カブとシャリィ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

カブ・『G』バージョン

イメージ 1

かなり古そうですが、ニャンコの足跡シールがあちこちに貼られています、おしゃれなカブを発見しました。
シートは新たに張り替えられて、荷台にも同じ色の脱着式のクッション。

ヘルメットから想像すると、きっと女性ライダーでしょう。
レッグシールドにもちゃんとエンドモールを付けておられます。



イメージ 2

どれぐらい走行したのかは、不明でした。

いいんですよね、ガソリンを入れて走れば立派な『カブ』です。
その代わり、スマイル君がアクセントになっていました。

点灯するかは別、方向指示器も前後左右のすべて揃っていますから、日本の恐いおまわりさんから『職質』されてもだいじょうぶそう。
ああ、バックミラーがありません。
これは後方確認などしないベトナムのバイクには不要、前方さえ注意していればいいようですからね。



イメージ 3

チェーンカバーもリヤショックも、メッキはピカピカ。
もちろんホイルも。
かなりきれい好きなオーナーさんみたいです。

塗装からの錆は、仕方ありません。
日本生まれのカブだって30年も使い続けると、よほど手入れをしていないと出てきます。

予想に反して、出てこられたのはたぶん40歳ぐらいの男性でした。
ネクタイはされていませんが営業マン風、あまり意外だったのでいつものワンパターン「写真を撮らせてください」のあとにもうひと言付け加えました。
「これは、あなたのHONDAですか?」


イメージ 4

「これは会社のHONDAです。いつもは女性のメンバーが乗っているけれど、今日は休みなので私が借りています」
やっぱり、これで納得。
「でも、このHONDAはHONDAではありませんよ」

ややこしいのですが、ベトナム南部では未だにバイクの総称を『HONDA』と呼ぶ習慣があります。
これを正しくすれば、こうなります。
『でも、このバイクのメーカーは(日本の)HONDAではありませんよ』

はい、気付いていました。
クランクケースに『MADE IN JAPAN』の刻印もなかったし。



イメージ 5

変速ギアのシフトパターンシールも、お馴染みの『バターン』になっていましたからね。

『A』に続いて、『G』バージョンとの出会いでした。

カブ・『A』バージョン

イメージ 1

カブに呼ばれている気のすることがよくあります。
この時もそうでした。

エンジンからのオイル漏れが激しくて、悲鳴を上げていたのかもしれません。
でも、このカブはオイルなしでも走るという『伝説』の持ち主だそうですから、やっぱり『オレココ・コール』だと思います。



イメージ 2

バイクは家庭用プロパンガスボンベの搬送車、行灯部分にはわが家にもポスティングされるのと同じ広告が貼られてありました。



イメージ 3

古くても、このスタイルには風格を感じます。
日本だけでなく、世界の二輪を語るには絶対に欠かせない機能性・堅牢性・経済性を兼ね備えたベストセラーが、このスーパーカブです。



イメージ 4

でも、呼ばれた理由はここにあると思います。

もう少し訛った名前を探します、『NANDA』や『MONDA』にも出会いたい。



おまけ。
イメージ 5

お店のLPガス価格も撮っておきました。
外資系がフル充填で10kgボンベ450000ドン(¥1800)、地場系が415000ドン(¥1660)です。
国際価格と連動しますから、この時点での価格ということで。



おまけのおまけ。
イメージ 6

日本の最新価格(?)です。

ドリーム50

イメージ 1

日本では実際に見なかった日本製バイクが、なぜかベトナムで見られることがあります。
このバイクのそのひとつ。
最初見た時はホンダCR-110かと思いましたが、前後輪がディスクブレーキだったのでドリーム50だと分かりました。

輸出専用として製造されたバイクでも、日本へ逆輸入されてたまたま走っているのを見かけたりすることはありました。
もっともお互いに走行中ですから、『もしかして…今のバイクは…』といった場合がほとんどで、確信も持てずに終わるほうが多かったのです。

このバイクは舗道に店を出しているカフェに停められていたもの、もちろん20代半ばだというオーナーさんにもお話を聞くことができました。
もっとも片言のベトナム語ですから誤った情報をお伝えすることは避けて、会話内容は最小にしておきます。

バイクにご興味のない女性のみなさん、このドリーム50は『隠れミッキー』のバイクとしても有名なんですよ、ぜひ探してみてください。



イメージ 2

ドリーム50は49cc単気筒ながら2本のマフラーを持っています、この角度からだとよくお分かりになると思います。
これはDOHC4バルブだからできること、HONDAのHPによれば最大出力は『5.6PS/10,500rpm』となっていますから、高回転での排気効率も良好なはずでしょう。

『隠れミッキー』と呼ばれる原因も、ここにあるのです。



イメージ 3

製造されたほとんどがスピードレース仕様、公道走行用はごくわずかとか。
この高性能バイクでも50cc未満ですからどこの道であろうが法定速度は30km/h、独特のサウンドが聞くところにまでは至らないから仕方ないかもしれません。

