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月曜日の午前9時過ぎがわが休日であるとともに散髪タイム、今日はどうしたんでしょうね。 店の番地プレートの下に、店名が書かれています。 小さな『HOT TOC』は理髪店の事、大きく『DUNG』が店名というか、ご主人の名前なのでしょう。 10分ほど待ってみました、ベトナムでは開店時間だってゴムのように伸び縮みします。 骨董屋のご主人からは「今日は(散髪屋の開店)昼からだよ」なんて情報を貰えるのに、ここまでシャッターが閉まっていてはどうにもなりません。 店の前に置かれたベンチで携帯電話と遊んでいるおじさんに聞いたら、何と今日はお休みだそうです。 今日の午後にはフォトスタジオでパスポート用の証明写真を予約済み、近くに散髪屋さんがないか聞いてみました。 ここはチビの通っていた保育園のある通り、散髪屋があった記憶はないんだけど。 保育園を通り過ぎてちょっと不安に、ここで誰かにもう一度聞いてみないといけませんね。 「この奥を右に曲がって500メートルぐらいで、散髪屋はあるよ。でも…」 「でも?」 「そこは午後2時からしか開けてないよ」 困りましたね、午前中にどうしても散髪はしておきたいのに。 「近くに他の散髪屋はありませんか?」 「……グエン・バン・チョイ市場の東にあったと思う、たぶん」 急に弱気な発言が気になっても、教えてもらった以上は行かなきゃ。 これの東側って言ったら、確か露店街なんだけど。 まったく記憶にはないけれど、行ってから考えよう。 やっぱり誰かに聞くべきでしょう、お客さんのいない店で女性に訊ねました。 「この辺りに、散髪屋さんはありますか?」 女性は黙って後ろを指さします、客でないから扱いが悪くっても仕方ありません。 サンキューとだけ言って、露店街の裏に回りました。 どう見ても散髪屋さんには見えません、もっとも私が贔屓の散髪屋さんだってシャッターを閉めれば普通の民家ですけど。 とにかく入ってみましょう。 美容室じゃないですか、男も散髪してくれるかと聞いたら大丈夫でした。 中年ご夫婦でしているお店のようで、まずはシャンプーをしろと命令口調です。 Hちゃんの美容室でも私以外の男性は断っていましたから、訊ねてみるのはベトナムでは当然 右には練習用のモックですかね、あまり気味のいいものではありませんけど。 「前のカットはいつ頃?」 「1か月に一度散髪します」 散髪屋さんは初めての客にこれを聞いて、どれぐらいカットすればいいかを決めると聞いた事があります。 カットは5分で終了、際剃りもないし髪の毛を整えるのも櫛を渡されてのセルフサービス。 前の鏡を見ながら櫛を使っても、なかなか思うような髪型には整えられません。 こんな短い髪の毛なのに…写真を撮る前に、長い間使っていない整髪料を使わないといけないかな。 それでもサンキューと言って、10万ドン札を出しました。 夫婦は顔を横に振って、人差し指と中指を突き立てます。 ああ、かなり高い店だな、12万ドンかと思ったらこれも違いました。 「ハイチャムギンドン(20万ドン)」 「え?」 「ハイ・チャム・ギン・ドン(¥1000)!」 Hちゃんの美容室では45分のシャンプーにフェイスパック、それに脾瘤種(ひりゅうしゅ)取りもしてもらって15万ドンだったんです。 日本ならたった千円でとおっしゃる向きもあるでしょうけど、女性のシャンプーとカットに毛染めを含めて25万ドンが相場。 いつもは何かするたびに値段を聞いてから決めるのに、今回は急いでいる事もあったしの大失敗でした。 この整っていない頭を見たら、きっと腕前が分かるだろうと。 情けないなあ、やっぱり行き慣れた散髪屋がいいのは当たり前ですよね。 |
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2018年11月03日
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