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熱源なければ…

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懐かしい香りに誘われてやって来たのはこの店、香りの正体はトンカツソースみたいでした。
こちらに来た時に持って来た21穴の電気たこ焼器は3年ほどで熱源のニクロム線が断線、220ボルトを110ボルトに落とす器具を使っていたのに、やっぱり10%も高い電圧だと無理があったのでしょうか。
以降は日本料理店も増えてきたことだし、新たに日本から送ってもらう事もなかったのです。

日本料理店のたこ焼と言っても、目の前で焼いていたのは今は閉店してしまった屋台村だけ。
他は冷凍物をチンするだけですからね、その冷凍物も作っているのはベトナムですべて輸出品なのです。
こうして目の前で焼いてくれるだけで、うれしくなりますね。

中にいるのはベトナム人のおねいさんと、日本人らしい男性の二人だけ。
「どれくらい時間がかかるんですか?」
日本語で問うと、男性からやっぱり日本語で準備が遅れているから15分ぐらいかかるとの答え。

普通のたこ焼はオタフクソース、もう一種類は中身が海老で味噌胡麻ポン酢でいただくらしい。
関西人ですから出汁につけて食べる『明石焼き』は何度も食べた事があるけど、ポン酢は初めてです。
二つお願いしました。



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こちらはシーフード焼きそば、11月1日から22日までの期間限定だそうです。
いまだに『限定品』とされれば弱いなあ、これも二つお願い。
たこ焼は6個入りとどちらも6万ドン(¥300)ですから、目の前で料理してくれたわが駅前の店と変わらないかな。



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おねいさんは焼きそばの具を準備、男性はタコ焼きを。
やっぱりイントネーションが関東風だったので、溶き粉を先に入れるのも関東風なのですかね。
大阪では先にタコなどの具を入れるんですけど、わが家でもそうしてきました。
ひとつ気になる事があって、つい声をかけてしまいました。
「兄ちゃん。タネを入れるんは、鉄板が熱なってからと違うんか」
「そうですよね…」
ちゃんと焼いておいてよと、ここを離れて他の売り場を見て回ろうと思いました。



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もちろん注文時にお金は支払ってあります、たこ焼と焼きそばを含めてレシートは地下二階だけで5枚のお買い上げ。
もう15分は経過したので戻って見たら、関東風イントネーションの男性はタコ焼き台を移動させての格闘中です。
「どうしました?」
「電気が…来てないんです」
電検二種を持っているから見ましょうかと言っても「何とかできます」と答えるだけ。
見込みが付かないからとレシートを持ってキャッシャーに払い戻ししてもらいに行くと、店発行のキャンセル票が必要だとか。
また戻って男性に請求すると、「もうすぐ直りますから」とだけ。
待ってられんわ。



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高島屋はん、やっぱりこの支払いシステムはあかんで。
12万ドン(¥600)、返せ〜〜〜!



おまけ。
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帰り道で見つけた流しの靴磨き屋さん、ずいぶん久しぶりです。
私が来た頃にはまだ特定の場所を根城にした靴磨き屋さんがいたもの、これも15年の時が流れると変わります。
「おじさん、1足いくら?」
「2万5千ドン(¥125)。あんたのサンダルなら2万ドン(¥100)にしておくよ」



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話しながらカメラを構えたら笑ってくれたのに、なかなかスタンバイのマークが現れません。
おじさんは仕事を再開、これで何度目だろうこの現象。
ソニーのサービスセンターもずいぶん遠くになったし、5年以上も使うと買い替え時かな。
でも、高島屋では絶対買わんぞ→たった600円でこうなるんだわ。

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