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かなり気合が入っています。 朝食前にプールに向かうチビ姪っ子です。 今年は5メートル泳げるようになることと、自転車に乗れるようになることとの自己申告。 お姉ちゃん格の姪っ子から自転車を借りて家でも練習はできますが、泳ぐとなると海やプールに出かけないといけません。 これが夏休み最後の水泳練習になりました。 お父さんの教え方を拝見することにします。 同じ方針で引き継がないと、子供は混乱してしまって進歩が遅れます。 つい最近まで水中に顔を浸けることもできなかったのに、お父さんと一緒に通った水泳教室3日間コースで水中眼鏡をつけると恐がらないようになりました。 バスタブでも訓練はしていて、指で鼻をつまみながら20秒近く『ガマン』ができます。 スタート。 泳法は、まだ犬掻きから脱していません。 バタ足も適当だし、腕も伸びていないのでなかなか前に進まないのです。 すぐに息切れして、お父さんにまで近づけません。 まず水に浮くこと、頭を水面から出して前に進むといった順序です。 泳ぎ達者な上級生からですから、決して理論に基づいたものではありません。 プールなど珍しかった時代です、教えてもらったのは近くの川や池ででした。 身の回りにはいろんな特技を持った子供たちがいて、それぞれが遊び仲間から尊敬を集めたものです。 話が横道にそれました。 「平泳ぎの方が、子供にはいいと思うんだけど」 提案してみました。 「そう思うんだけど、教室ではずっとクロールを教えていたから」 「この4日間に、特訓してみようか?」 「やってみるか!」 4日目、最終日です。 お父さんと私はプールサイドで待機しました。 「1、2、3、ディー(行け)!」 スタートしました。 目の前を通過、約3メートル。 にわか仕込みの泳法ですから、バランスの悪さは無視しておきます。 ここまで到達して、頭を上げました。 「……」 「泳げたよね?」 「うん…」 急に寡黙になったお父さんに引き換え、どうです、この得意そうな顔。 大きく出ましたが、これで頭を上げれば絶対無理ではありません。 どうやら密約があったようです。 家に戻った翌日、ピンク色の自転車が届きました。 「お父さんは大変だね」 家内にそう言うと、切り替えされました。 「毎日30分(義弟に代わって)店番するのはもっと大変」 長かった工事もようやく完成して、3年ぶりに平穏な日々を過ごしています。 |
ワンコとアントゥ
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チビ姪っ子の通う小学校はホーチミン市の『教育実験校』に指定されていて、いろんな試みが行われています。 以前お伝えしたように、カナダからのケイト先生が英語の授業を週に3コマ受け持っているのもそのひとつ。 朝7時にはお父さんのバイクに乗せてもらって登校、迎えのバイクに乗って帰ってくるのは水曜日は4時、その他の日は5時を過ぎます。 子供にとってはかなりのハードワークに違いありません。 最初は単なる登校日だと思っていたら、違いました。 午前中の3コマだけ、これが月・水・金の3日間、もちろん先生は1・2年生で学んできた担任と同じ。 ただし、任意登校だからでしょう、学校の制服ではなく私服登校。 ベトナムのノートは方眼紙式、一年生の時は大きなマス目いっぱいに文字を書いていました。 今はお姉ちゃん格の姪っ子と変わらない書き方、2年間の変化には目を見張るものがあります。 ベトナム語の課題は『声調記号』も全部正しかったようで満点の10点、記号は6種類もあって私も四苦八苦する難物です。 滑り出しは好調。 算数では数字をベトナム語に直したり、これは得意の足し算。 下の赤いチェックマークは先生が答えを確認したものです。 苦手だった引き算も、何とか指を使わなくてもできるようになりました。 算数は私の担当です、成果は現れていると思います。 たぶん『夏学校』で教えられて三年生への準備を始めているのでしょう。 「ワカレヘン コタエノ コト」 意味もよくわかっているみたいだし、等式の『=』を挟んでの移動では『+』と『−』が反転することも知っています。 確か私が中学校一年で習ったはずです。 今は簡単な問題だから、図形を見れば大体の予測はつきます。 