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2003年版『地球の歩き方』から引用しましょう。 『ミトーから船で約20分。フーン(Phung)島に遊園地のような奇妙な造形物が見えてくる。椰子の実だけを食べて生活していた椰子教団の寺(?)だ。教祖ダオズア(本名グエン・タン・ナム)は1909年、フックタン(現ベンチェー省)で生まれ、1928〜35年までフランスに留。その後帰国し、仏教とキリスト教、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教を融合した宗教を確立、ここに小さな教団の生活共同体作った。ダオズアは、当時の南ベトナム政府によって何度も投獄されながら活動を続けたが、1990年に死亡し、教団は解散させられた。 9つの塔は9本の支流があるメコン川を表している。また後部に建てられている2つは橋で結ばれているが、その下にはハノイとサイゴン(現ホーチミン市)の文字があり、南北ベトナムの統一を象徴している』 文中の『カオダイ教』『ホアハオ教』はいずれも坑フランス戦争時に興隆した新興宗教、今でも数100万と自称する信者がいます。 また教祖名ダオズアの『ズア』は椰子の実の北部語読み、南部では『ユア』と発音します。 私たちは正面の食堂で昼ごはん、食事を含めた約1時間半の休憩で食べたあとは自由行動。 早く食べて目的地に行かなければ。 ただ今回は搗き立てのお餅を、大量のヤシ油で大きく膨らませる『ジャイアントボール』はありませんでした。 生春巻きかと思ったら揚春巻、ヤシ油で揚げると香ばしくてきつね色になります。 これはどんな油を使っているんでしょうか、もしかしたらサラダ油かな。 このレストランでは頭を外してありました、これは珍しいんですよ。 白身で淡泊な味の川魚で、お隣のカンボジアでは見かけませんから気水魚でしょうか。 こんなに小さなバナナに巨大な蕾、その上に数段黄色が見えるのが花です。 花が萎れるとバナナの実に、ただしこれは食用ではなくお酢の原料になる種類だそうです。 鶏肉の餌が小さくなった上に、約6割アップの5千ドン(¥25)に値上げされていました。 ベトナム人にはあまり人気のない場所、楽しんでいるのはほとんどが白人の観光客なのも不思議ですね。 深さが約3メートルの、本来は養殖池で見て楽しむだけだったんです。 それがいつの間にかワニ釣りで、当時はベトナム人も多かったのに飽きられたのでしょうか。 こちらなら動きが見えるから、ただ食いされずに長く遊べそうですからね。 職員さんに鶏肉を付けてもらって5千ドン(¥25)払おうとしたら、細かいお金がない。 黙って5万ドン札を渡しておつりを待っていたら、バケツにあと9回分の餌を入れて持って来ました。 まあ、いいか。 いっぱい餌を持って来てくれた職員さんが、竿の先に付けた餌をブラブラと見せるように指示してくれました。 ワニは水中からでも見えるそうです、こんなに濁っているのに。 竿は1本に餌は一つ、さてそんな作戦で遊びましょうか。 まず戻ってきたワニの背中に餌を乗せてみました、この位置ではワンコだって無理でしょう。 ワニはじっとしたまま、あのゴツゴツした皮革ですから気付かないかな。 池の中から仲間がやって来ました、こいつに取られるかも知れない。 そう思って竿を持ち上げた瞬間にパクッ、体をひねって食べられてしまいました。 写真にも撮れない鮮やかな早業、職員さんは笑いながら次の餌を準備。 何度もワニはこうした施設では見た事があるのに、ワニに舌があるのかどうかを知らずにいました。 ワニ肉の料理に関しては、プロ野球の外国人選手が大好きで…という話はずいぶん昔に聞いた事があります。 今度はきっとワニの舌を撮ってやろう、それには餌を前にぶら下げるのが一番。 そう思っていろんな工夫をしてみたけど、奴らが口を開けるのはほんの一瞬なのです。 5万ドン分、バケツに入った餌は全部取られても、体を動かす予兆など全く分かりませんからね。 かくして今回も目的は達成ならず、職員さんの笑顔だけが印象に残りました。
蛇足です、その職員さんに聞いたんですけど、ワニの舌っておいしいそうですよ。 |
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2018年10月14日
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