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配車バイクとセオム

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繰り返しになるけど使います、カフェエフさんの図案が今のバイクタクシー業界をよく表しているから。
おさらいしておくと、グラブバイク(両社ともタクシーを含みます)は名だたるグローバル企業であるアメリカ・ウーバーから東南アジアでの営業権を買収したシンガポールの会社。
ただしベトナムに納めるべき社会保険料や所得税の継承は、どちらの会社が支払うか裁判で係争中です。

一方のゴーベトは後発の地場産業で、グラブに買収されて不満を持つ元ウーバーのドライバーを取り込むなど急成長しています。
ホーチミン市の中心部での勢力はグラブ7に対してゴーベトが3ぐらいと以前に書きました、それが今は様相が変わりつつあるのです。



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特にゴーベトの多いシーンを狙ったわけではありません、帰り道で取引のあるデザイン会社を撮った折です。
フレームに入っているのはゴーベト優勢、わが家近くの路地から乗降するお客様も今はほぼ同数ぐらいになっているかな。



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やっぱり場所に寄りけりでしょうか、ここ高島屋前でタクシーを待っていると圧倒的にグラブが多いのです。
四輪車についてはどれがグラブかゴーベトの配車アプリで走っているのかが分かりませんから、ここでは取り上げません。
ただね、緑のヘルメット(グラブ)でも赤のヘルメット(ゴーベト)でも、荷物を持って舗道を歩いていたら…。
「乗らないか?」とモグリ営業もしているんです、数は多くないけれど。



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私といえば、相変わらず近所からならLiemのバイクタクシーに乗ります。
ヘルメットの右に『XE OM…』とあるのは、フーニョン区公認のバイクタクシーの事。
家も奥さんも知っているし、何より融通が利くからです。
例えばちょっとした用事で3ヶ所を回りたい時など時間単位で貸し切りするし、買い物をして荷物が多くなってもまだ寄り道したい時など『信頼』が大きくものを言います。

「オレはここで降りるから、この荷物を家にまで運んでおいて」
「4万ドン(¥200)!」
「キミの根城(客待ちしている市場)まで帰る途中だろ、無料にしろとは言わないけど1万ドンでいいだろ」
たいてい2万ドン(¥100)でケリ、ごく低価格の争いでも商売に長けたベトナム人と口達者な関西人との争いを楽しめるのです。



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いくら便利なアプリが発達して来たても、Liemのような昔ながらのバイクタクシーもまだまだ健在なのです。

これもLiemに聞いた話、新聞にテト(旧正月)休みの10日間に公務員の3ヶ月分を稼いだ学生のグラブバイクがいたと載っていた話から。
「キミはテトも商売してるのか?」
「オレには子供も嫁さんもいる。テトは親戚にも行くし、友だちも(家に)来るから休みだ」
ウーバーがバイクタクシーを始めた頃から、この配車アプリを毛嫌いしていたLiemです。

実は私もこのシステムは好きになれないので同感、初めの内は『バイクシェア』などときれいごとを言っていても実態は違いますからね。
政府にとってはアンダーグラウンド化して収入を把握できない町のバイクタクシーより、所得税や社会保険料を代行支払いしてくれる会社があれば言う事なしなのでしょうが。



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グラブのアプリで1分以内に到着できるバイクを探すと、なんと10台が客待ち状態。
タクシーなら電話で呼び出しても到着まで10分はかかりますから、これは便利だと分かっているですけどね。
飲酒なら後部座席から匂いで分かるけれど、問題になっている○○常習者は分かりません。
それに運転が、信頼できるレベルにはないのをよく見かけるし…。



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これならグラブだって大丈夫、という事で現在利用しているのはフードデリバリーだけ。
すき家だって上海鶏飯だって商品に2万ドン(¥100)プラスするだけですからね、持ち帰りよりずっと手間が省けます。
こうしたシステムが出来てあおりを食っているのがタクシー業界、すき家でお土産を買ってからタクシーを捉まえるまで30分も待ったこともあります。
それに…親しくなったすき家のおねいさんがたに会えないのは、ちょっと寂しいけど。

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