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ホンモノ探し

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いとしのシャリィちゃんが日本製である証拠を見つけるには、走行中ではまず無理です。
まずスピードメーターが6角形の『宇宙船』タイプでも逆おにぎり型でもなく、ヘッドランプが丸目のシャリィちゃんと焦点を絞りました。

これが今回の旅行で初めて見付けた丸目のシャリィちゃん、『お岩さん』でご紹介したタックドン岩から見下ろした土産物店の前に停まっていました。
ズームいっぱいでこれ。
フロントフェンダーも見慣れた形だから間違いないだろうとは思ったけれど、降りる道はぐるっと回り込まないとありません。

身軽尻軽ではひけを取らなかったのに、この勾配には尻込みをしてしまいました。
泣く子と寄る年波には、勝てません。
諦めました。



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苦手なドリアンでも、好奇心が勝ることがあります。

こちらは横にスプレーされたものばかり。



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一方、この露店は縦に吹き付けられています。
間隔は開いていても隣り合ったお店、我慢して手短に聞いてみることにしました。

どうやら果樹農家地帯の違い、日本流でいうと産地表示なのかもしれません。
丸や三角のマークがないかこのあと注目してみましたが、見つけることはできませんでした。



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露店の左手のおばさん(縦マーク)が逆に質問してきました。
「どこから来た?」
「日本からです」
「じゃあ、これと一緒だね!」

ご自慢のシャリィちゃんですが、おにぎり型のスピードメーターですから最初から疑ってかかっていました。



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「何年前に買ったんですか?」
「もう5年ぐらい前だよ」
ああ、やっぱり違う。
そう思いました。

「中古だけど、親戚から」
ちょっと期待は持てます。



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あるじゃないですか、証拠の型式認定シール。

怪しげなコーションシールはいろんなバージョンで出回っていても、このシールは目に付きにくいからかニセモノらしきものにまだ出合ったことがありません。

「本当だ!」
「じゃあ、サウリン(ドリアン)を買いなさい」
どんな繋がりでか分りませんが、売込みが始まりました。

ここは鼻を摘まんでの返答に限ります。
「勘弁してください!」
マンゴスチンなら、2kgぐらいは買ったと思います。



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これが帰る日や前日なら、感動ものです。
到着二日目でしたから、あとはこんなシャリィちゃんを見かけるたびに近づいての確認作業を続けました。

ホンモノ認定は、残念ながらドリアンおばさんのたった1台だけでした。

HONDAさん、これだけ人気のあるバイクなんですから、販売再開はないんでしょうか。
みすみす名前を使われたバイクが『日本製』とされていて、悔しくはありませんか?



おまけ。
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今回出会ったシャリィちゃんの中で、いちばんみすぼらしかったのがこれでした。
泥除けのフェンダーが、素晴らしいじゃないですか。

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