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初詣

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ベトナムには除夜の鐘などという風習はありません、お祈り事があればその都度寺務所にお願いしてお坊さん立会いの下に鳴らします。
お寺によっては橦木(しゅもく:鐘を鳴らす木)を外していますから、寺務所に行ってその旨を告げなければならないのです。
私も南部のお寺で勝手に鳴らして、お坊さんにえらく叱られた事がありました。
日本でも勝手に鳴らすと怒られますけどね。

年越しの『緑のたぬき』を食べてから迎え火を焚いて早めに出かけたのに、川向かいのお寺はもうこんなに人が初詣に来ています。
時刻は午前0時10分、ベトナム人は『ゴムの時間』のはずなのに、こんな所だけはきちんと守るのですね。



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お寺の名前は『チュア・ヴィンギェム』漢字にすると『永厳寺』で、日本の某有名ガイドブックには『ベトナム南部では最大の寺』とありますが、これはウソですよ。
他にもいっぱい大きな仏教寺があるのはご紹介してきました、ただしホーチミン市議会の議席を(仏教徒枠として)持っていて、政治力の大きな事だけは確かです。

日本に宗教留学した僧が1964年から8年がかりで建立された寺で、前述の鐘は曹洞宗から贈られたものだそうですから禅寺のはず。
なのにどなたかが禅を組んでおられる姿は、15年通っても拝見したことはございません。
お寺が閉門している間にされているのかな。



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ここで家内とチビにはお別れして単独行動、もうすでに線香の煙で息苦しいのと目が痛いのと。
チビも小さな頃は小児ぜんそく気味で私とずっと一緒だったのに、今は平気になって家内と一緒に本堂にお参りするようになりました。



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花火ではありません、ベトナムでは家庭用花火も1995年以前から禁止されています。
巨大線香で、一本ずつ『家内安全』などの家庭用標語の他に『○○大君』『○○聖母』などの信仰する対象神が書かれているのが特徴。
これは本堂前の鼎に立てられた線香の火をいただいて、家まで持って帰りますから帰り際に買うものです。



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フラッシュを焚いたら煙で真っ白、焚かなかったらこんな様子でよく見えませんね。
通常は男性が右で女性は左から本堂に入りなさいと指示があります、テトになったらこれはもちろんこれは無視。
この前左にいくつかの鼎があって、時に火柱が上がるほど線香が差し込まれています。
これだけ参拝客があれば鼎に線香を立てる場所がなくなります、お寺ではどうしているかは書かない方がよさそう。



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私はこのお寺を建立された僧の塔頭にお参り、ここだと線香の煙も少なくて深呼吸してからお願い事も出来るからです。
お墓はこの奥、お寺の喧騒からは別世界みたいでしょ。



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家内からワンギリコール、どうやらお参りも終わったようです。
線香の煙で目と喉が痛くなってくるし、家内に頼まれて買った『無病息災』の巨大線香も早くチビに渡したいほど。
私の風邪は鼻から、そう、くしゃみまで出てくる始末、もう早く帰ろうよ。



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なるべく風上を歩きたい心境、この日は東からの風でしたから群れの端を歩くと永厳寺名物七重の塔にもイルミネーションも見えました。
まだ白熱電球ですから温かみが感じられます、いつの日かこれもLED照明に変わってしまうのでしょう。
その行列が…なかなか動かない。



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その原因、山門を出た所から撮りました。
行きは10分帰りは30分いじょうはかかりそう、金魚すくいもないしタイ焼だってリンゴ飴だって売っていないのにこのありさまです。
オラッ公安、と探してみてもベージュの制服姿は見つからず、頼りにならんなぁ…。

スマホを見ると気温はこの時間(深夜1時前)でも24度、日本人にはごく過ごしやすいはずなんだけど。
何だか背中がゾクゾクするし、鼻水も出始めた。
早く帰りたい、橋の上からわが家は見えているのに一向に進まない、困ったな。

家に到着したらまだ男どもは酒宴、忘年会から新年会に切り替わっております。
誘われても風邪の症状が出かかっているので、『寝る』は五段活用ではなく下一段活用だったなんて思い出しながら。

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