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枝打ちしてから幹もここまで切ったのに、ひと月経つと残った部分からこんなに芽が大きくなりました。 ハワイ土産に、何の花か木だったかは忘れたけど、10センチほどの両端に茶色の塗料が塗られた小枝を買ったことがありました。 「コップの水に浸けておくだけで芽が出ます、芽が出てから鉢に植え替えてください」 確か5ドルでしたか、10本買って友人たちに渡しても全員が挫折したと聞いて、実の細る思いをしたことがありましたっけ。 ニャンの木がどれほどの生命力を持っているのか、この写真を撮ってから1週間ごとに観察する事にしました。 申し訳ないけれども、撮影した後は若芽を摘み取らせていただきます。 簡単に、ポロリと取れました。 これは一度そのままにしてみましょうか。 「あまり放っておくと、枝切りバサミが必要になるよ」 家内が言った通りです、いつも通りの力では折れません。 もう1週間様子を見てみよう、枝切りバサミも用意しましたから。 「ごめんやっしゃ」 この日、きれいに全部の芽を切りました。 まだハサミの必要はありません、この程度で刈れば大丈夫です。 小さな幹の、地面から1.5センチぐらいでしょうか、相手も根競べに入ってきた気がします。 このぐらいで切り取っておかないと、義弟に返したハサミをまた借りないといけなくなります。 2〜3回上下に曲げると、割と簡単に取れました。 こんな繰り返し、いつまで続くんでしょう。 ふと思い出したのが高校生時代、潰しても芯を取っても次から次に出てきたニキビ。 この木、チビが名付けた『おはじ木』から『思春木』に名前を変更します。 義弟によると乾季の始めが成長期だそうで、テト(旧正月)近くまでこの作業が続くそうです。 まんいち大胡蝶の木が枯れたら、2本ぐらいはそのまま伸ばしてあげるとしましょう。 おまけ。
義弟に冷蔵庫に入れておいてよと言ったのに、そのまま店のテーブルに置き忘れ。 1時間ぐらい経ったでしょうか、店に降りたら小アリが大挙襲来しておりました。 もちろん中身のシュークリームも全滅、プラ容器だけの写真です。 毎年テト前にアリ退治の業者さんに来てもらっているけど、今年はちょっと早めにお願いしないといけないみたい。 |
OHANAたち
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しかしながら、です。 花が咲いたのは3つ植えた種から育った一つだけ、これはそう言われても仕方ないのかなとも思いました。 気になる事もあって、花の大きさが種をいただいた親木に比べるとずいぶん小さいのです。 お礼肥えには早すぎるけれど、液肥を買って来て撒きました。 期待通りの大きな花にはまだ咲かないけれど、大胡蝶の特徴である長い雄しべも立派になってきた気がします。 蝶も時々やって来るようになりました、写真には撮れませんけど。 ただ、幹は同じですから『狂い咲き』の延長ですかね。 何せ義弟以外は誰も大胡蝶を育てたことがありませんから、頼りに出来る人はいません。 その義弟だって、幼木の頃は記憶にないそうです。 これから大胡蝶と呼ばずに、小胡蝶と名前を変えましょうか。 右下は大輪ハイビスカス、葉の成長時期が終わってボチボチ花期に差し掛かろうとする5年ものです。 正月には揃い咲きが見られそう、わが箱庭にも春ですかね。 20日以上かかって、一日だけ咲くのはちょっと可哀そうでもありますね。 全然知りませんでした、大胡蝶には棘が出るんです。 でも、これは取れないんです。 花をつけた幹だけに出ています、これも不思議ですね。 『きれいな花には棘がある』と申します。 そう言えばハイビスカスの葉も尖って、だんだん樒に似てきた気がします。 分かりますかね、この小さな葉。 飼育担当者ですから、これも責任を持って掃除させていただきます。 別にやかましく言う人もいないけれど、仕方ありませんね。 ずっとずっと続くのは、困りものですけど。 おまけ。
家内が言った通りです、切った下からまた芽が出てきたニャンの木。 だって、根っこまで抜こうとしたら、底まで掘り返さないといけません。 私もこれぐらいしぶとく生きないといけません…かね。 |
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もちろん3個入りの方を、8個入りは日本からお客様が来られた時のお土産に取っておきます。 箱庭の土が合うかどうかが不安、でも一つぐらいは芽を出すだろうと祈る思いで同じ所に。 ベンチェー省の実家に大胡蝶の木がある義弟は「10年はかかる」と言っていたけど、まずは芽が出るかが大問題。 3センチほどの穴に埋めました、3個同時に。 「どれか一つにしておいた方がいいよ。他の芽は付いた土ごと鉢に植え替えればいいけど、育つかどうかは保証しない」 義弟からは冷たい言葉、それじゃあこのまま育てようかと思いました。 南国の木は成長が早い、わが家前の遊歩道に植えられたゴールデンシャワーの木だってもう5メートル近くになっているぐらいですからね。 