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最近本を読む集中力が低下していて、しかも同時進行で何冊も読んでるから、
読みかけの本が大量に発生していて、
どうにもならないので片っ端から片付けることにした。
私は本が好きだけど、社会人になって本を読む時間が少なくなり、
なのに新しいおもしろい本が続々と発刊になっているので、
あるとき速読をマスターする決意をして、
独学で速読をやってみたら本当にスピードが速くなりました。
ただ悲しいことにスピードは向上したけど、記憶力は低下して割と忘れてしまうので、
自分用のメモ程度に読書感想文をつけときます。
■「光源」桐野夏生
映画を作る人たちの波乱万丈のお話。
たまにこの人の退廃的な世界を体験したくなるので、
そういう気分のときに買ってしばらく放置。
読み始めたときにちょうど私生活での出来事に少しシンクロするところがあって、
個人的にはちょっと感情移入してしまったけれど、誰にも薦めたりしない。
高見とエリのお互いにもう一人の自分に恋してしまうというのが不思議だった。
この感覚はたぶん一生わからないと思うけど。
■「夜の画家たち」坂崎乙朗
森美術館の「ベルリン-東京展」で表現主義について知りたくて買った本。
読むのに半年以上かかった。ちょっと小難しい。
最初の頃に読んだのなんか、もう覚えていない。。。
でもノルデやモーダーゾーン・ベッカー、ムンク、キルヒナーなんかのことが、
大まかにわかったので良かったかも。
ココシュカはこの本で知ったくらいだったけど、テレビの迷宮美術館で特集していて、
アルマ・マーラーの恋人だったのでちょっとびっくり。
魔性の女、アルマ・マーラー、すごく興味のあるミューズの一人。
「風の花嫁」の絵がアルマの絵だとわかって興味深し。
でも表現主義の絵ってたぶん時代が大戦の頃だからだと思うけど、なんか重くて暗い。。。
ほんとに夜の画家たちって感じ。気がめいる絵が多いので、ちょっと疲れるかも。。。
■「根をもつこと、翼をもつこと」田口ランディ
たまにこの人と思考の動き方が似ているなと思う。
方向性はちょっと違うけれど、動き方がちょっと似てる。
テーマは広島、薬害エイズ、犯罪報道、水俣病、などのどちらかというと重いテーマだけど、
彼女は自分の言葉で自分の感情を書いているので、読んでいてするりと入ってくる。
こんなふうに自分のフィルターで濾してくれた言葉だと、
こちらもとてもわかりやすいし、共感しやすいなと思う。
読んでいて何回かうるっときた。
私には到底ちゃんと理解できないことだらけだけど、
その問題を生きている人たちの言葉によって少しだけ知ることができる。
この本についてはあまり深く言葉にしたくないので、このへんにしておきます。
読みかけの本はあと 4 冊もあった。。。
とりあえずこれ読むまではもう絶対に本屋には行かない!
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