カブとシャリィ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

こりぁ、リトルカブ

イメージ 1

ピッカピカのリトルカブに出会ったと、ちょっと胸がときめきました。
ここまで近づいてみるとどこか雰囲気が違う気がします、どこが違うのかは説明しがたいけれど、違うんです。

エンジン部が無垢ではないのは世界的に広がってきていますから、今はHONDAも乗り遅れまいとしているかもしれないし。
強いて言えば直感でしょうか。



イメージ 2

籐で編まれた前かごも今風に言えば『オサレ』、ちゃんとふた付きです。

かごに隠れてしまったけれど、ホーンのある場所にはちゃんと『Super Cub』のロゴがあります。



イメージ 3

今度はメーターを確認、走行距離はまだ892.2km、新車です。

ほほう、今は4段変速で100km/hまで表示されているんだと、ふと計器メーカーの名前を確認したら。
ありません。



イメージ 4

もしかしたら義弟たちの言う『幻のリトルカブ』かもしれないと、宗一郎さんには悪いけれど違った意味でのワクワク感が涌いてきました。
いつもなら『日本製』の確認作業に入るのに、今は『レアもののリトルカブ』を証明するための熱中に、われながら苦笑してしまいました。

まず、怪しげなシールを発見。
『Deluxe EU』、『JAPAN MORTOR』に続いて『STANDARD』とあっても、『HONDA』の文字やロゴはどこにもありません。

このシールと計器メーカーの名前がないことで、『レアもの度』はすでに50%。



イメージ 5

これらのコーションシールはベトナム製バイクにも貼られているもの、義弟にも確認してもらいました。

注目は日本製なら後部座席用のフートステップ、これは日本製の50ccバイクには絶対ないはず。
輸出仕様ならあり得るかも知れないと、いったん対象外にはしておきました。

シールは日本語のほうが顧客には喜ばれるはず、やっぱりここで10%加算しておきます。
『レアもの度』は60%になりました。



イメージ 6

さて、本当は一番先に気づいていたエンジン部に行ってみよう。

ありましたね、怪しい系日本語シール。
ずいぶん慣れてきたつもりでも、判読不能です。



イメージ 7

ここでは、ふたつ注目してください。

まずクランクケースには、私が『KAWASAKI』と間違ってしまった『KWASAKKI』の赤い文字。
ずいぶん訛っていますし、本家本元の『HONDA』ではありません。
その下には小さく目立たぬように『JAPAN』の刻印。

いちばん大きなシールには『JAPAN Little Cub 14』とありました。

義弟に聞くと、意外なことが分かりました。
義弟の言っていた偽リトルカブとも私の抱いていた疑惑、いや、先入観とも違って、これは韓国製だとか。
去年から出回っていて、破格の900万ドン。
何と…邦貨だと3万6千円、もちろん50cc。



イメージ 8

『KWASAKKI』の右に貼ってあるシフトシールを拡大してみました。
これで『レアもの度』100%に確定。

計器では4速表示なのに、ここでは3速までのシフトパターンしか表示されていません。
それに、この日本語。
『チェンジのパターン』と、私には解読できます。

どこにも生産国を明記しないで日本製とイメージさせる商法、初期の家電とほとんどそっくりですから、そのうちに東南アジアを席巻するかもしれませんね。

ファンシー・ホンダ

イメージ 1

私の近くにいた人たちが、このタイプのカブに乗っていたのが皆無、だから存在は知ってはいても盲点に近いカブなんです。

写真を撮らせてくださいとバナナを売っていた露店の女性にお願いしたら、意外な返事が返ってきました。
「この『ファンシー・ホンダ』は、私のです」
英語でした。



イメージ 2

このとおりタイヤサイズが14インチ、まぎれもなくリトルカブ、のはず。

海外に輸出される場合、日本国内とは違ったネーミングにされることは多々あります。
リトルホンダは女性をターゲットにして開発されたバイクですから、『ファンシー』の愛称だってアリかも知れません。
それとも第三国の『HONDA』が作っている場合だってあり得ますから、製造国の確認作業に入ることにしました。



