日々平安

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はははのフィナーレ

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3週間前歯のない生活が、今日終わります。
終わる予定なんです、何とかテト前には終わらせて欲しいとお願いしていました。
たくさんに知り合いが来るのに、マスクしてお会いするのは失礼。
何より、飲んだり食べたりするのにマスクしたままでは話になりません。

歯茎にネジの付いたナットを入れてから3週間目、女先生から電話がかかってきて1日早い午前10時半の歯科医院い木でした。



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今日はインプラントを入れるだけだから、血圧降下剤は飲まずに来ました。
今は150が3日続くと飲み始める事に勝手に決めているのは、これが石原裕次郎さんの死因にも挙げられているから。
通常は130台に収まっているので、通常値より少々高めでも体は好調を維持しています。
でも、ここに横になると、やっぱりドキドキしてきますよね。


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左の箱が紫外線消毒装置、右の箱に血圧計がしまわれています。
え?なんで?
助手さんが血圧計を取り出して、私に近づいてくる。

「150を超えていますから、この錠剤を飲んでください」



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今回は診療台に横になった私の右腕を取って、椅子に座ったこのかたの膝の上に乗せるんです。
奥の診療台にはひじ掛けがない、こうする以外にないんでしょうかね。
妙齢の娘さんでもある助手さんにこんな測定をされると、血圧は上がるでしょう。



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30分後の測定で合格、その理由は次の写真で分かります。
もうここでは写真を撮りまくってきたからでしょう、助手さんが今日入れるインプラントを持ってきました。
「写真、撮ります?」
そうですよね、入れてしまってからでは撮りにくいですからね、ありがとうございます、と。



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助手さんの好意でしょうか、エアコンが私を直撃しています。
あまり冷たい風を感じるのは好きじゃないけど、これで血圧が下がるのなら仕方ありません。
測定方法を変えていただいたら、きっと平常値に戻ると思うんですが。



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男先生は出口に近い診療台で治療中、仕方ありませんね、血圧が下がるまでの時間がもったいない。
私は助手さんたちとバカ話、なぜかよくご存じな日本のアニメが話題。
これに関連してはほとんど知らないのに…ドラえもんとクレヨンしんちゃんなら全完読はしていますが。
ほとんど聞き役、日本文化が若い人たちに愛されるのはいい事です。



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ゴム手袋が消毒室から準備されて、私の顔には口の部分だけが開いた手術用シートがかぶされます。
新しい歯を入れるだけなのに血圧を測ったりと、いかにも大仰なのはなぜかな。
日本では血圧なんて全く関係なかったし、出血しそうな時でもこんなシートはしなかったように思います。
国が変われば法律も変わる、手術やそれに至るまでのセオリーだって違うのでしょう。
出血を覚悟しなければならない手術であれば、例え歯科医でも血圧を測定しておくのは決して無駄ではないような気がします。

知人が言っておりました、歯科医は力仕事の重労働だと。
分かりますね、男先生が腹に力を入れるような息遣いで、新しい歯をセッティングしています。
インプラントの仕組みはよく分からないけれど、ねじ込むだけではなさそうなんだ。
10分ほどでシートが取られ、口を漱ぐように指示が出ました。



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噛み合わせの調整に入ります、例の接触する部分の歯が赤くなる紙を噛んで左右に動かします。
男先生、「もういいですから出しなさい」とは言いません、私の顎の下をポンポンと叩くのです。
そして嫌いなリューター(回転砥石)で赤い色の付いた部分を数ります、私が金型修正でよく使った赤丹(光明丹)と同じですね。

あ、センセ、今削っているのは私の元からある歯じゃないですか。
削るなら新たに入れた部分を…と言っても、あいにくこんな状態では喋る事は出来ません。
繰り返すこと3回、「OK」の声で歯を前後左右に動かしてみました。
「大丈夫みたいです」
もう男先生は私に使ったゴム手袋を診療台において、入り口の患者さんの方に。
今日は女先生がいないので、お忙しそうです。

