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サル・トゥリーin王宮

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どうもレンズに汚れがあるらしくて、逆光になると霞のかかったような状態になります。
帰ってからちゃんとクリーニングしましたので、旅行中の写真についてはご容赦のほどを。

プノンペンにあるロイヤルパレスです、中央は『スローン・ホール(Throne Hall)』と呼ばれて、国王の公式行事が執り行われる建物です。
この写真を撮っているそのうしろに、あるんです。



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『沙羅双樹』の花が、あるんです。

去年3月に来た時、欧米の観光客を相手にしたガイドさんが「あなたたちはラッキーです。この花を見られるのはこのシーズンだけです」と言っていたのを思い出します。
『沙羅双樹』を知るにつけ、これはリップサービスだとわかってきました。
今年の旅行は10月、それでもちゃんと花が見られるのです。
行き過ぎたリップサービスには、気をつけましょう。



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実は、この王宮にもっと立派な『沙羅双樹』があることを観光コースだけでは飽き足らない人間なら知っています。

この矢印だけを頼りにしてはいけません。



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出口に近いところから矢印の逆方向に進むと座っておられる仏像があって、その背後と奥に1本ずつ、大きな樹があるのです。

お賽銭を入れれば線香をいただけますから、ここでもいろいろとお願い事をしてから拝見します。
仏様の手に、花が置かれていました。



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最初はおどろおどろしく感じていた花も、今では『マイフラワー』のひとつになってしまいました。



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私がこの花を『沙羅双樹』ではないだろうかと思わせたのが、この樹に下げられた銘板からです。
左上に拡大した『Shorea』って、こじつけかも知れませんが『沙羅』を連想させませんか。

去年の旅行から戻って、いちばん最初に調べ始めたのがこのスペルからでした。
『山勘』は多用しても、『第六感』や『霊感』などには縁のない人間が、ふと名前を連想できたのは今でも不思議です。



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出口に向かうと、ツアーの一行と一緒に『エレファント・パレス』から出てきたガイドの『岡本課長』と鉢合わせになりました。
「そこにサル・トゥリーの花がありますよ」
古いレンガの上に乗せられた花があったのは、売店。

「この苗は、サル・トゥリーですか?」
「葉がよく似ていますから…」
そう言ってから売店の娘さんに確かめてくれました。
「サル・トゥリーのベビーだそうです」
一瞬、もらえませんかと口に出掛かりましたが、堪えました。
どこに植えるかが頭の中で駆け巡ったし、一般家庭ではまず見られない樹だから家内に何を言われるかもしれないと思ったから。

ベトナムでの禁忌もまだよく知らないのに。

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