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コスタリカでは、低地に鮮やかな蝶が集中しています。プライベートでは低地での散策が圧倒的だった私ですが、蘭探しするようになり、高地がメインとなりました。そこで今回は、蘭探し時に遭遇する、高地の蝶の一部を紹介します。
ツルギタテハ属、ラテン名: Marpesia corita corita(or phiale) 英名: Purple-stained Daggerwing
ラテン名がMarpesia marcellaから変更になったようです。亜種coritaなのか、phialeなのかまでは分かりませんでした。
高地には地味な種が多い中、Marpesia coritaはトップ・クラスの美しさだと思います。特に後翅の紫は光が当たると、キラキラ輝きます。標高2,800メートルまで生息していると、手持ちの図鑑に記述があります。
フタオジャノメ属、ラテン名: Drucina leonata 英名: Leonata Satyr
ジャノメチョウの仲間は、地味な種が圧倒的に多いです。後翅に橙色が入っている分だけ、Drucina leonataは綺麗な部類かと思います。標高2,000メートルまで生息していると、手持ちの図鑑に記述があります。右下のハエと一緒に日向ぼっこしている?
ルリシジミ属、ラテン名: Celastrina echo gozora 英名: Mexican Azure
蝶に詳しい方は気付かれたと思いますが、日本にも別種が存在するルリシジミの仲間です。手持ちの図鑑にシジミチョウの記載がないので、標高の分布が分かりません。標高2,200メートルほどのエリアで撮影しました。いつものことですが、シジミチョウの開翅は撮れません。(^▽^;)
全てリコーCX5のズームマクロで撮影
次回の更新は明後日になります。新しい書庫を始めます。お楽しみに〜。 |
蝶、蛾
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♂個体
♀個体
タカネマダラシロチョウ属、ラテン名: Catasticta teutila flavomaculata 英名: Pure-banded Dartwhite 注: メスの画像は別個体です。
高地に生息するシロチョウの仲間です。この通り真っ黒なので、シロチョウの仲間と言われてもピント来ないかもしれません。オスの方が派手なのが一般的ですが、メスの方が鮮やかに見えますよね? カスリタテハ属、ラテン名: Hamadryas amphinome mexicana 英名: Red Cracker
息子が虫の撮影を始めた頃の画像です(当時五歳)。この頃は旧式のコンデジで、望遠も四倍しかありませんでした。この距離では豆粒にしか写りません。ですから息子を抱っこして、接写させた思い出の一枚です。
一枚目、二枚目、四枚目はキャノン・パワーショットSX50HSで撮影 三枚目、六枚目はリコーCX5のズームマクロで撮影 五枚目はソニーDSC−W1で撮影 ひょっとして、ブログの不具合が解消?
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Phanus(和名なし?)属、ラテン名: Phanus marshallii 英名: Common Phanus
過去に何度も、翅が透けている蝶を紹介しました。しかし、それらは全てタテハチョウの仲間でした。今回はセセリチョウです。英名だとghost-skipper(幽霊セセリ)という別称もあるようです。透けている=幽霊、ということなのでしょうね。
スカシマダラ属、ラテン名: Greta andromica lyra 英名: Andromica Clearwing
こちらは「元祖」、透けた翅をしたタテハチョウの仲間です。四年ほど前に撮影しました。透けた翅をした蝶の交尾シーンは、これ以降、一度も見たことがありません。興味の対象が、野生蘭に移ってしまったからでしょうか。
タスキアゲハ属、ラテン名: Heraclides thoas nealces 英名: Thoas Swallowtail ラテン名がPapilio thoas nealcesから変更になったようです。
注: 上下の画像は、別々の個体です。
都心部でも普通に観察できるアゲハチョウです。我が家のランタナにも飛来します。幼虫時の姿が、鳥の糞の擬態として有名です。
四枚目のみキャノン・パワーショットSX60HSで撮影 残りは全てリコーCX5のズームマクロで撮影 |
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Ithomeis(和名なし?)属、ラテン名: Ithomeis eulema imatatrix 英名: Northern Mimic-metalmark
