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バラ色の育児と仕事の両立の日々

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The Door in the Floor

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原作が本の映画の場合、先にその本を読んでいると映画も見てみたいと思うけれど、
映画で見てしまうと本を読もうとは思わないことが多い。

何度かブログでも書いているけれど、ジョン・アーヴィングは好きな小説家の一人だ。
彼の小説は、あまりにも奇想天外な展開なので、映画化するのがむずかしい。
だから映画化されると、いったいどういう映像になるのか見てみたくなる。

「ドア・イン・ザ・フロア」は、「未亡人の一年」を映画化したものだ。
この作品は、いつもの奇想天外度から言うと、落ち着いた作品のほうだと思うけれど、
私はこの作品に漂う雰囲気がとても好きだった。

アメリカのメイン州は、私が十代の頃ひと夏過ごしたことのある場所だが、
何かしら人の想像力を刺激するような、とても不思議なところだと思う。
そのためか、芸術家や作家の別荘が多い場所でもあり、
たとえばアーヴィングのほかには、画家のワイエスや絵本作家のマックロスキー、
ホラー小説で有名なスティーブン・キングもここに住んでいる。

この映画も舞台はメイン州で、全体的に独特の雰囲気が漂っている作品だった。
曇り空と霧雨にいつも包まれているような空気、
海辺の家特有の澄んだ空間、重たくたゆたう灰色の海に、白い背景で際立つ緑の色。
見ているだけで潮の香りがするようなイメージ。

兄弟の息子を亡くした夫婦、その二人の幼い娘、夏休みにアルバイトに訪れる男子学生。
癒えない悲しみを抱えながら、男子学生と不倫をする妻、不倫相手をモデルに絵を描く夫、
死んでしまった兄弟の白黒の写真に囲まれて暮らす娘。
その写真は、幸せそうな兄弟の子供の頃の写真で、まるで一葉がひとつの物語のようだ。

映画のタイトルの「床にあるドア」というのは、絵本作家の夫の作品に出てくるドアで、
それは、一度入ると誰も出てこないという恐ろしい世界へ続くドアである。
そんなドアのある世界に子供を産んでいいのか悩む母と、
そんなドアのある世界に生まれることを心配するおなかのなかの男の子、
しかしドアを絶対にあけないという約束を母として、男の子は生まれてくる。
そしてこの楽しい世界に生まれたことを喜ぶのだけれど、
いつか男の子はそのドアをあけるのではないか、なぜなら男の子とはそんな生き物だから、
とそんな風に終わる絵本。

映画では、娘を残して、妻がひとり出て行ってしまい、
そして夫は、スカッシュのコートにある床にあるドアに最後に入ってしまうところで終わる。
小説は、その後、その娘が大人になってからの話へと続いていく。

映画を観終わったあと、その余韻がずっと続いた。
映画自体は割と好きだった。
でもひっかかることがあって、しばらく心から離れなかった。

なぜ妻は幼い娘を残して去っていったのだろう。
「自分のようになってほしくない」という言い訳では説明がつかない。
残された夫に育てられるほうがマシだとは思えないからだ。
それは妻が一番よくわかっていることではないのだろうか。

床にあるドアの奥にある邪悪な世界。
なぜ夫は最後にそこに入っていったのだろう。

この二人の行動が理解できない。
どうしても幼い娘のことを考えてしまうからだ。
たぶん自分の息子と置き換えて考えてしまうから、余計に理解できないのかもしれない。

小説を読んだのは、もうずいぶん昔のことで、実はあまり覚えていない。
映画を観て、娘のその後がどうなったのかをもう一度確かめたくなった。
「床にあるドア」の絵本についても、記憶になかったのでもう一度読んでみたい。

映画については、★★★。

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■「やかまし村のこどもたち」
■「やかまし村の春夏秋冬」

リンドグレーンといえば、私の子供時代に彩りをくれた童話作家だ。
有名なのは「長くつしたのピッピ」だと思うが、ピッピにはかなり影響を受けた。
子供のときは真似をして色違いの靴下をはいて、
友だちに「それ、変だよ」といわれたのを覚えています。
そういえば、初めて見に行った映画も「長くつしたのピッピ」だったはず。。。