イメージ 3

クランクケースには『HONDA』のロゴ、その下には日本製を示す刻印が入っています。

これは部品さえ取り替えれば簡単なこと、他の色相と相違がないかもチェックポイントです。
合格。



イメージ 4

ほかにシール類も重要な手がかりになります。
探したけれど、1枚もありませんでした。

ちょっと怪しげな雰囲気が漂ってきますね。



イメージ 5

速度計も『NIPPON SEIKI』の文字が見えますから、たぶん日本製=ホンモノだとは思えるのに、どうしても確証が得られません。

「ファンシー・ホンダ、ナンバーワン!メイド・イン・ジャパン!乗りやすい」
断言していただくのはありがたいんですけど、最近耳にした情報ではリトルホンダにもコピーが出ているらしいので、素直に頷くわけにはいきませんでした。

でも、おばさんの言う『ファンシー・ホンダ』なら、納得しましょう。



イメージ 6

あまり長居をするとバナナを買わされる羽目になってしまいます。
特に英語のできる露店主ならば市価の数倍にあたる外国人価格を提示されますから要注意、これは鉄則。
バナナの叩き売りなら黙っていると値が下がるけれど、ベトナムでは黙ってその場にいると手ぶらで帰ることが極めて難しくなります。

「このホンダ、バナナカラーですね」
「ヤ〜、ヤ〜(そうだよ)」
「ありがとう、またね!」
切り上げ時を失わないうちに帽子を取って一礼、背を向けることには成功しました。

ベトナムで暮らし始めてから身につけた隠遁術、たくさんあります。

カブの荷物は200kg

イメージ 1

デリバリー車と見られる満載バイクが停車したのを発見、どうやら先着したバイクの荷降ろし終了を待っているようです。

ここは慌てず騒がず、喜ばず。
私もこの位置で変化が起こるのをじっと待つだけにしました。



イメージ 2

先着バイクが出ました。
同じ位置に入るのかと思ったらちょっと手前に停止、水溜りがあるのに。
ドライバーがビーチサンダル履きなのはこんなせいかも知れません。

サイドスタンドを出しました、荷降ろし作業が始まりそうです。



イメージ 3

前後に列に積んだ前荷を電柱に当てるワザ、そのせいで後ろ荷が崩れかけてもまったく無頓着。
ちょっとズルイんじゃありませんか…でも続けて見ることにします。

荷物はすべてペットボトル飲料、かなりの重量だとはすぐに分かります。
ドライバーは伝票を取り出す前に、まず膝の上の2ケースを下ろしました。
そうしないと降りられないから、店内に搬入したのは少年。
あれ、これで終わりかな。



イメージ 4

後ろ荷のロープを解いたので、まだ作業は続きそうです。

荷崩れ防止は店の少年、もうこれだけ前後の荷物がズレているのが分かります。



イメージ 5

後ろ荷は少年に任せたまま、ドライバーは前荷の外側ロープを外して上の積荷から降ろし始めました。
少年、黙ったまま押さえ続けます。

カブは後ろのショックを4本に改造されて、耐加重性能は向上しているかもしれません。
帰ってから計算してみました。
500ccのペットボトルが後ろだけで、12本ブリスターパックが5個(60本)、20本入りケースが4個(80本)の合計140本。
前がブリスターパック8個(96本)、20本入りケースが8個(160本)の合計256本。
総計396本となりますから、これに0.5kgを掛けると198kg。

実にヒマに任せた計算でしたが、出てきた数字にびっくり。
これにまだ膝の上に2ケースありましたから優に200kgを超えた荷物を運んできたことになります。

宗一郎さん、実に頑丈なバイクを作ってくれてありがとう。

杖つきカブ

イメージ 1

一般に『かもめカブ』とか『プレスカブ』と呼ばれるものを捜し歩いています。
これはもっと新しくに発売された型、本来ならスルーしてしまうのに、どうしても写真を撮っておきたくなりました。