ドクチョウ属、ラテン名: Heliconius hecalesia formosus 英名: Five-spotted Longwing
一枚目の蝶はシジミタテハという、日本には存在しない仲間です。この時もそうでしたが、葉裏に隠れていることが多いです。二枚目は有毒性のタテハチョウです。
画像を比べると分かりますが、二種はよく似ています。それもそのはず、有毒性のタテハチョウに擬態しているからです。同じタテハチョウ間では珍しいことでもなく、無毒性の種が有毒性の種に擬態します。 ただ、Ithomeis eulema imatatrixは別の科に属する蝶なので、こういったケースでの擬態は稀だと思います。その擬態がどれだけ精巧なのか?手元の図鑑に、著者の観察記述があります。「Heliconius hecalesia formosusが、Ithomeis eulema imatatrix相手に十分以上も求愛行動を続けていた」 つまり、Heliconius hecalesia formosusはIthomeis eulema imatatrixを見て、同種と勘違いしたことになります。人間に例えると、ニューハーフを女性と勘違いした感じ?それは違うか・・・・。(^▽^;) ルリフタオシジミ属、ラテン名: Pseudolycaena damo 英名: Sky-blue Hairstreak
シジミチョウとしては大型で、前翅長が三センチ半ほどあります。表翅はメタリック・ブルーなのですが、とにかく開翅してくれません。ネット検索してみると分かりますが、開翅シーンを撮影されている方は世界に一人だけみたいです(標本画像を除く)。
キチョウ属、ラテン名: Tropical Yellow 英名: Eurema xantochlora xantochlora 日本でもお馴染みのキチョウの仲間です。キチョウも開翅シーンが撮れませんね。
一枚目のみキャノン・パワーショットSX50HSで撮影
残りは全てリコーCX5のズームマクロで撮影 |
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ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota chrysus 英名: Stoll's Sarota
注: シジミタテハはシジミチョウでも、タテハチョウでもありません。その中間的特徴を持つ、日本には生息していないグループです。
蘭探しの合間に、川辺に立ち寄りました。ミネラル補給に飛来する蝶を期待してのことでした。水辺に行くと、小さな蝶(前翅長一センチ半ほど)が、すばやく飛んでいました。 運良く、近くの葉にとまりました。翅の模様から、直ぐにニシキシジミタテハの仲間だと分かりました。この仲間は葉裏に隠れていることが多いので、出会いさえ容易ではありません。 久しぶりに、蝶にワクワク、ドキドキしました。ところが、撮影しようとした途端に飛ばれ、落胆が隠せませんでした。過去にも同属の別種を撮影する直前に、飛ばれていたからです(またかよ〜)。<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!
今回は数分後に戻って来てくれたのですが、撮影はワンチャンスでした。再会があるかは分かりませんが、ジックリ観察&撮影してみたい蝶でした。 この水辺で飛んでいる姿を見かけました。すばやいので、動きを追うのにも一苦労でした。 周囲の風景です。遠方でマメ科、Erythrina poeppigianaの花が咲いています。オレンジ色が分かりますか? キャノン・パワーショットSX60HSで撮影
ニシキシジミタテハ属、ラテン名: Sarota gyas? 英名: Guyanan Sarota
類似種、Sarota acantusかもしれません。手持ちの図鑑だと、Sarota gyasになります。ただし、私が参考にしているデータベース、Butterflies of Americaでは、Sarota acantusになるようです。
Sarota gyasがコスタリカに生息しているかは、不明となっています。図鑑は二十年ほど前に出版されたものですが、著者が識別を間違えた?
過去に何度か掲載しています。コスタリカで最も好きな蝶です。前翅長が一センチほどしかない小型種ですが、インパクトは大、大、大?
リコーCX5のズームマクロで撮影
皆さん、良い週末を!\(^▽^)/
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