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独特の排気音なので、すぐにわかります。 止まるとすぐにエンジンを切ってくれるけれど、すぐにわかるんです。 目的は燃料の節約ではなく、マフラーをちょっと加工していたから。 さいわい高校生当時住んでいた家は緩やかな坂道の途中、家から出る時は下り方向に惰性で転がしてからエンジンをかけます。 帰りは逆方向から、200mほど手前でエンジンを切っていました。 これで完璧だと思っていたら、後に愚妹から聞いて汗が噴出したものです。 「家も近所の人も、誰もがアニキの行動を把握していたよ」 停車位置にはご容赦、これがベトナム式です。 停車位置から路地に入ってすぐに、1LDKの4階建てアパートがあります。 彼はバイクを降りて、携帯電話をかけるのがパターン。 アパートはほとんどが女子大学生が入居、ひとりで住んでいたり3人でシェアをしていたりとさまざま、1部屋だけが3LDKで家族暮らし。 この日はいつもと違って馴れ馴れし過ぎじゃありませんか。 ベトナムウォッチャーも上からカメラを持っているし、バイクだってどんどん通過していきます。 あら、髪の毛まで触って…。 こんな場所で告ることはないでしょうけど。 二人乗りバイクを撮りたかったのに、デバガメ野郎はここまでにしておきました。 昨日は夕方にお出迎え、日本で見慣れた重量バイク乗りのスタイルとはまったく趣を異にした彼の服装。 どうもスタートだけを見ていてもスロットルとクラッチのバランスが悪そうだし、まだビギナーの域を脱していないような気がします。 これだって大きなお世話でしょうけど、いつもお帰りはアパート門限の10時半。 二枚目の写真をもう一度よくご覧になってください。 『隼』はスズキの名車なんですけど。 ベランダに出ないとバイクの大写しが撮れなくなってしまって、残念。 不安になって検索してみました。 まさか『ナンチャッテ隼』なんてことはないでしょうね。 |
乗り物百態
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漫歩帰りに寄ったいつものバイクガレージに、BMWが入庫していました。 特徴のある水平対向エンジンだから、すぐに分かります。 残念なことにガレージのオーナーはお出掛け中、いつも上半身裸の工場長に、カタコトで聞いてみたところ、エンジン関係の修理ではないことだけは分かりました。 車体も新しそうだし、計器類にも液晶が多用されていることから、古いバイクではなさそうです。 速度計は140キロまで、回転計は7800rpmがリミットみたいでした。 ツインのスピーカーも装備されているし、ツーリング向きなのかな。 燃料噴射方式になっているし、排気ガス対策もされていそうです。 工場長からは2気筒水平対向の、1300ccだと教えてもらいました。 これもBMWの特徴だとも言える、シャフトドライブ。 リヤブレーキはシングルディスク、ブーツ関連もセンサの配線も新しそうです。 普段なら最初の方でご紹介しているフロントマスク、なぜ最後になったのかは勘のいいみなさんならすぐお分かりになるはずです。 左右のガードに取り付けられているのは、反射板ではありません。 赤と青色で、LEDライトが点滅するそうです。 それだけに嫌味。 これはサイレンを兼ねたスピーカー。 |
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これは2006年当時の車内食、6ベッドのコンパートメント1段目ベッドでも750kmの距離で345000ドン(¥2600:当時の為替レート)ですから、夕食はごく『健康食』でした。 350mlの飲料水も2本(2日分)付いています。 ペットボトルは当時のままで、1日1本。 いかにベトナムのインフレが凄まじいかを物語れるエピソードでもあります。 これはソフトシートのキャビン、もちろんリクライニングシートです。 かなりの角度になるのはこの席でも眠れるように配慮されているからでしょう。 いきなり倒されて泡を喰うことがありました。 もちろん寝台車にも売りに来てくれます。 