あちこち、いろんな改造がされているから目を引いたわけではありません。



イメージ 2

そのあたりのパイプか余りもののハンドルを使った上、強引なてんこ盛り溶接しているからではありません。



イメージ 3

リヤショックを2本ずつに改造してあるのは、もう珍しくもなくなりました。

氷屋さんの配達専用車なんです、これ。



イメージ 4

実は、メインスタンドはおろか、サイドスタンドだってないバイクなんです。
こうして、いつもつっかえ棒をしておかないと独り立ちしていられないカブは、初めて見ました。

「運転する時、棒はどこにしまうんですか?」
つい聞いてしまいました。
勘のいい方は、もうお分かりでしょう。
そう、ハンドルを溶接した場所に格好の収納ポケットが出来ているのです。



イメージ 5

普段はこのような重心の高くなったバイクに、『転倒予防』として使われているつっかえ棒。

サイドスタンドをつける予定はあっても、どこか思い切った故障でもしないと休みを取れないカブ。
つっかえ棒に支えられる生活はまだまだ続きそうです。

カブのお供

イメージ 1

とっても気になる光景に出会いました。
おじさんが押しているバイクは古いスーパーカブ、第一発見場所からズームいっぱいで撮ってみました。

サイゴン中心街にある道具屋街へ買い物に出かけた帰り道でした。



イメージ 2

さっそく早足で、反対側の舗道からの追跡開始。

サイドスタンドを立てて、おじさんが入っていったのはバイクの修理屋さんかなと思いました。
でも、ずっと押しておられたのは、カブが故障したからないはずです。
理由は、お供を三匹従えているから。
押して歩く環境でなければ、これはできないはずだからです。



イメージ 3

同じ場所で待ち続けました。

お店から出てこられて、また押し続けられると思います。
ヘルメットをかぶっておられないし、お供はロープにつながれたまま。
白色とピンクはワンコ形の引っ張るおもちゃだと、ここで判明しました。



イメージ 4

よほど向こうの舗道に移動しようかと迷います。

いや、気づかれて自然な雰囲気が壊れてしまうより、車やバイクに遮られても、もう少しこちらから偵察活動を続けよう。
後方からのバイクからは、不思議にクラクションが鳴らされることもありません。



イメージ 5

この位置になって、白色は体の斑点と顔から小鹿、黄色はニャンコ、ピンクがワンコだと分かりました。
家に戻ってからPCで拡大して再確認しましたから、間違いありません。

小鹿はどうも道路の中央寄りが好きな様子、限界まで行ってはカブにつながれた紐で一気に引き戻されます。
先の信号はおじさんには赤、私には青。
思い切って近づくことにしました。



イメージ 6

ところがおじさんは右折、私はバスターミナルまで直進しないといけません。
よほど声を掛けようかと考えました、でも姪っ子にはもう興味を持ってもらえないであろうおもちゃです。
残念ながらここでお別れしました、しばらくの間でもほのぼのとした気分になりました、ありがとう。

家に帰ってから、家内に報告。
「今日は三匹をお供にするカブに出会ったよ」
PCの画面を見せながら言いました。
「…三匹と一人でしょ?」


どの書庫に入れるか、ずいぶん迷いました。
ほのぼのとさせてくれる光景だから『日々平安』にとも考えました。
でも、これはスーパーカブならでは、いやカブでしか醸せ出せない雰囲気ではないかと思って『カブとシャリィ』に入れることに決めました。



おまけ。
イメージ 7

『DIEN THOAI』とは『電話』のこと、『CONG CONG』とは『公共』を意味します。
自宅やお店の電話を貸す商売は携帯電話の普及で姿を消したと思っていたら、まだ生き延びていました。
激減したカード式の公衆電話も多くが使用に耐えない姿になった今、復活したのかもしれません。
交通標識に掛けられた看板は、とても新しいものでした。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事