「やかまし村」シリーズは、家が 3 軒しかない小さな村に住む子供たちのお話だ。
特に何か大きな事件があるわけではない。
町まで買い物に行く話、近所に住む怖い靴屋さんの犬をもらう話、
宝探しに行く話、クリスマスの話など、どれもなんとなく自分の過去にもありそうな、
そんなお話ばかりなので、見ていてなつかしい気持ちになってしまった。
もちろん日本で子供時代を送った私と、スウェーデンの子供をとりまく環境は違うけれど、
ちょっとしたことが大冒険だった日々が、なんだかなつかしかったのだ。

その中で、主人公の女の子が、自分の育てている羊を学校につれていく話がある。
それは、男の子に「犬はどこにでもつれていけるからいい。
羊はどこにもつれていけない」と言われたので、学校につれて行けることを証明したのだ。
先生もおこることができなくて笑ってしまい、その日は羊について学ぶことになる。

そういえば、私も小学校 1 年生の頃にアヒルをかっていた。
鳥の習性に「すりこみ現象」というのがあり、それは初めてみたものを親だと思うのだけど、
そのアヒルは、ひよこのときからかわいがっていた私のことを親だと思ったため、
私にとてもなついていた。
学校にはさすがに来なかったけれど、集団登校の待ち合わせ場所には、
後ろを追ってついてきたことがある。
羊の話を見ながら、そんなことを思い出した。

子供時代の思い出は、ふとした拍子にこぼれてくるのだけれど、
この映画を観て思ったのは、私もめぐまれた子供時代を過ごしたな、ということだ。
田舎だったので土地が広かったため、庭はちょっとした宇宙だった。
今思うと祖母が、一年中花を楽しめるようにとガーデニングをしていたおかげで、
梅、桜、芙蓉、パンジー、ひな菊、紅葉、すすき、つばき、など季節ごとに花や草木を楽しんだ。
たくさん虫もいたし、小動物もいたし (たぬきやいたちなど)、
ハムスター、モルモット、うさぎにアヒル、猫に犬、とにぎやかだった。

子供時代のこういう思い出というのは、今になって思うととても大切な思い出だ。
取り返せるものもあるけれど、どうしても取り返せないものがこの世にはある。
どんなに戻りたくても、その場所はもう存在しない。
ただ記憶のなかにのみ残っているだけだ。

過去への旅をできたので、この映画たちは私の中では★★★★。

天使の泣き声

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この前のお休みに、友達から教えてもらった「プルミエール」を見に行きました。
http://premiere-movie.com/
ある皆既月食の日に世界で行われた出産の模様を撮影したドキュメンタリーです。

日本、アメリカ、シベリア、インド、アフリカ、ベトナム、フランス、メキシコ、
いろんな国でのいろんなスタイルでの出産シーンがつづられています。

私は個人的にはメキシコのイルカと出産するのに、すごくひかれました。
水中出産をしようと思ったのも、もしかしたら水と誕生に惹かれる何かが私の中にあるのかも。
前世は魚だったりとか?(笑)
イルカの出す超音波は胎児の動きにもとてもよいそうなんです。
人とよりそうイルカを見ていると、リラックスして出産できそうな気がしました。

日本では、愛知県にある吉村先生の病院での自然分娩がとりあげらていました。
実は自然分娩をしようと思ったのは、吉村先生の記事を読んでからです。
自然とともに自然の呼吸を感じながら、自分も自然と一体化して産む、
自分の力でお産を管理して産む、という考え方をはじめて知ったのでした。

映画はやっぱり自分たちにとって、すごく身近に感じられるものだったので、
感動もこれまでより大きかったし、産まれるときの瞬間は本当に感動して涙がとまりませんでした。
本当に出産って奇跡なんだなとあらためて思ったし、
こうして生まれてきた私たち全員の存在も奇跡だなあと思いました。

ちなみに映画が終わったあと、うしろに座っていた若い女の子が「気持ち悪かった」と言っていました。
たまにそういう感想を聞くことがありますが、理解はできるけどちょっと不思議です。

私が初めて出産シーンを見たのは、大学の人類学のクラスで、この映画の美しい映像とは違い、
本当に直接的な映像で、かなり衝撃を受けました。
そのときも「グロい」と言っていた人はまわりにいましたが、
私はそれよりも畏怖の念に打たれた、という感じでした。
すごい、壮絶すぎる。。。という衝撃です。
気持ち悪いとかグロテスク、と思ったことは不思議と全然なくて、とにかくすごいなあという感じ。

あの頃は母親ってすごいな、という気持ちが強かったのですが、
自分が実際に出産に直面して知ったことは、赤ちゃんもすごくがんばっているということでした。
母子の共同作業なんだ、出産というのは、と思うと、ますますがんばろうと思います。

