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木製のサンダルは主に女性用としては売られていますが、ベトナムに日本と同じような下駄があるわけではありません。 ベトナムの交通法規に運転時の履き物の規制はありませんが、バイクにも下駄を履かせてはいけないという法律もありません。 傾きがいつもより大きいと感じて近づいたカブには、あるところに下駄が履かされていました。 サイドスタンドに溶接されているもの、これって『下駄を履かす』と言いませんか? もしこの下駄がなければ、きっと支えきれないだろうと思います。 すり減っても、まさかここまで短くはならないだろうし。 もともと『純正部品』の概念がない国だから、何か他のバイクの部品を流用したものでしょう。 エンジンには日本製の刻印があっただけ、他に製造国の証となるものは一切ありませんでした。 『たぶん』に『おそらく』付きの日本製、プラス『かも知れません』
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カブとシャリィ
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どう見ても元はスーパーカブ、イメージが変わって見える原因はふたつ。 おむすびがたの単座ではない二人掛けシートと、前輪のサスペンション廻りです。 それに、日本で生産されている最新のカブでも使われていないディスクブレーキが装備されているようです。 ただ、ディスクパッドの納まっている部品もなければ油圧のホースもなし。 改造の途中なのでしょうか。 ブレーキオイルを入れるタンクも付けられ、ブレーキレバーも油圧式には取り替えられています。 私の気のせいか、前輪の軸がハンドルと垂直交差していないような…。 私の気のせいか、前輪のタイヤが左側ばかりの片減りしているような…。 私の気のせいか、前輪のホイールとブレーキのディスクとが同心円ではないような…。 れっきとした日本製なのは分かりました。 この先、どうやって諸問題を解決されていくのかは、興味のあるところです。
近代的なブレーキシステムのカスタム化が完成したといっても、わが家から車で5時間半もかけて見に行く気にはたぶんなれないと思います。 |
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よく「オレのホンダはメイドインジャパンだ」と自慢される方がおられます。 そのうちの約半数は確実に日本製ではない証拠が見つかります。 残りの半数ほどにも怪しげな日本語があったり、改造されたりした眉唾物です。 日本製と信じておられる方に、決して「これは日本製ではないですよ」とは言いません。 「大事に乗ってやって下さい」 それだけ伝えることにしています。 チェックポイントは三つ、確かな日本語が使われていることがまずその第一関門です。 上下逆に貼られていたり、推定車齢に比べてあまりにきれいだったりすると疑問を持たなければいけないでしょう。 このオーナーのカブは、この難関をクリアしています。 二つ目は、日本では必ず必要な型式認証シール。 これも大切な判断材料、貼り直しの跡さえなければこれだけでも日本製と判断してもいいと思います。 貼り付け位置の確認も重要、フレームの右側、ほぼこの位置でなければいけません。 たまに気まぐれなところに貼られていたら、要注意です。 もちろんオーナーさんが貼り直すこともありますから、一概には言えません。 もちろんエンジンが壊れて、某国製に積み直されている場合もあります。 この場合、まったく能力が違うのですからもう日本製とは言えなくなると思います。 韓国や中国製に、まったく寸法の同じ互換品があります。 たまにこんなあり得ないものもありますから、やっぱり第三のチェック項目です。 この写真は参考までに掲載したもの、このオーナーさんのバイクではないことを名誉のために付け加えておきます。 サスペンションは、フロントはともかく、リアサスはまず原形をとどめていないのでまったく参考にはなりません。 このC−50も、リアサスは市販のサードパーティーものに変えられています。 レバーで切り替えできるサスは今は二人乗りモード、この部品だけが光っていました。 結論。
ベトナムオフロードといたしましては、このバイクを『日本製』と認定するに至りました。 久しぶりの認定品でした。 |
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珍しい色のスーパーカブが止まっていました。 もっと珍しいのは、ホイルカバーがついていることです。 それも前後に、合計4枚。 路上カフェのおばさんに、「写真を撮っていいですか?」と聞いてみました。 「カフェダー(アイスコーヒー)かい?」 「……はい……」 承諾を得たものとして、写真を撮り始めました。 反対の左側にだって付けてあるのは、影でお分かりになると思います。 まさに、クルマ並みです。 ブレーキペダルだって、こんなにオシャレです。 普通、これほど写真と撮ったりしゃがみ込んだりしていると、誰かが近づいてきてくれたりするものなのに、なかなか持ち主らしき人は現れません。 きっとシャッターの閉ざされている、このお宅のものでしょう。 よく手入れはされていますが、積算計の最後の桁が黄色くなっていました。 このシールで、日本製ではないことは分かりました。 やっぱり地球上に存在しない『UAPAN』国の製造でした。 この刻印はよく見かけます。
かなりの工業国のようですが、世界地図でも見つけられないのが、とっても残念です。 |
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菓子問屋さんのデリバリー隊出発の光景は、以前お伝えしました。 その中で1台だけになっていたスーパーカブと、市場前で出会いました。 やっぱり「積載量:積めるだけ」でした。 顔見知りのお兄さんから「20分で終わる、後ろに乗って帰る?」と聞かれたけれど、ここは遠慮させていただきました。 ある日の朝、問屋さんの前に荷積み準備中のカブの写真を撮ってありました。 私が遠慮したのは、ここに30分以上も座っていられないと思ったからです。 この画像で、たくさんの荷物が積める訳がお分かりになったと思います。 もっと積む場合は、後部に座った時に持つメッキのバーに木ぎれを差し込んで、もっと伸ばすことが可能です。 |




