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サイゴンに帰る途中はメコン川の支流にある中州の島に寄る予定、わがファミリーの事だから『天候不順により直接サイゴンに帰ります』になるかも知れません。 「最近サイゴンの天気もおかしいけど、ベンチェーの雨季もおかしいんじゃないですか?」 朝から雨模様になるのは初めてですから、こう尋ねてみました。 「大丈夫だよ、この空なら1時間もあれば止む」 長兄さんの言葉を信じて三日間のお礼を言ってから、私がまずバイクで出発です。 このかたが20分もかけて何人運べるのか、また多人数乗りでファミリーが来るんでしょうか。 長兄さんはサイゴンへの土産を買いに行ってまだ戻ってこないんです、もう房ごとバナナやブーイ(ザボン)などの名産はたくさんいただいているのに。 次兄さんは二人乗りで会社へ、後に乗って行ったご近所様がもう帰ってくるはずなのにまだみたい。 私一人が荷物とともに、まず車まで行く先鋒ですかね。 そう言い残して戻って言ったご近所様、するとぽつぽつと雨が降って来ました。 コーヒーを注文したらおばさんがこの雨は1時間ぐらい降ると言います、その時に電話が。 家内からでした。 ここは国道沿いでもないけどハンモックカフェみたいなもの、どうにでもして時間は潰せそうです。 雨足が強くなって来たかな、でも写真に撮ろうとしてもよく分かりませんね。 雨が降るまでは葉の緑で覆われていた池、今は雨のしぶきで白色になっています。 雨は真っ直ぐに落ちてくるから風はそんなに強くないし、雷鳴も聞こえてきません。 個人的には強風・大粒の雨・間断のない雷鳴の三点セットが『スコール』と認定しています。 わが基準ではそのうちの1点だけですから、スコールではないと思ってコーヒーを作っているおばさんに聞いてみました。 「これ、ムア・ガウ(Mua ngau=スコールの意味)じゃありませんよね?」 「そう、ムア(Mua=雨)だよ」 「ムア・ガウだと、これができないからね」 意識的に作ったのかどうかは不明、でもトタン屋根の2ヶ所から雨が集中して落ちてきています。 バケツを置いてからすぐに時計を見て時間確認、どれぐらいで一杯になるかと何にこの水を使うのかに興味がありました。 この辺りの人たちは、まだ天水と言って炊事に使う所が多いんです。 最貧圏を脱したといってもベンチェー省農村部に電気が安定して来たのはつい10数年前、初めて私が来た頃は電圧安定器が各家庭にありました。 何せ『椰子の木電柱』の記事でご紹介したように、とにかく『全家庭へ電気を』の号令の下行なわれたやっつけ工事でしたから。 おばさんにそう言われて、ここでコーヒーを。 小さい頃には寝転んで飲食なんてしたら、オヤジの鉄拳が飛んできましたけどね。 おまけ。 日本のアニメはドラえもんだけじゃないよと、長兄さんの家でも好評だった『アリソンとリリア』を見せてあげると…。 どうですかこの顔、言葉は分からないけどストーリーは子供たちにとって想像で分かってしまうんですよね。 雨が小降りになるまで2話まで見た女の子に、「おじさん、今度いつ来るの?」と聞かれて困りました。
次来る時はこの子用に、アニメを一杯入れたSDカードを持って来てあげようかな。 これはチビの日本語学習用にダウンロードしたから、ベトナム語じゃないけど大丈夫だろうね。 |
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2018年08月12日
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