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ペットボトルで仕切られたこのエリアはチビのものですから、何をしても文句は言えません。 「まだ、来てはダメ!」 だいたいはもう分かっているんですけどね。 この日は、二つの大輪が花を咲かせてくれました。 買った時、すでに大きくなっていた蕾からです。 せっかくお父さんと話をしているのだからと、ここは見て見ぬふり。 買ったのは松葉ボタン、こちらでは『ホア・ムイジャー(十時華)』と言います。 その名の通り、10時になると1日限りの花を咲かせるからです。 何だか土の堀りようが足らないし、周囲から盛り上がっているけれど大丈夫。 この花は水遣りが足らなくっても、少々手荒なことをされても枯れないのが取り柄です。 奥に紅色、手前にはピンクでした。 きっとわがハイビスカスに対抗したいんでしょうね。 額が四つ、一緒。 これは花が落ちた後しばらく頑張るんですが、力が尽きるとこうしてポトリと落ちてきます。 先端が開いているので、決して蕾ではありません。 気になるのは、わが家に来てからまだ蕾の誕生がないこと。 葉っぱもつやつやしてきれいだし、大丈夫だとは思うんですけど。 義弟Bが言うように、直射日光には当てない方がいいんでしょうか。
日本の花屋さんが開いているホームページにあったように、30度以上になると花をつけなくなるという情報も気になります。 これからベトナム南部は一年で一番気温が上昇する季節、熱帯夜に日中は40度近くまで上がる日もあるのに。 いろんな心配をする一週間でした。 |
OHANAたち
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一日頑張って咲いてくれた花たちが、落花モードに入ります。 何だか愛しくなるんです。 どうして1日花なんでしょうね。 今日は、ほかのどの蕾も咲いてくれませんでした。 買った時にあった蕾だけが、順番を待っているみたいです。 輪廻、これは仕方がありません。 蕾が大きくなって、いつぐらいに咲くのかが分かるようになってきましたよ。 でも、ご近所の生け垣にある赤いハイビスカスとは全く違います。 自慢のできる花になってくれれば、うれしいんですけど。 おまけ。
色は紫蘇、でも大きな木になる予感もします。 チビも「私じゃない」と言います。 これにも注目ですね。 |
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確か4年前に行ったメコンデルタの公園で目にしてから。 その時には黄色だけでなく、薄いピンクや真紅の大輪もありました。 自転車にいっぱい花鉢を積んで来てくれる行商さんに、何度か「欲しいんです」と言ったことがあります。 でも、「手間はかかるし、高い」と、私には絶対無理みたいな口調ではねつけられっ放し。 確かに園芸店で見かけた時には50万ドン(¥2500)の高値が付いていて、諦めたことがありました。 それが、目の前の自転車に乗せられていたのです。 場所はバスを降りてからすぐの帰り道、すぐに価格を聞きました。 「いくらですか?」 「5万ドン」 もちろん値切りもせずに、即買いしました。 鼻歌交じりの帰り道です。 よくお仏壇にある『樒』に似ていますが、そんなに肉厚はなくギザギザ部に触っても痛くありません。 ものの本によると(と言っても、あくまでネットの検索ですが)、ベトナムでよく見かける路地植えのハイビスカスは『オールドタイプ』と呼ばれるもので、花は小さくても暑さに強く(ベトナムでは)1日1回の水遣りでいいそうです。 ネットで調べると、こんな記述もありました。 『性質が弱く、30度を超える暑さになると花はほとんど開花しなくなります』 あのね、こちらは一年で一番気温の上がる時期、今日の予想気温だって28−37度なんですよ。 今まで日本の『専門家』が運営するホームページを読んでこちらでの参考になったことはまずないし、情報はもっぱらご近所様や身内から集めることにしました。 これは義弟Aも大賛成。 「50万ドンもする花を、すぐに枯らせると勿体ないよ。何年かは楽しませてもらわないと」 買った価格が5万ドン(¥250)などとは、誰にも言っていません。 「直射日光は、ダメ」 「根づくまでは1日に4〜5回の水遣りは必要だ」 「肥料は蘭の花用がいい、1週間に一度は」 「土は焼モミ20%、椰子繊維25%、黒土・・・」 まあまあ、みなさんはいろんなことを言ってくれます、それも真剣に。 左端に写っているのはチビの『おはじ木』、おはじきを植えたら芽が出たと本人は申しておりますが、義弟の見立ては『竜眼』の木。 その右のスペースに植えたのです。 ここなら散歩をしている人からも見えるし、それが私に対するプレッシャーになって、育て甲斐もあるというもの。 家内は朝からの直射日光を気にしますが、もともとここは30度以上が当たり前の土地。 園芸農家がどんな育て方をされていたとしても、この場所でワイルドに育ってくれれば御の字なんですけど。 さて、花には『ハイビ』と名付けて、この話題をお伝えしていこうと思います。 今は1日5回も水やりしているけど、枯れたら…ごめんな。 おまけ。
これが立派な花なんですけど。 |
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ベトナムではご先祖様たちの霊もテトになると戻ってこられます。 お迎えは玄関先で。 基本は花とろうそくにお線香、そしてお酒やお茶。 たいていは黄色い菊の切花が『迎え花』として使われています。 期間はたいてい三日間、きっと出身地などにもよるのでしょう、たまに七日間という家もありました。 午前零時を回るとこうしてお祈りします。 『おかげさまで無事に新しい年を迎えることができました、ごゆっくりテトをお過ごしください』 もちろんこれは仏教徒の習慣、クリスチャンはしないとか。 ここは9.11事件でのサバイバーとして以前にご紹介したアメリカ人のお宅、もちろん奥様がサイゴン出身。 いっぱい垂れ下がったイルミネーションはクリスマス前からです。 下の星の中央にはキリスト像がありますから、クリスチャンには間違いなさそう。 でも、中二階には『迎え花』が飾られていました。 きっと奥様の意向だと思います。 『郷に入りては郷に従え』は健在。 わが家でも義弟が準備をしてくれます。 一昨年の『迎え花』、花が写っていませんが黄色い菊です。 これは去年。 そして、今年。 何だか、年々ショボくなってきているような気がします。 それだけ物価が上がっているせい、かも知れません。 でも、さすがにわがファミリー最長老(義母)にも注意されて、きっと来年からはバージョンアップされることでしょう。 底に穴があいていても問題なし、バケツの手前にあるものを燃やすためですから。 迎え火と送り火に、こんな風にして使われるのです。 ほかにも命日の法事をする前後にも使います。 そのひとつが右の金箔(ホンモノ)、左は代用品の『金箔もどき』。 墓参でも燃やしますから、テト期間中に焼失する金は全国でどれぐらいになるのでしょう。 そう義弟が言います。 今年も「1枚くれよ」とはだんだん言い出せない環境になりました。 |




