|
9 神経系・精神系に対する作用・副作用・対処法
{本来の作用} ¶ 脳の興奮を高める作用
¶ 精神活動が活発になる
⇔
∴不眠 等・・・・・
精神変調・興奮・精神症状を起こす事あり
{副作用} ¶ 不眠
¶ 興奮状態(ハイ)
¶ 精神症状(疾患)・・・ex 「薬剤因性うつ症」・・
{予防} ステロイドの副作用の中で、予防が極めて困難な副作用だと
と 言われています。患者の多くは『不眠』に陥っている場合が
{対処法} あり、この不眠からくる睡眠不足は、あらゆる点において、
病状を悪化させる可能性があります。
ですから、『睡眠導入剤』等でしっかり睡眠が取れるように
してください。
『睡眠薬』と聞くと、思わず引いてしまう方、いらっしゃると
思います。イメージが悪い薬ですよね。でも、眠れないというのは
体だけではなく、心も消耗してしまい、全身症状に大きく影響を及
ぼしてしまいます。ですから、不眠に悩む方は、主治医の先生と
よく相談の上、自分にあった睡眠薬を探してみてください。
また、精神症状を発症した場合は、早期(軽症)の段階から、
精神科医と連絡を取って、向精神薬で治療をはじめます。
一番怖いのは『自殺企図』です。この『自殺企図』は患者自身に
危害が加わる恐れがあります。発作的に・・・これが一番怖いです。
そして、その状態を他人にさらしたままにしておくことは、
多くの場合、『記憶障害』を伴うことが多く、その後の回復過程に
おいてそれが精神的負担となる場合は精神科へ転科することが
よい場合もあります。
私の場合
もともとが不眠がちの私。ステロイドを使うようになったら、眠れない
のが当たり前の事になってしまいました。ステロイドの量にもよりますが
発病時の点滴でプレドニン換算50〜60mgだった頃は、どれだけ
睡眠薬を使っても、眠れるのはせいぜい4時間程度でした。(24時間中)
主治医に「もっとたくさん睡眠薬を使って・・」と言ったところ
「象でも眠っちゃうぐらいの量を点滴に入れてるんだけどなぁ・・
これ以上は、オペ後の患者さんにも使わない量になるから、
諦めて起きてて・・」
って言われちゃいました。今はプレドニン11,5mgですが、やはり眠れない
ですね。
これまで、かなり様々な睡眠薬を試してきました。
グッドミン錠(0,25mg) (以前の名称 レンドルミン錠)
ベンザリン錠(5mg)
ハルシオン錠(0,25mg)
エバミール錠(1mg)
マイスリー錠(10mg)
アモバン錠(10mg)
ヒルナミン(向精神病薬 5mg)
ドラール錠
デパス錠(0,5mg)
リーゼ錠(10mg) (・・・この2薬は上のものに足してました)
睡眠薬に限った事ではありませんが、体は薬に慣れてきます。
すると、今まで通りのステロイド量でも眠れなくなります。
睡眠薬によっては、副作用が強く出るものもありました。
どの薬かは記載しませんが
飲んでしばらく経つと、眠る前に吐き気がして余計眠れない・・
翌朝、頭重がひどくて、頭が上げられない・・・
記憶がない・・・
(一過性前向性健忘=服用後寝るまでの出来事を覚えていない
就寝後起きた時の事を覚えていない)
なんか胸が苦しいような息苦しいような感じがする・・・
色々ありましたが、今は、
→ ハルシオン錠1個+エバミール錠2個 ←
で、何とか眠ってます。と言っても、持続睡眠が短く、眠りはじめから最初に
起きるまでの時間は、長くても3時間です。その後は、細切れですから、
寝た気がしませんね。
ただ、今の組み合わせにしてからは、最初の3時間がかなり深く眠れるようで
午前中の調子が少し良くなった気がします。一通り家事などをしたら、必ず
昼寝をして、一日合計睡眠時間を10時間ぐらいにしています。
膠原病の特徴の『易疲労』があるので、これぐらい休まなくては、すぐに体調を
崩してしまいます。
心のバランスは、体調を整える事より難しく、かつ、重要です。
もし、なにか心配事がずっと心の片隅にあるのなら、とにかく
SOSを発信してください。
心の中は誰にも見えません。苦しみは自分の中・・
そして、重症化することを避けるよう努めることが、ステロイドとの上手な
付き合い方だと実感しています。
参考文献
医薬ジャーナル社
『 正しいステロイド剤の使い方 』
|