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ただ上左の奥歯に詰めてあったセメンが取れてしまって、いつ歯医者さんに行こうかと延び延びになっていたのです。 これはベトナムに来る前に知人の歯科医に急遽詰めてもらったもの、仕事を急かしたためか、こちらに来て半年で取れてしまいました。 自転車の空気入れと瞬間接着剤で、自らくっ付けたものが10数年持った事が自慢のひとつでもあります。 それが先週の土曜日に痛み出し、奇数日の日曜日は休診のところを強引な電話をして診察してもらえることになりました。 指定された8時半に行ったらまだシャッターが半開き、診療所前でコーヒーを楽しんでいる方たちからも今日は休みだと言われたんですけどね。 ちゃんと予約はとれているんです。 手前のピンクの服は息子さんの奥様、きれいな人で話もしたいけど歯が痛いので諦めます。 男先生はまだ来ておらず、若奥さんが私の来たことを電話で伝えていました。 「先生は10分ぐらいしたら来ます」 ベトナムの10分は20分ぐらいと覚悟、こちらで一般的な鎮痛剤のパナドールは飲んだけどずっと鈍痛は続いています。 歯の様子を見てからすぐにレントゲン、奥歯にフィルムを入れて人差し指で押さえて。 「写真、撮るんでしょ?」 助手さんに言われれば、痛くても撮りますよ。 「あ、もう歯が2つに割れていますよ。かぶせたものが取れてから、どうして早く来なかったんですか」 これでも結構早く来たつもりなんですけど…そう言おうとしても口に丸い鏡を入れられたままでは。 「二つに割れてしまっているから、抜くのには時間がかかりますよ。またインプラントにしますか?」 ここでようやく鏡を抜いてくれたので、答える事が出来ました。 「前歯の場合は見栄もあるけど発音が出来ませんから、インプラントも致し方ないと思ったんです。奥歯だと発音は関係ないし誰にも見られる事もないですからね。もうこの歳だから、1000ドル以上の出費は…」 「鎮痛剤を飲んだら、痛みは軽くなりますか?」 「ずいぶん楽にはなります」 「じゃあ放っておきましょうか、自然に抜ける方が痛みは少ないですよ」 ずいぶん商売っ気のない歯医者さんです、日本なら必ず抜歯を勧められるのに。 抜歯だと出血する上に1週間は歯茎に痛みが続く、自然に抜けると1日で済むらしい。 この後は約30分かけての歯石取り、これも日本ならきっと4回に分けての仕事でしょうね。 あとはフッ素塗布、これで今年はきっと最後の歯科医院…だといいけど。 「私が若い頃はスリー・スリー・スリー運動がありました、今は80・20運動ですかね」 スリー・スリー・スリー運動は1日3回、食後3分以内に、3分間歯を磨く事、80・20運動とは80歳になっても自分の歯が20本確保できるようにとの事と説明しました。 男先生が「それ、いいね」と興味を持たれたのはスリー・スリー・スリー運動、ベトナムの平均寿命は2020年に75歳ですから80・20運動は見向きもされません。 ホーチミン市の歯科医師会で中堅を担っている女先生に伝えて、提唱してもらうとの事でした。 こんな『パクリ』は大歓迎。 請求書には15万ドン、これってずっと以前から他の医院でしてもらってきた歯石取りと同じ価格です。 「レントゲン代が入っていませんよ?」 「メンフィー(無料)です」 やっぱり商売っ気がない。 おまけ。
メントール入りのMelia3カートンが18万ドン(¥900)ですからねぇ、これが私の1ヶ月分。 前の会社で技術開発部に在籍していた頃は1日3箱、ずいぶん少なくなったけど…。 |
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2018年09月01日
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