家を出る時に家内が言いました。
「今日で最後なら、お礼のチョコレート(明治ブラック)を持って行ったら?大きい方」
ベトナムでは通常医師へのお礼はありません、高級病院は別にして。
それでもかれこれ1年近くもお世話になったのですから、これは当然でしょうね。
もちろんいっぱい面倒を掛けた助手さんたちにも同じもの渡して、「これでお終いですね、ありがとうございました」とお礼を言いました。
「次は3ヶ月後ですよ、点検のためです」



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指定通り3ヶ月後の午前10時、今度は手ぶらです。
男先生はいるのに、助手さんに案内されてレントゲン室。
「これが本当に最後ですよ、問題がなければ」

終わってから一応診療台に横になって、男先生を待つ間助手さんも同席。
助手さんがフィルムを現像して、診療台の小さなバックライトの付いたすりガラスに貼り付けます。
「健康そうないい歯に収まっています、これで終わりです」

途中仮歯のチタン部分が折れて50万ドン(¥2500)が余分な出費となったけれど、それ以外は一切別項目での支払いを求められた事はありません。
私の血圧値が高くて三度も降下剤をいただいた事もあるのに、すべて最初の治療日に支払った1000米ドルポッキリなのです。
機械も器具・工具も全て特許を持っているドイツ製でした。
日本の『インプラントネット』で検索してみたら、前歯1本なら最低でも30万円とありました。
それ以外に『初診料、再診料、医学(指導)管理料など…150〜1,500円、治療期間中の仮歯代…5,000〜20,000円』なのだそうですよ。
わが一時払いの医療健康保険でも歯は除外されていますから、これはありがたいじゃないですか。

チョコレート、今日に渡した方がよかったかな。

お守り

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これは『おまもり』ではなく、『おもり』と呼んでいただきますように。

3年前に整備された運河沿いの遊歩道、この時期は日中になると暑くてたまらないほどまで気温が上がります。
午後4時を回ると子供を連れての散歩がてらでしょうか、こういった光景が当たり前のようになりました。
路地に入ってしまうと風が弱くなってしまうのは仕方のない事、こうして川沿いで子供と一緒に涼を取る姿は実に好ましいではありませんか。
何せ夜に停電となったりすると、深夜でもここに人が出て来られますからね。



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川上方面でもこうした姿が、微笑ましい限りです。
右下に写り込んでいるのは『ウーバーモト』です、4月からグラブバイクに吸収されたはずなのに。
これは次の記事に委ねるとして、ベトナムでは何でもあり。



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運河で魚が跳ねたようで、お父さん二人は覗き込んでいます。
おチビちゃんがひとり、単独行動を取ったみたい。
もうバイクも走れなくなったから、きっと大丈夫でしょうけど。



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これはまだお若いお父さんかな、ちょっと変わったタイプの乳母車ではなくバギータイプの三輪車ですかね。
この時間になると西日も低くなって、遊歩道は道路沿いにある建物の陰になっています。
ぼちぼちウォーキング族もお出ましの時間でもあります。



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日本では『公園デビュー』なんて新語があるそうですね、こちらでは男同士ですから話に花が咲くことはまずなさそうです。
女の子ちゃんの頭上、また魚が跳ねましたね。
お父さんは、どうもそちらの方が気になっているみたい。



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髪型に特徴のある、今度はお爺さんです。
私が来た頃からお孫さんの世話をしておられて、近くに住む3人の娘さんから誕生したお子さんのすべてをこうして遊んでおられます。
まだ遊歩道が整備される前から、男女取り混ぜてこれで確か6人目のお孫さん。



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お父さんやお爺さんなどの男性が子守する事の多いのがベトナムの特徴でしょうか、髪型に特徴のあるお爺さん以外は全てお仕事をお持ちなのですよ。
そういえば私も午後になるとチビをしょっちゅう屋上で遊ばせていました、当時はこんな遊歩道はありませんでしたから。
ベトナムの女性は働き者との定評がありますが、男だってアシストしている部分は多いのです。