全部ベトナム語だったら…。 お父さんがとんでもないことを言い出したものですから、火・木・土曜日の水泳教室から戻ると、予習に余念がありません。 どうやら夏学校で全部10点だったら、お父さんと私でノートPCを買ってやると言ったそうです。 何も事前相談はなかったけど。 だんだん『夏学校』も進化して、三年生の問題が増えてきました。 それでも10点行進は続きました。 「ユンボン、だいじょうぶだよ。わが娘のことはいちばんボクが知ってる。つまらないミスをするから心配ないよ」 信じてやれよ…と思いながら、私も妙な納得をしました。 水曜日の今日、べそをかきながら戻ってきました。 赤の下線部分、最初の大文字を小文字にしてしまいました。 「だいじょうぶ、8歳の誕生日にはバーとユンボンでPCを買ってあげる」 「ホントーカー?」 「本当だよ!」 誕生日は必ずやって来ますからね、返り討ちです。 私も小遣いを節約しないと。 ちょうど今日のベトジョーさんに、教育機関の費用のニュースがあったので、転載しておきます。 『ホーチミン市人民委員会はこのほど、2012〜2013年度における市内の公立教育機関の学費改正を発表した。それによると、学費は現行の3〜5倍に引き上げられる。2日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。 改正後のホーチミン市の公立教育機関における1か月当たりの学費は以下の通り。 ◇保育園:市内 15万ドン(約575円) 郊外 9万ドン(約345円) ◇幼稚園:市内 12万ドン(約460円) 郊外 6万ドン(約230円) ◇小学校:無料 ◇中学校:市内 7万5000ドン(約287円) 郊外 6万ドン(約230円) ◇高校 :市内 9万ドン(約345円) 郊外 7万5000ドン(約287円) なお、高等専門学校、短大、大学の学費は、教育機関の学費決定に関する政府議定第49号に基づいて毎年見直している。』
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毎日電話連絡するのが日課。 チビ姪っ子から「イツ、カエル?」と聞かれても「もうちょっと」と答えるばかり、それほど居心地がよかったのです。 何より、テレビはあってもほとんど見ない生活です。 そう言われて姪っ子と自然の中で遊べるうれしさと、連れ戻される残念さが交互しました。 到着すると、さっそく『南国のおもてなし』を味わっていました。 『居候部屋』にはベッドもあるのに、今夜はハンモックで寝ると言い張ります。 いくら防虫クリームを塗ったからだいじょうぶと言っても、ひとりでは眠れないくせに。 恐るおそるでも、大きなカタツムリも持てるようになりました。 そのTシャツ、見たことがないよ。 こんな田舎なのに、やっぱりお父さんにねだったようです。 ちょっと大きいけど、成長が早いからすぐにぴったりとなるでしょうけど。 お姉ちゃん格の姪っ子と自転車に乗ったり。 ベトナムは自転車だって二人乗りは認められています。 それに、広い庭ですから自由奔放。 ここにてんとう虫がいたそうです。 去年のハーティエン旅行では、ひとりだけ蟷螂に触れなかったのに、昆虫に興味を持ち始めたようでした。 「ムシ、トンダァ〜」 てんとう虫が飛ぶこと、知っただけでも収穫です。 もちろんチビにも『呪文』は教えていません。 あっという間の3日間、帰るのはいやだと言いはじめました。 痛い時以外は泣き声をあげずに、悲しい時などには涙だけを流す子です。 もっとここにいたい気持ち、よくわかります。 ユンボン(私のこと)も一緒に帰るから。 お姉ちゃん格の姪っ子は、こんな時に頼りになる存在になりました。 サイゴン行きのバスを待つ間、すっかり元気を取り戻したようです。 ちょっとは抵抗してみました。 「来週、ビザが切れるよ」 姪っ子たちの2泊3日をコンパクトにしました。
まだまだベンチェー記事は続きます。 |
