので、どの辺りまでデモが続いているかが確認できませんね。

日曜日ですからちょっと書店で歴史本を漁ってから、Liemのバイクタクシーでサイゴン大教会の周辺を流してくれと言ったら大目玉。
「7時半ぐらいに通ったけど、もう人でいっぱいだったから。それに…」
「それに?」
「お前はどうしてもベトナム人には見えない、もし中国人に間違えられたら俺が何を言っても止められない」
遠巻きからでも写真を撮ってみようかと思ったけど、信頼できる友人からの忠告には従わねば。
南シナ海での中国の石油掘削やベトナムと中国の艦船衝突で起きた2014年の反中国デモは、ホーチミン市においては公安(警察)がきちんとブロックしていたのに。



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ベトナムでは本来デモは一切禁止、SNSも監視しているはずですから当局も国会の動きに警戒感を持っているのですかね。
地元のニュースは少々遅いベトジョーさんでも、翌々日の12日にはソースを明らかにせず伝えていました。

『特別行政経済区法(経済特区法)案に含まれていた「土地リース期間を最長99年間とする」との条項に対する抗議として、ホーチミン市や南中部沿岸地方ダナン市、同カインホア省、同ビントゥアン省など全国各地で10日にデモ行進が行われた。

 同条項が「国の領有権を侵害し、他国(中国)へ領土を譲渡することと同然」とされデモに発展したが、政府は既に同条項の削除を発表している。

 ホーチミン市では、数千人のデモ隊が午前からプラカードや横断幕を持って市中心部のグエンフエ通り、レズアン通り、ドゥックバー(聖母マリア)教会、4月30日公園などを行進して抗議を訴えた。

 タンビン区にあるタンソンニャット国際空港付近では、別のデモ隊が早朝からホアンバントゥ公園、ランチャーカーロータリー、グエンバンチョイ通り、ホアンバントゥ通り、ファンディンゾット通り、チュオンソン通りに集合しデモを行ったため、一帯が激しい交通渋滞となった。警察や特殊警察などが出動して秩序維持にあたり、13時ごろにようやく落ち着きを取り戻した。

 ビントゥアン省では、デモ隊が国道1号線で交通を阻害した。また、同日夜に同省人民委員会庁舎、同省国境警備司令部庁舎で暴動を起こし、複数人がレンガや火炎瓶で公用車や公的施設を破壊した。警察は催涙ガスや放水で鎮圧を試みたが効果が出ず、11日未明になってようやく落ち着きを取り戻した。

 警察はこの暴動で102人の身柄を拘束したほか、違法デモ行進扇動容疑で複数人を逮捕している。デモ行進や暴動は反政府組織が扇動したものと見て、引き続き捜査を進めている。

 これに関連して、グエン・スアン・フック首相は、「国民の意見を尊重し、土地リース期間を調整する」と発表した。』

この写真もベトジョーさんから、ここは見覚えのない通りです
『KHONG』とは『ダメ』の意味、『CHO』は『あげる・差し上げる』、『TRUNG』は『中:すなわち中国』の略、ここまででもうご理解いただけると思います。
前回の反中デモもそうでした、いずれも特徴的な事はほとんど手書きのプラカードで、印刷したものでも複数枚が見当たりませんね。
もちろん団体の幟などはどこにもありません、自発的な証しだろうと思われます。



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13日に報道したのは、外電を引用した『大紀元ニュース(エポックタイムス)』(写真も)からでした。

『大紀元 2018年06月13日 19時00分
ベトナム各地では10日、特別経済区建設などをめぐって、中国マネーの流入に反対する市民が大規模な抗議デモを行った。英紙フィナンシャルタイムズなど複数のメディアが11日伝えた。

ベトナムのソーシャルメディアに投稿された書き込みや写真によると、同国首都ハノイと南部都市のホーチミン市など各地で、デモ参加者が横断幕を掲げ、「中国は出ていけ」「中国は要らない」などとスローガンを叫びながら、進行した。

同国政府は、北部や中部と南部のフーコック島で特別経済区の建設を計画しており、外国人投資家に対して99年間の土地租借を認可する。

FT紙によると、現地住民は中国による99年間の土地租借を認めれば、ベトナムの主権が侵害される可能性があるとして反対を示した。ベトナム政府は、住民らの抗議を受けて、特別経済特区設立をめぐる関連法案の立法を延期することにしたという。

ベトナムと中国は、南シナ海の一部の島に関してそれぞれ領有権を主張しているため、ベトナムでは近年、反中感情が高まっている。

2014年5月、同国各地では、中国企業の南シナ海での石油掘削活動に抗議する大規模なデモが発生した。抗議者らはその後、暴徒化し、中国系や台湾系の店舗を破壊し、放火した。一部のメディアによると、抗議デモの影響を受け、約16人の中国人が死亡した。

(翻訳編集・張哲)』

ここにも書かれていますね、2014年の反中国デモ。
『TQ』は『Trung Quoc(中国)』の事、99の数字が見えるのは土地租借期間が99年であることを差します。
外国に貸し出されるとあっても、申請したのは中国だけなのです。

しかし、です。
月曜日の11日だって空港近くのホアン・ヴァン・トゥ公園でデモがあった事を、タクシードライバーから聞いています。
新聞のウェブニュースには小さく出ていたけど、テレビでは全くと言っていいほど伝えられませんでした。
メディアはすべて国営と考えていい国、伝えない自由をしっかり…なんて書いたら次のビザに影響があるかな。



おまけ。
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昨夜のワールドカップでベスト16をかけた日本ーポーランド戦、ファミリーとビールを飲みながら一階でテレビ観戦していました。
ハーフタイムになるとトイレに行くのはビールを飲みながらですから仕方のない事、一階に二つトイレはあるけど私は二階にあがって用を足しました。

代変わりした隣のカフェでもお客さんが舗道まであふれて大画面テレビで楽しんでいます。
下にいてもわが家より日本のチャンスやピンチになると、「ウォー」という声がここから聞こえてくるのは私たちだって盛り上がるじゃないですか。



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長谷部が交代してピッチに入ってからが、盛り上がりの声がブーイングに変わりました。
5分ぐらいは我慢してテレビを見ていたけど、みんな日本を応援していてくれたのに。
「美しくない…」
義弟たちの声にいたたまれなくなって、試合終了までまだ時間があるのに二階へ退散。
カフェのテレビ観戦をしていたお客様たちもきっと同じ思いですかね、盛り上がることなく引き上げる人ばかりでした。
16強に出られるのはうれしいけど、心の底から喜べない私がいます。

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