もうひとつ、考えられる理由があります。
それは会社など企業もお店も、朝(始業時間)の早い事があげられるのではないでしょうか。
以前ご紹介した銀行だって7:30〜16:30で、お役所も同じ。
工場だって遅くとも8時には稼働を始めるし、これもご紹介した公園整備の落ち葉拾いなどは6時には仕事を始めていますからね。
決して労働時間が長い訳ではなく、法令で8時間と決められています。
だから、こんな光景が当たり前に見られるのでしょう。
『働き方改革』に関しては、途上国であるベトナムの方がい歩先んじているのでしょうか。



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この日は決して涼しい訳ではありません、朝8時過ぎには30度越えしておりました。
夕方のこの時間でも35度、湿度は55%ぐらいだとテレビの天気予報で伝えられていましたから蒸し暑くはないのです。
当たり前に自分の家庭業務はこなす、そんな働き方が羨ましくはないでしょうか。



おまけ。
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私たちだって、今の政・官・産業にはうんざりです。
といって、メディアは故意にこんな写真を使うと、印象操作と言われても仕方ありませんよ。
これはどうしてもこの人を引きずり降ろしたい朝日系のAERA。



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こちらは共同通信、メディアは事実だけを淡々と伝えればよろしい。
完了は無理でもこと政治家にかけては、判断するのは国民の責務なのです。

義母、90歳

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何か垢抜けしないデザインでしょ、それに小さいし。
「3日前に行ったら、じゅうぶん準備できる」
そう言っていた義弟が実際に3日前の朝になって行ってみたら、そのお店は消滅していたので急遽頼まれたのです。

わがファミリーが持っているプリンタはすべてA4サイズまで、それに硬い紙には印刷できません。
オフィスでもA3、同じビルで一番大きなプリンタを持っている会社に頼んで作ってもらったのがこれでした。
A2サイズを洗濯ばさみでカーテンに、おめでたさも激減です。



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これは義母が80歳の誕生日を迎えた時のデコ、義弟はこれと同じようなものを作ってもらうつもりだったんです。

この月は私と義母が4日違いの誕生日があって、私の誕生日は普段なら10人ほどで外食をします。
遅れて義母の誕生日はもちろん家で、近くに暮らす5人の娘や後継ぎ息子の家族が集まってお祝い。
今回は90歳とあって、中部やメコンデルタからも親族がお祝いに駆けつけてくれました。
なのにこの厚紙1枚だけ、ベトナムではこんな事態がよく起きるのです。



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10人掛けの丸テーブルが5つ、とても家の中には収まらないので舗道の一部も拝借。
屋上なら置けても、いろいろと運ぶのが大変。
みんな体力と気力がなくなって来ましたから、仕方ありません。



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子供たちはこちら、親と離れられない子供とお年寄りは室内です。
チビは前回ご紹介したドレスで、大学生の姪っ子も珍しく化粧しております。



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レストランの料理長をしている義弟が朝から頑張って作ってくれた品の数々、まだ彼は席についてビールは飲めません。
大量の料理を作るのは慣れていますし、手際は見事なものです。
出来上がったら運ぶのは甥っ子、アルミホイルに包まれたこれは何かな。



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鶏の蒸し焼きでした。
それぞれのテーブルに座った長老に鶏頭を向けるのがベトナム流礼儀、この席では私がその立場です。
もういいよ、睨めっこなんか。



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次はバナナの葉にアルミホイルでくるんで、やっぱり蒸しあげた魚。
名前は知らないけど白身で、鶏も魚も蒸し料理…ちょっとバラエティが欲しいものですよね。
お酒も弱くなりました、魚を食べている頃からの記憶がありません。
写真もここで途切れていますから、後にどんな料理が出たのかもちゃんとみなさんに挨拶して寝込んだのかも分からない。
缶ビールが5本と、焼酎がグラス3倍までは覚えてるけれど。