3本とも同じ背丈、もうどれかを間引くなんて根が絡まっているからできないでしょう。 あれ、ニャンの木の向こうにオレンジ色が見えませんか。 「水は花が咲くまで多めに、朝・昼夕方の3回。スコールが来たら、遣らなくていい」 3本同時に育つかなと言いながら、義弟はアドバイスはくれたけど。 キミ、確か花が咲くのは10年後ぐらいって言わなかったか? でも、蕾らしきものだって見えます。 義弟に10年も経たないのに、花が咲いたぞと言いました。 「一人前の木になるには、10年かかる。これは狂い咲き」 まだ自説を曲げません、実にベトナム人らしくて笑ってしまいます。 「実のならないニャンの木が邪魔だね。ニャンの木は強いから、水分や養分も独り占めにしてしまうよ」 確かに根元に植えてある『少々水を遣らなくても、手を加えなくても育つ』という十時花(松葉ボタン)がかなり劣勢。 でも、この木の責任者はチビ、最近は学業に専念して水さえやらなくなりましたが、所有権はチビなんです。 常緑樹の部類ですから、葉っぱが落ちて迷惑をかける事もないのに。 しかし新しい仲間の大胡蝶が、まったく見えないのも寂しい。 チビに相談してみよう。 気が変わってはいけません。 ヘイヘイホーなんて簡単ではありません、ニャンの木は二胡の棹にも使われるほど硬いんです。 まず枝から始めて幹にまで取り掛かるまで15分、ちゃんとゴミの回収場に持って行けるように束ねてから幹に取り掛かります。 こんなノコギリより、カナノコの方がいいのではないかと思うほど硬い。 さすがに10年物、小さくても切りごたえがありました。 これで大胡蝶の環境は整いました、次に花を咲かせてくれるのはいつかな。
10年はちょっと長すぎるのではないかな、来年の雨季に期待しましょう。 |
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生命力の逞しさを感じたものでした。 まだ身が軽いから、私は大丈夫だったんですけどね。 思い起こせば4年前に台風が接近とあって、瘦せ木を風邪から守ろうとロープで固定していた事をすっかり忘れていました。 この木は『おはじ木』といって、チビが二歳の時におはじきを埋めたら木になったもの。 本当はニャン(リュウガン)の木なんですけど、チビが「おはじきを埋めたら芽が出た」と頑強に主張するのでこの名前を付けたのです。 台風がそれて外さないといけないと思いつつ、風雨の強いスコールの来る季節でもあったのでしばらくはそのままにしておこうと横着をかましていた訳で。 そのまま記憶からも消えてしまったのは、ロープがいつの間にか切れていたせいもあります。 4年でこれほど大きくなったんですね、感心している場合ではありませんけど。 チビには「ゴメン」と謝っておきました。 もっともリュウガンは接ぎ木でしか実がならないことをずっと前に教えてありますから、あまりショックはなかったようです。 一番大きな幹が折れたって、南国の植物は実にタフなんです。 実がならない、つまり花も咲かないわけですから、一時は抜こうかと考えたこともありました。 チビと背比べもできないぐらいに育ったものですから。 「幹が折れてしまうと、今度は横に育つよ」 家内はそう言います。 横に育つのなら、チビも負けていませんけどね。 枝同士を固定するのに、今度はロープを使わずにタイロックで余裕のある止め方をしてみました。 ロープはそのまま、ペンチで挟んでどれだけ引っ張っても取れないんです。 「もしかしたら『おはじ木』の恨みがロープに乗り移って、離れないのかも知れないよ」 もう脅しの利く年でもないし、家内にそう言われても気にもしません。 ただ、毎日の水遣り時には必ずペンチで、ひたすらロープを引っ張っております。 お口直しのおまけ。
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『南中部高原地方ラムドン省ダラット市のトゥエンラム湖観光区では2月11日から13日にかけて「第1回桜祭り」が開催される予定だったが、長雨と寒波のため桜の開花が見込めず、やむなく中止されることが決定した。開催委員会が明らかにした。 同省文化スポーツ観光局のグエン・ティ・グエン局長によると、既に多くの人々が各旅行会社の企画した「桜祭り」のツアーへ参加申し込みをしていたという。同省文化スポーツ観光局は、各旅行会社および大手ホテルに対して客らにイベントの中止を周知すると共に、既に支払い済みのデポジットを返却するよう求める文書を発出する方針だ。』 お手伝いさせて頂いたのに残念、来年はと思うけれど害虫が心配です。 また宝塚から専門家(樹木医)に来ていただいて、診断してもらわなければ。 こちらにも植木の専門家はいるんですけど、桜はほとんどご存じない人ばかり。 でも楽天家の多いベトナムですから、きっとこのままかも知れません。
アメリカ・ポトマック河畔のように、土が変われば数年は職人さんが常駐しないといけないと皆が口を揃えたのに。 来年咲いたら、褒めてあげましょう。 |