もちろん無料です。 喫煙エリアは、乗降口。 きっとみなさんが気になるトイレ、いろんな種類があります。 各車両に付いていますが、停車中は南京錠がかけられています。 お若い方には無理かな。 夕暮れに近づくと、各車両担当の乗務員から配られるものがあります。 こんなブランケット&ピローです。 家内はこれだけでは足りませんから、薄くて小さく畳めても暖かなJALの機内毛布を持参します。 JALショップで買ったものです、誤解のありませんように。 車内にあった時刻表、始発駅の時間以外はあまり信用できません。 サイゴン駅出発は定刻の赤い矢印どおり、10時50分でした。 デュックフォー(Duc pho)駅へは予定通りの『4:35』ではなく、予測通りの5時過ぎ。 これが平常、単線ですから時刻表より早くなることは考えられませんし、経験では2時間遅れもありました。 遅れることに腹を立ててはいけません、何より安全が第一なのです。 デュックフォー駅で待っていてくれた人たちだって、駅に電話を入れて時間を確認してから家を出ます。 いまだかつて、『列車が遅れた』と車掌さんや駅員さんに食って掛かる人を見かけたことがありません。 ベトナムは『ゴムの時間』なのです。 5年前になります。 トゥイホア駅にあった『統一鉄道』の未来図でしょう。 電化もされず単線のまま、列車だけが近代化されていました。 ハードシート(硬座席)は、乗客にとってもハードです。 エアコンのない代わりに窓が開くのはうれしいけれど、ディーゼル機関車のすぐ後ろですからひっきりなしの汽笛がよく聞こえます。 今接続されているのは一両だけになりました。 |
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これがシクロ本来の使用法です。 タクシーが増えたし、それ以上に数の多くなったのがバイクタクシー。 市街地でも『シクロ走行禁止』の交通標識がどんどん増えています。 ドライバーの顔が見えませんね。 死角は多いけれど、前だけはしっかり見えているようです。 静かで、風を感じられるし、何よりエコでもあるいい乗り物なんですけどね。 おじさん、私の前で止まって、携帯電話をかけ始めました。 大きな声です。 ループの向こうに回って、頭を中に突っ込んでみたくなりました。 叱られそうですけど、懐かしい遊びです。 路地奥での誕生会が終わった翌朝、レンタルのテーブルと椅子を運ぶのもシクロでした。 |
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ホーチミン市は4月〜10月が雨季、今は乾季に入ったばかりの一年でもっとも過ごしやすい季節です。 『異常気象』や南シナ海に熱帯低気圧が発生しない限り最低気温の平均は23度台、最高気温も32度台だったと記憶しています。 スコールの来ることもあります、たいてい午後のことがほとんど。 日曜日のスコールはちょっと遅めの午後5時前でした。 連続写真を撮りたかったので、デジカメのモニタ確認を不要に設定しているうちに、もうシート下からポンチョを取り出したあとからです。 ポンチョの前後を確認して、頭の部分を被ります。 そのままシートに座りました。 たぶんシートが濡れるのを嫌っているのでしょう。 ヘルメットを取り出して。 ポンチョも同じ呼び方をしていいのかわかりませんが、『前身頃』をハンドルの前に掛けます。 これで手も雨で濡れなくなります。 『後ろ見頃』をお尻の下に挟みます。 後部座席に誰か乗せている時は、これを頭から被らせます。 周囲がまったく見えなくなりますから、慣れないとちょっとした恐怖感を味わうことに。 普通は使いません。 それに、何より珍しいのはほとんどの人が街路樹や高架下の雨が降らないところでポンチョを着るのに、わざわざ『ベトナムウォッチャー』の目前での早業披露をしてくれたこと。 スタート。 どの画像も『16:55』のタイムスタンプでした。 バイクを止めてから再スタートまでの予想時間は15秒、実に南国のスコールにぴったりの雨具ではないでしょうか。 もちろん雨脚が強くなると、雨宿りをします。 これは雨季真っ只中のことでした。 |