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前日に『だるま』へ寄って、米国産薄切りバラ肉の500グラムパックを3つ買って来ていました。
翌朝、食べた記憶もないので家内に聞いてみました。
「あなた、食べてたわよ。日本産の牛肉はもっと美味しいって、さんざん自慢していたのに忘れた?」
そんなに飲んだつもりはないのに、バラ焼肉を食べた覚えもない。
次からは焼酎は遠慮して、ビールだけにしようっと。

おめでとう、私の母親は93歳の長寿を全うしました。
義母さんは100歳まで、それ以上お元気で過ごしてくださいますように。

あるやん

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ややこしい話です、街路樹の落ち葉は。
道路の縁石から芝生〜運河までは『ホーチミン市公園整備局』の管理下にあって、道路の落ち葉は『道路管理局』が清掃する事になっているそうです。
どちらもテト(旧正月)の3日間はお休み、こんなに落ち葉がたまっています。
4日目にはどうするんだろう、私のご挨拶回りもクリアした事だしと観察する事にしました。



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去年のテトに書いたように、道路局は明け方の4時前に清掃済み。
一方の公園局は新兵器を使います、こんなエンジンブロアは今まで見かけたことがありません。
いい道具、あるやん。
さすがに道路へは噴き出さない、遊歩道に向かって風を送ります。
運河に落ちたら『河川管理局』が浮いたゴミを集めますから、ちょっとぐらいはいいのかな。



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風向をコントロールして、運河に落ちないようにはしているみたい。
縦割り行政はどの国もよく似たもの、特にこの国では横の連携は苦手ですからね。



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遊歩道に噴き出された落ち葉を集めるのは別の人、何と熊手を持っているではありませんか。
これも長い間見た事がなかったのです、鉄製のようだけどあるやん。
竹は豊富な国なのに、どうして鉄製なんでしょうね。



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翌日からは普段通り、こうやって1枚1枚落ち葉を串刺しにして歩き回ります。
この男性はいつもわが家前にバイクを停めて、午前中にこの作業を終えて次のレーンに移動するようです。
人口が845万人(2016年)の都市で、公務員の数が400万人とも500万人とも言われて、正確な数字は明らかにされていません。
もっとも市公務員の最低賃金は15000円以下ですから、外国人が文句の言える筋合いでもないでしょうが。



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それでも市は「環境関連の『専門家』が数千人規模必要」としているそうで、減少するような要因は一つもありません。
こういった仕事も大切、でももう少し『効率』を考えて欲しいものですね。
何だか昔の日本に遭った『失対事業』みたいに思えて仕方ありません、この事業は失業保険金の充実とともになくなりましたが。



ちょっとうれしかったおまけ。
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確か以前はこの店で買ったある物、そのある物のベトナム語が分からなかったので身振り手振りで説明していました。
歯磨きをしている格好をしてから、『このブラシの大きなもので、床を綺麗にするんだ。前にあなたの店で買ったんだ」
どうも通じません、何度も繰り返すうちに人だかりができます。
そのうちに高校生らしい女の子が二人「オーケイ、フォローミー」と私の腕を引っ張って、市場の中へ。

「歯ブラシが欲しいんでしょ?この店にあります」
英語ができる人に会ったのはうれしいけど、歯ブラシじゃないんです。
「フロアブラシを買いたいんです」
そう英語で言うと二人とも大笑い、またこの店に戻って来ました。

彼女たちが店のおばさんと二言三言話すと、今度は三人で大笑い。
分かりますかね、吊るされた箒の一番奥にちょっとだけ見える物。
あるやん…。

決して今話題のスポーツを真似るわけではありません、テト前の大掃除で柄が根元から折れてしまったんです。
かがんで残ったブラシの先だけで床掃除をすると、腰が痛くなる年齢になりました。
日本語で「ありがとう」と、いつも鞄に入れてある明治ブラックチョコレートをお礼に渡しました。
嬌声を上げる二人に「高校生でしょう?英語、上手だね」と言うと…大学二年生だった。



