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クレしんシール

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日曜日もチビは朝から学習塾、出掛ける前にシャワーを浴びながら言います。
今日のお昼ご飯はすき家のカツ丼を食べたいなんて…たまのわがままもいいでしょう、どうせ今日は書店に行かないといけません。
すき家は10時開店ですから、11時ごろに入店すればちょうどいい時間になります。

ところが書店に行くと探していた本があまりにも早く見つかったし、出た所でバイクタクシーのLiemと鉢合わせ。
本来ならラッキーだと喜ばないといけないけど、開店早々に行くとカツ丼を作るにも時間がかかるんです。
これなどが日本と違う所、エンジンのかかりが遅いのはベトナムだから仕方ありませんかね。



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長い間取れたままになっていた『Y』の字も入っていますね、ずっと気になって仕方なかったんです。
でもなぜ牛丼が『TOKYO BOWL』なのか、今もって分かりません。



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出来上がりを待つ間、缶ビールは水代わり。
遅いですね、ここで気付いたんです。



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『野原しんのすけ』の絵が何とすべてのテーブルに乗っているではありませんか、それもいつもの半ズボン姿ではなく中国風の服を着て。
カンフーボーイって、いつものコピー物がなぜすき家にあるのかと思ってよく見たら、違ったみたいです。
新作の劇場映画が、ベトナムでも公開されるみたいですね。
その上、シールもサービスとあるじゃないですか、私ももらえるのか聞いてみよう。



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「このシール、もらえるんですか?姪っ子が大ファンなんです」
「シールは、牛丼とラーメンのセットについているんです」
「カツ丼とタコ焼きでは、ダメ?」
「……店長に聞いてみないと分かりません、12時に来ますが」
たかがシールですけど、ガッカリですね。



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私の愛読書はベトナム語版ドラえもん、語学教室では教えてもらえない言い回しなどが豊富にあって勉強になります。
チビにクレヨンしんちゃんを買ったのが小学1年生の時ですから8年前、2万8千ドン(¥140)でした。
裏に双葉社のフォノグラムシールも貼ってあります、海賊版ではありません、念のため。

よく使い込んだ本でしょ、私が買ったのは10巻まででその後は家内やお父さんがねだられて買っておりました。
ベトナムでは確か40巻ぐらいまで発行されていたのではないかな、チビはどれぐらい持っているんでしょうね。



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10時もちょっと過ぎるとお客様が増えてきます、サイゴンでは先行した吉野家と違ってすき家は結構人気があるみたい。
和風ドリンクにも力を入れているし、かなり努力の跡も見えます。
若い従業員たちがきびきびしているのは、他の日本料理店も見習ってほしいものです。



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持ち帰りのパックと一緒に持って来てくれたレシート、それに欲しかったシールまで一緒に。
「店長に電話したら、差し上げなさいと言われました」
あらぁ〜、電話までしてくれたんですね、忙しい中ありがとう、さすが日本流サービスです。

カツ丼Mサイズが5万6千ドン(¥280)でたこ焼6個入りが4万ドン(¥200)です、たこ焼がちょっと高めかな、冷凍物なのに。
缶ビールも2万2千ドン(¥110)、330mlですから日本よりちょっと少なめが世界標準。
〆て32万6千ドン(¥1630)で、ちょっと豪華なわが家4人分の昼ごはんです。



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日曜日は車もバイクも少ない、だからタクシーも少なくて捉まるまで15分もかかりました。
空車を見つけて手をあげると、運転手はダメダメと手を横に振ります。
自社配車アプリでタクシーを押さえられているんです、これも世の流れなんでしょうかね。



おまけ。
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わが家に来て3年目の黄胡蝶(オウゴチョウ)、私の背竹を超えた分は切っていても勢いはものすごいんです。
それと、この木は花期というものがなくて、のべつ幕なしに咲くのも特徴かな。
ネットで調べると、こう書かれていました。
『植物の分類上はマメ科のカエサルピニア属に属します。原産地としては熱帯地方や亜熱帯地方に広く分布されていますが、歴史的には西インド諸島が原産地です。非常に種類も数多くあり、その数は100種類以上といわれています。そのため、種類もさまざまで、中にはつるを持ち、鋭いとげを持っているものもあります』
その鋭い棘を持っている種類がわが家の黄胡蝶、よく怪我をするのが困りものでもお気に入り。

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