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シャネルショップ

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あれだけ行きたくないと言っていたショッピングモールに、またやって来ました。
こちらではデパートなんて言いません、あくまでも『サイゴンセンタービルにあるタカシマヤ』ですからタクシーに乗っても「サイゴンセンターへ」と言わなければ混乱させてしまうだけ。
ただわが家北側のメインストリートからは中心部に一直線、この日も約4キロメートルに25分もかかる渋滞でした。



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写真の入り口から入ると化粧品の匂いがいっぱいなので、今日は西側の入り口から入りました。
するとテト(旧正月)のお飾りが、今年はご存知の通りベトナムでは亥年ではなく豚年ですからね。
チビも持っている豚の貯金箱がずらりと、テーブルのお供えはかなり貧弱です。



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黄色い菊の鉢は一般家庭が玄関口に飾ります、最近は黄色だと何でもいいみたいな雰囲気があって、小ぶりなひまわりも時折見かけるようになりました。
その家庭を再現しているのでしょうか、中に足踏みミシンをかけているアオザイ姿の女性がいました。
「写真、撮らせてもらっていいですか?」
何せ入り口に『写真厳禁』と大きなシールが貼られています、日本人なら確認は必要ですよね。
「いいですよ、中に入ってもらっても」
まずはここで1枚、笑顔で応えてくれました。



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アンティークな時計にダイヤル式の電話、奥にはソニーのラジカセが目に入りました。
ラジカセも昔をしのぶツールのひとつになってしまったんですね、ずいぶんお世話になったけど。



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私が西側の入り口から入ったのは、あらかじめ店内地図を確認していたから。
目的は近付いて来た家内の誕生祝い、家内もケジメの年齢になりますから今回はちょっと清水の舞台から飛び降りる心境で。
10年前はセイコーの腕時計を、今年は同じような価格であろう品物をネットで物色してから決めました。
高級化粧品店に入るのは男性ゆえの緊張感があります、それに全周がガラス張りで男が入っているとすぐに分かってしまう。
表からはどこが入り口なのかが不明、自動ドアなら付近を歩けば開くだろうとウロウロしていたら…開きました。



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「19番の、パルファムはありますか?」
「どうぞ、英語でお話しください」
やっぱり私のベトナム語はまだまだですね、出来れば日本語でお願いしたいけど無理でした。

「香りを試しますか?」
「いえ、JALの機内販売で何度も買いましたから結構です。100mlの瓶は、いくらでしょう」



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サイゴンの街中にはコピー品を商う店が何軒もあるのは知っています、でも封がなかったり箱なしだったり。
「お遣い物ですか?」
もちろん私が使う訳ではありません。
「はい、家内の誕生日プレゼントにします」
「ではラッピングしますね、少々お待ちください」
この小さな紙のバッグもお値打ち、おや、手提げのひもにもシャネルのリボンを掛けてくれましたね。



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支払いの段になって、パスポートを求められました。
ああ、税金の還付ですか。
ベトナムの消費税に当たるのが『VAT』で、贅沢品に当たるパルファム(オードトワレ)は10%。
それより輸入関税の50%を還元して欲しいなあ、で、パスポートは家に置いたまま。
「在留ビザではいけませんか?」
これで墓穴、旅行者ではない事が分かって、消費税還元はチャラになりましたとさ。



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ちゃんとロゴ入りの封筒にレシートが入れられていました、う〜〜ん。
447万ドン(¥22350)か、50万ドン札が7枚ですよ…。
たこ焼なら745人前も買えるのです、そうだ、前回電気が来ないともらっていないたこ焼きを持って帰ろう。
いざ、地下二階へ。

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