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でも、心はふんわりとしています。
今度は花屋のおばさん、「そんな邪魔な長い物持って、もう家に帰るのかい?」と声を掛けられました。
「いや、これから歯医者に行くけど」
「そんな物持ってかい?ここに置いていたら、Liem(バイクタクシーのドライバー)に頼んでやるよ」
これを持って歯医者の待合室にいたら笑われそう、そんな手もあるやん。
運賃1万ドン(¥50)を渡して、お願いする事にしました。



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家に帰って屋上にあがると、配達してもらったはずの床ブラシがありません。
確か義弟は「上にあげておいたよ」と言ったのに。
テト前の大掃除からもうすぐ2ヶ月、ぼちぼち中掃除の時期なのに。
「お〜い、ないぞ〜」
「ユンボン(私の事)のベランダ〜」
屋上と1階との怒鳴り合い。
あるやん、ベランダに。

ちょっと長い、でもうれしかったおまけでした。

多彩なジェネリック

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いつの間にか担当になっていた救急箱管理、もちろん常備薬も赤十字マークの付いた箱に入っています。
ゲンタマイシン軟膏の『シルクロン』があと一つになっていたので、仕入れに出る義弟に「薬局に寄って買って来て」と頼んで20万ドン(¥1000)を渡しました。

シルクロンという外用薬は韓国製、ベトナムでは『マウバイ』(Mau bay=7色)と呼ばれてどこの薬局にもある汎用品。
擦り傷の他にニキビや吹き出物に効果があるし、義弟などは虫刺されにもいいと使っています。
確かに蚊に刺された時に塗ると、分速で痒みが収まるようです。

義弟が買って来たのは同じ10グラム入りのチューブ、なんだか上のシルクロンとデザインもよく似ていますね。
シルクロンをいつもの姉妹がいる薬局で買うと18000ドン(¥90)、高い店だと2万ドン(¥100)です。
日本では処方箋が必要な薬品に指定されていても、ベトナムではその範疇に含まれません。



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「これは25000ドンで(シルクロンと)同じ韓国製、きっとよく効く」
薬は値段で効果が左右されるものではないんですよ、含有している薬効成分で決まるんだぞ。
どうもベトナム人には価格信仰があるんですよね、困ったもんだ。
箱がないとちょっと比較できませんかね、一つ残っていたシルクロンと比較してみました。



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価格の書かれた部分で分かりますよね、25000ドンvs18000ドン。
それに…渡した20万ドンで8個も買って来たからお釣りなし、これだけあれば半年以上使えそう。
ふと使用期限を確かめた私、大丈夫でした。



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よく見ると高い方の薬はベトナムで生産されています、なぜ国内で作っている薬の方が高いんでしょうか。
含有成分を見比べたら全く同じ、義弟に言ったら「今、メガネがない。小さい文字は分からない」と逃げられました。
どちらもジェネリックだしパッケージのデザインもそっくり、同じ韓国の製薬業者でもご本家はどちらでしょう。

ネットで調べてみたら、日本では通販はできない薬だそうです。
対面販売の店で調べると価格は700円程度、やっぱり薬品類は海外が断然安いんですよ。
厚生労働省はよく知っているはず、だから個人輸入には口を出さないのでしょうかね。



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いつも行く姉妹の薬局で「こんな薬があるよ」と情報を集めに行くと、意外な答えが返って来ました。
同じベトナムで製造されている通称『マウバイ』で、もっと安い薬があるそうです。
『SILKRON』に対して『SILKERON』だって、それに12000ドン(¥60)が売価だとは。
日本の1割にも満たない価格で、本当に効果はあるんですかね。
決してブログネタではなく、義弟に見せるために1本買って来ました。
ただ、薬を塗る際の広がりがよくないとか。



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これだけそっくりの名前で、なおかつパッケージまでそっくりな『マウバイ』があるという事は、それだけベトナム国内に需要があるのでしょう。
それぞれベトナム保健省薬事局の許可番号が入っているけれど、日本なら商標法で引っ掛かるか類似品として告訴ものです。
「キミが買って来た薬の半額以下でベトナム製、しばらくこれを使っていなさい」
これで価格信仰は収まるかな?

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