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アラン・ドロン

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嫌煙家のみなさん、ぜひスルーしてくださいな。

私は行った先々で、その土地だけでしか生産されていないビールを飲みます。
日本の場合はいろんな地ビールを飲むし、海外であれば世界的にはほぼ無名ブランドでもおいしいビールがあるからです。

タバコだって同じ、これはカンボジアでずっと愛用していたものです。
その名も『アラン・ドロン』、お若い方たちはもうご存じないでしょうが、日本でも一世を風靡したフランスの俳優さんと同じでした。

ドロンが初めてテレビCMに出たという触れ込みのスーツ、欲しくてたまらなかったけれど、わが月給と同じぐらい高かった記憶があります。
『太陽がいっぱい』や『地下室のメロディー』は、今も私のDVDライブラリに入っているほど。
『地下室のメロディー』は日本語吹き替え版、声優は『野沢那智』さんです。

この手の商品は胡散臭いという先入観があっても仕方ありません、そんな環境に慣らされてしまっているのですから。



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疑って、すみませんでした。
ちゃんとフランスでブレンドされて、輸出されたもののようです。
でも、この程度ならどうにでもできますからね。

去年でしたか、将軍様の国で作られたという『マイルド○○ンライト』の摘発事件がありました。
味も専門家でしかわからないという出来栄えだったそうです。



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3000リエルでしたから、58円程度でしょうか。
去年は『ARA』という銘柄で火傷しそうになったことがあったので、今回は『アラン・ドロン』に決定。
ちゃんとカンボジア政府の証紙も貼ってあるし、ドロンのサインががなんともおしゃれじゃないですか。

アラン・ドロンはタバコの似合う俳優としても常に上位にランクされていました。
同じ常連が好対照のオトコ臭さと渋さが売り物のチャールズ・ブロンソンです。
この二人が共演した映画が『さらば友よ』という、これも古い映画。
最後のシーンで警察に連行されるブロンソンが咥えたタバコに、野次馬を装ったドロンがマッチをすって火をつけてやります。
マッチの火を二人のオトコが手で囲んで、目は合わせません。
ストーリーは定かには覚えてはいません、このシーンがあまりにも印象的だったからです。

そんなことを思い出しながら、指定された喫煙場所で楽しんでいました。
肩身が狭くなったものです。
ドロンも喜寿、もうタバコは止められたんでしょうか。

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