無痛分娩という選択肢もありますが、私はやっぱりこの自然の痛みを経験したいなと思います。
痛みも自然のままに、そして自然の力をかりて産めればと思います。
そうやって自然の一部となることを体験するのがとても楽しみだし、
この映画をみてますます楽しみになりました。

ちなみに伊達さんもこの映画には感動したらしく、父親としてがんばろうと改めて思ったみたいです。
父親になる人にもぜひ見てもらいたい映画かもしれません。

終わらない歌を歌おう

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引越してからケーブルに入ったのだけど、普段は時間がないのでなかなか映画が見れない。
今週は時間がたっぷりあるので、おもしろそうな映画を録画して楽しんでいます。

昨日観てすっかりはまった映画。
それは香椎由宇主演の「リンダ リンダ リンダ」。
高校生の軽音部のバンドが文化祭で演奏するまでのいろんな出来事を描いた映画です。
メンバーの一人の怪我が原因で、バンド仲間がばらばらになり、
そんな中新しいボーカルとして韓国からの留学生がたまたま通りがかっただけで参加することに。

なんか久しぶりに熱い血が沸き立つような、すごくいい映画だった。
本当に何気ない会話や風景がすごくなつかしい。
私は日本で高校時代を過ごしていなくて、それが非常に残念なんだけど、
でもその高校時代特有の空気というか、雰囲気はどこも共通だなあって思った。

人生何事も遅くない、とはいえ、やっぱり高校のあの限られた時代にバンドやってみたかった。
まあ、ブラスバンドにいたけれど、ロック系バンドとかやってみたかったな〜とつくづく思う。
あの今はもうない独特の感受性を持っていた頃だからこそ、
味わえるものってやっぱりあるんだよな〜。

映画を観たあと、すごくブルーハーツが聞きたくなった。
実はブルーハーツがはやっていた頃には、その流れにのれず、あまり聞いていない。
でもあらためて聞くと、すごく良かったから、今日は早速 CD 買ってしまった。
なんかなつかしい、でもちょっと新鮮な歌詞とメロディー。
ああ、カラオケで思いっきりがんがん歌いたい〜。
いいストレス発散になりそう。

恐怖の男ミッキーさん

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冬休みにアメリカに帰国していた伊達さんが、映画ロッキーの最新作を見て大感動していたので、
これまでの人生ロッキーを見たことのない私だけど、1-5 まで観ることにした。
はっきりいって最初はしぶしぶって感じだった。
というのも私はマッチョ系映画にあまり興味がないからです。

が、その考えは Rocky II を観てふっとんだ。
おもしろすぎる!コメディーとして!

実は今のところ I-III まで観たのですが、順番が II, III, I の順番でした。
ということで最初に見たのは II だったんだけど、映画観て爆笑したのは久しぶり。
どのように観るかは人それぞれですが、私としては II はコメディー要素が強かった。
何がおもしかったかというと、ロッキーのマネージャーのミッキーさん。
ミッキーさんは、口の悪い江戸っ子気質な人なので、
ロッキーを奮い立たせるために、自分もキレまくって怒鳴りちらすのですが、
言ってることがたまに意味不明すぎなんです。
「雷を食らえ、そして稲妻のクソをしろ!」というのが一番笑ってしまいました。
何すればいいねん?!って感じです。
そしてロッキーもなんか能天気すぎるところが、ちょっと笑えます。
引越し先を見に行っても、「床が硬いのがいいねえ」とやたら「硬い」ことに感心。
もっとちゃんとチェックしようよ、って思った。
エイドリアン、がんばれよ〜という感じ。

その後 III は、シリアスな要素が大きかったので、ちょっとがっかり。
ロッキーもなんかちょっと頭良くなってて金持ちでつまらない。。。
ただ波打ち際で抱き合うロッキーとアポロがすてきでした。

でも I は、一番良かったです。
コメディー要素もあるけれど、ロッキーもなんだかかわいくて純粋だし。。。
ヒロインのエイドリアンとの恋もちょっと人には言えないが、かわいらしくて良かったです。
ちなみにミッキーさんは I のときから、
「雷を食らえ、稲妻のクソをしろ!恐怖の男になれ!」と言っておりました。
すてきな意味不明のミッキーさん!

このあと IV や V は、もっとシリアスになるみたいです。残念。。。
でもロッキーシリーズは結構おもしろいです。
私としては★★★かも。。。

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