そのごくわずかな『公道走行仕様車』が、ベトナムに流れてきていたのです。




イメージ 4

スリムでしょう、オリジナルそのままです。
81kgです。

16歳の時に第二種原付免許を取ってから、夏休みに必死のアルバイトをして手に入れたのが中古の『トーハツ・ランペット』でした。
同級生がCB125に乗り換えると聞いて、1万5千円で譲ってもらったもの。
半ば脅しに近い言葉も交えていたらしいとは、のちの同窓会で聞きました。
本人はまったくそんな意識も記憶もありませんから、きっと同級生の思い込みだと確信しています。

以来『軽二輪免許』を経て、大排気量でも運転できる『自動二輪免許』を取っても排気量は50〜90ccのバイクばかりを所有していました。

友人たちには「ナナハンが50ccの15倍でも性能があったら、乗ってやる」とうそぶいていたけれど、実際のところは資金難が一番の原因です。



イメージ 5

日本のように『50cc以下の制限時速は30キロ』などとの法律は、ベトナムにはありません。
運転免許がなくても乗れるし、制限速度は125ccのバイクと同等。
ドリーム50が日本で好事家にしか愛されないのには、こんなところに原因があります。

最高出力が10500回転時、レッドゾーンは13500rpmぐらいでしょうか。



イメージ 6

ドリーム50は、日本でしか生産されていません。

コーションシールは紛れもない正しい日本語、当たり前でも確認してしまう癖がついているんです。



イメージ 7

単気筒50ccなのに、ツインマフラーです。
もう隠れミッキーがお分かりになったことと思います。

「おじさん、乗ってみる?」
若いオーナーさんが、キーをチャラチャラさせて挑発してきます。
ここでウィリースタートでもして見せてやれば、きっと度肝を抜かすだろうなと、これは想像だけにしておきました。
見ず知らずの人間に対して、そんな簡単に愛車を貸してくれるはずがありません。
「またね…」
そう言って写真を撮らせてもらった感謝の言葉。



イメージ 8

『ウィング・ホンダ』のマークも、好きです。



イメージ 9

うん、いい顔してる。

次回出合った時になら、本当に乗せてもらえるかもしれません。
身分証明とデポジット代わりに、散歩にもパスポートを持参するようにしましょうか。

メイドがない

イメージ 1

改造、よく言えばとんでもないカスタム化のまかり通る国ですから、少々のことでは驚かなくなりました。
50(cc)の数字があって、HONDAのロゴマークはなくてもCD50ではないかなと思って近づいたんです。

排気量が50cc以下でも二人乗りのできる国ですから、原付バイクでもタンデムシートにはすぐに改造可能。
ただ、第六感としてはかなり胡散臭さが漂っているのです。
どこがと問われても、答えることができません。
もう記憶があいまいになっているからです。

ナンバープレートは5桁になっていますから、登録は去年の半ば以降のはず。



イメージ 2

積算計は2760km、ちょっと画像ではわからないけれど、計器の数字にはかなり細かいひび割れがあります。
この国では走行距離はまったく当てにできません、メーターを取り替えたりするだけではなく、特殊なリセット法も多用されているし、新車で買ってもスピードメーターケーブルを外してしまう人たちがどれほど多いか。



イメージ 3

タンク形状は、CD50らしいと思います。
海外向け仕様には、HONDAのロゴもタンクサイドに使われていました。



イメージ 4

エンジンには49cm3の表示がありました。

クランクケースには本来なら『MADE IN JAPAN』の刻印があるはず。
削り取ったわけではないはずなのに、『MADE』の文字がないんです。



イメージ 5

やっぱり!
コーションシールの小さな文字で、由緒正しきCD50でないことがわかりました。



イメージ 6

お口直しに、日本製と認定したCD50を。
重量物運搬のためにリヤのショックは4本に改造されていても、日本のHONDAが作ったものです。



イメージ 7

わかりづらい画像ですが、刻印もしっかり『MADE』入り。



イメージ 8

古くても、型式認定シールが何よりの決め手です。

炭屋さんのカブ

イメージ 1

リヤカーには、炭がいっぱい積まれています。
チューブのベルトが前の1本だけになっているので、すでにひと商売終えての休憩でしょう。
路上カフェでよく出会うようになった炭屋さんの手は真っ黒になっていても、カフェのおばさんはひと言も咎めるような素振りは見せません。

いつか写真を撮らせてもらえればいいなと思っていたら、この日先に座っていた炭屋さんとたまたま目が合ってしまいました。
軽く会釈をすると、片手を挙げての返礼。
これはチャンスと「HONDAの写真を取らせてください」と申し出ました。
まずはリヤカーから。



イメージ 2

そして、目的のカブ。

エンジンは49ccのままでした。



イメージ 3

連結部。

何かにつけて建設用の鉄筋を流用するのはこの国では当たり前、これは直径24mmです。
重量貨物を積む場合には、カブのリアショックを4本使いするのも、この国では常識。
変わっていたのは補強された鉄筋に直結されていたことでした。



イメージ 4

コーヒーを飲み終えて近づいてこられた炭屋さんに、やっぱり聞いてしまいました。
「このHONDA、日本製ですか?」

黙って指差された先には、いまだ探し当てられない国の名前『UAPAN』の刻印がありました。
実直そうな炭屋さんに、実に無粋な質問をしてしまったものです。

すみませんでした。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事