超越論的人生論―いかに生くべきかを問う人生論ではなく

人生いかに生きるべきかを問うのではなく、なぜ私の人生が始まっているのかを問う人生論。

全体表示

[ リスト ]

オリジナル論理問題26



あなたは今、拳銃を持った犯人に人質にとられている。
そして次のように犯人から言われたとする。
 
(ア):「動くと引き金を引くよ」
(イ):「動かなければ引き金は引かない」

(ア)と(イ)でどちらの脅迫を怖がるべきだろうか。どちらかを選びその理由を述べよ。なお犯人は非常に論理的であるとする。







解答
(ア)の「動くと引き金を引くよ」を怖がるべきである。動けば必ず撃たれるし、動かなくとも撃たれないという保証はないから。(イ)の場合はとにかく動かなければ撃たれることはない。


解説
(ア)と(イ)ともに条件文である。条件文とは「AならばB」の形式で、Aが成り立っているとき必ずBが成り立つ。 このとき「AでないならBでない」(逆命題)は偽である。それを見抜けるかどうかがこの設問の肝である。

(イ)「動かなければ引き金を引かない」の方は、字句通り、とにかく動かなければ撃たれることはない。では動けばどうなるか? 犯人は撃つかもしれないし撃たないかもしれない。動いた場合については何も言っていない。とにかく動かなければ撃たれない。とりあえずは安心できるだろう。

 他方で(ア)「動くと引き金を引くよ」の場合はどうか。この主張から「動かなければ引き金を引かない」を引き出せるどうか。これは(ア)の「裏命題(AでないならBでない)」であり必ず真とは言えない。動かない場合については何も言っていないのである。つまり撃つかもしれないし撃たないかもしれない。したがって動けば確実に撃たれるし、動かなくともどうなるかわからない。これは怖い。

動かない人がもしこの犯人に撃たれたなら、残った人質は「動かなかったのになぜなんだ」と犯人に文句を言いたくなるだろうが、論理的には犯人が正しいのである。

またこれは論理の問題ではないが、「動くと撃つ」という言葉には犯人には殺すつもりがかなりあると感じられる。他方「動かなければ撃たない」には、できれば撃ちたくはないという犯人の気持が感じ取れないだろうか。このとっさに感じる感覚は論理的な思考によるものではないが、論理的に考えたときの判断と一致する。これは偶然だろうか。



よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事