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水着に着替えて『テント村』まで3分弱、残念ながら薄曇りで時折小雨がちらつきます。 「今日は日焼け止めはいらないから、いい天気」 さすが南国の女性にとっては、これぐらいが『いいお天気』なのでしょう。 この日は台風の情報でちょうどキャンセルが出たとか。 普段なら早くから予約を入れていかないと泊まれない人気ミニホテルです。 さっそく海へ。 私は必ず準備運動をするので、ひと足遅れてしまいました。 遅れたあいだにも、ちゃんと遠くに行かないよう遊んでくれていました。 心配した波もまだ荒くなく、海の色は少々濁ってはいましたがこれだけたくさんの人出です。 入り江の遠浅、遊泳範囲内のしるしに延々とブイの付いたロープが張られています。 そこに行っても深さは私が立っても頭が出ますから、1.6メートルぐらい。 さてと、カメラを家内に預けて、私も一緒に遊びます。 もちろん、まだアルコールは入っていません、念のため。 30分ほど泳いだり水掛け遊びをして、休憩タイムを宣言しました。 『シクラメンのかほり』で歌われているように、子供たちは疲れを知りません。 こんな時にはお父さんの出番です。 やっぱり『血は水よりも濃い』のでしょうね。 さすがにお父さんもお疲れ、今度は砂遊びに切り替えてくれたようです。 「ナニ、ツクロー?」 私は『白雪姫のお城』をリクエストしておきました。 1歳年下になる甥っ子の愛娘と一緒に作業を開始しました。 去年まで使っていたキティちゃんの水着、今年は着られません。 いくらお気に入りでも、お腹周りが入らなくなってしまいました。 仲良しだからすぐに「あげてもいい」と承諾、甥っ子の娘なら今年はずっと使えそうです。 「バー、オーイ!」 どうも苦戦しているようです、お父さんに助けを求めました。 博物館に行ったら、いつも「車の中で寝ている」と言い出すからね。 お父さんは援軍を求めたようです。 お姉ちゃん格の姪っ子たちに、監理監修を任せました。 無難な選択だと思います。 チビ二人は海水の運び役、いわば『パシリ』に格下げでしょうか。 海水は、砂遊びに必要なのかな。 最後の仕上げは、チビ二人に任せたようです。 「もうすぐ出来るよ」 お姉ちゃん格たちもお腹が減ってきたご様子、テントにやって来て私たちに見に行くように案内してくれました。 城砦には見えるけど、単なる風除けの石塀にも見えます。 囲まれた中には、中央に『白雪姫』と、取り囲むように『七人の小人』がいるそうです。 でもここはわかったフリをしておくのが無難。 「よく出来ました!」 そう言うと、ハイタッチを求められました。 今まで砂遊びをしていた手ですから、いっぱいの砂を食べることになりました。 ビールで口をゆすぐ、いい口実になりました。 |
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チビ姪っ子と一緒に植えたアボカドの種から芽が出てきたのは去年の9月のこと、手法は日本のみなさんと同じく底の部分をカットしたペットボトルでの水耕栽培から。 「(種から)ひげが出てきたら、土の中に埋めよう」 そう言って2週間ほど、ここまでは実に順調でした。 「(食べる前に)長い時間冷蔵庫に入れてあったら、芽は出ないよ」 これはショック、たいてい果物は完熟したら冷やしておくのがわが家の常だから。 「ここは日当たりがいいから、たっぷり水を遣らないといけないよ」 もうひとつ、どうやら埋めた位置が深すぎるみたいでした。 ひとつの種から二つの芽が出るのは『双幹』といってよくあること。 ところがこのアボガドからは、三つ目の芽が出てきたのです。 成長がとっても遅くなるそうです。 姪っ子の気付かないうちにと、摘み取ってくれました。 発芽からほぼ1ヶ月、兄弟とも順調に育っています。 またまたアドバイスをもらいました。 その50cmになったのは先月のこと、鉢もちゃんと手配していたのに事情があって、植え替えは延期に延期を重ねてしまいました。 いつもとは逆に、私が監督でチビ姪っ子が作業の主体。 細いひげ(根っこ)に気をつけて! 義弟の言ったとおり、メインの根っこはもう長さ30cm以上になっていました。 こちらでは手に入らない牛蒡を連想させます。 用意してあった鉢の深さは約25cm、太い根っこを螺旋状にして植えないといけませんでした。 だから真っ直ぐにはなりません。 高さを測るともう56cm。 義弟からも笑いながらですが、OKをもらいました。 きっとあなたが中学生になるぐらいまで、我慢しないといけないでしょうね。 |




