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手長エビ

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女傑記念館から2ヶ所寄り道して帰宅、早速始まったのがこれ。
義弟と長兄さんが隣接する運河の支流で始めたのは手長エビ獲り、ここに来た初日にも食べたのに。
いくら私が美味しいと言ったからって、そんなに獲れるんですかね。
「3日もあれば、また来てるよ」
義弟はそう言いますから、見てみましょう。



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本当に来ているんですね、でも収穫は小ぶりな2尾だけでした。
今夜のサヨナラ宴会には男だけでも10人以上は来るはず、これではとても足りません。
生きのいい鶏を潰すのはベトナムのおもてなし、でもそれだけではメインディッシュが不足。
近くにスーパーやコンビニがある環境ではないし、どうするんでしょうね。



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「乗って。荷物持ちだ」
義弟がバイクを持って来て、私に命令口調。
手長エビの不漁ですから、何かを買いに行くのだろうと言う事だけが分かります。
口調は、きっと照れ隠し。



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やっぱり田舎ですね、走っても走っても…走ってる。
突き当たって右に、方角的には国道に向かっているみたいです。
ここまでは散歩で来た記憶があります、ここから先は未知の分野。



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長兄さんの家からもう30分、日本では『買い物難民』なんて言葉が出来ているけどバイクでもこれですからね。
こんな道は好きではありません、どちらに行くのか迷ってしまいそう。
帰りは道なりでいいんですけど、こんなY字路は何か目印を見つけておかないといけません。
何にもない。



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この先突き当りが国道、さすがに道幅が広くなって民家も見えてきました。
何を仕入れるのでしょうか、豚なら長兄さんの家においしそうなのがたくさんいるし、魚ならもっと西の海岸近くに行かないといけないし。
これも楽しみ。



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あはは、手長エビでした。
実はこのお店、長兄さんと同じ村落に住む川漁師さんだそうです。
奥さんが露店を出して、ご主人が川で洗濯ではなしに漁をするとの話。
前もって電話で何尾か押さえていたとか、田舎でももう携帯電話からは逃れられなくなっていますね。
最初に来た時は電波強度を表す棒が1本も立たずに、エリア外の表示だったのに。



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さすが国道、バスも走っています。
行先はサイゴンとかではなく、ローカルですけど。
バイクで帰りの写真は…ありません、両手に荷物を持っていましたから。



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これが私の分、ただし食べ終わり。
でも私には奥の手があります、女性たちの席に座っているチビに近づきます。
今までは子供たちの席だったのに、今年から女性席に変わりました。



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ごく小さいけど、手長エビが残っています。
小さい時からエビアレルギー、カニやかっぱえびせんに似たパック菓子は食べられるのに。
いつもなら物々交換、ここではテーブルに同じものが並んでいますから「これ、ユンボン(私の事)が食べるね」だけで済みます。
きっと帰ったらソース焼きそばを何個か持って行くのは覚悟のうえで、いっただきま〜す。
あ、家内は絶対くれませんからね、彼女も大好物なのです。
こうして、ベンチェー最後の夜は更けてゆきます。



おまけ。
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次兄さんの家で見つけた巨大カタツムリ、ただし食べられないそうです。



おまけ。その二。
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その家内が撮っていた写真、夜11時ごろ。
もう私には記憶がありません、出来上がっているのがよく分かりますな。

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