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きょうは、オール・バッハ・プログラムで構成されたバルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)と
エーヴァルト・デメイエル(チェンバロ)両氏の演奏会を聴きに行ってきました。
場所は兵庫県立芸術文化センター(小ホール、兵庫県西宮市)です。
この公演があることは前にココで紹介しましたね。
チケットは会員予約日には電話もネットもなかなか繋がらずイライラきました。
結局、中央ブロックの7列目左端近くをゲットできたのは、予約開始30分は経っていたでしょうか。
チケットは完売したそうで、大盛況ですね。その割には空席が多かったような??

さて、かなりの期待を抱いて望んだ演奏会でしたが、
演奏のほうは、さすが世界に冠たる横笛吹きのバルトルドさん、本当に素晴らしかった!
音の出し方というのか、コントロールというのか、シロウトなのでいい表現はできませんが、とにかく凄かった。
時には譜面の方を、時には聴衆の方を見やりながらの吹きっぷりは、もう余裕綽々って感じ。
もともと弦の通奏低音付きの楽曲(BWV1034 ・BWV1035)は、今回は弦を省略しての演奏でしたが、
別に軽いという印象もなく、デメイエルさんのチェンバロだけの通奏低音でも聴き応えありました。
ボクはバルトルドさんのナマは初めて、デメイエルさんはその音を聴くくことすら初めてでしたが、
ご両人の職人芸を十二分に堪能できましたよ。
バッハのフルート曲は枯淡で渋いイメージが強かったのですけど、きょうの演奏は明るい感じで、
瑞々しくかつ清々しく、そして快活で小気味よく、実に動的で生きている音楽のように思いました。
一言で済ませれば、カッコ良かった、ってことなのですけどね。

一つ愚痴れば、隣のオネーサマが、こともあろうに、本日の聴衆の耳目がバルトルドさんに最も集中した
であろう横笛ソロによる「無伴奏パルティータ」でノイズを発してくれたのには、怒!
膝の上にバッグを置き、その上にプログラム、さらにプログラムの上を両手のコブシで止めていて、
演奏聴いてノリが入ると力がコブシに入って、「ギュー、ギュー」というノイズを撒き散らかしてくれたのです。
楽章間に注意しようとも思ったけど、注意している最中に次の楽章が始まったら他の人に迷惑だし、
結局、全楽章終えてから注意しました。

あとは、チェンバロ独奏の『フランス組曲 第5番』は、7楽章すべて演るものと思っていたら、5楽章でしたね。
ガヴォットが終わって、ブーレとルールをすっ飛ばしてジーグに行くもんだから、ビックリこきましたよ。
あとでプログラム見たら、5楽章しか演らないって書いてあった。。。
ボクは開演前にプログラムを読まないのでね。以後、気をつけよう。

終演後は、CD購入者対象にサイン会。
きょうのご両人が演奏するバッハのフルート・ソナタ集(ACCENT盤)は持っていなかったので、
それを買い、サインはプログラムに。
画像を見て頂くと、プログラムの表紙がありますが、左の黒字がバルトルドさんのサイン、
右の金字がデメイエルさんのサインであります。
さらに、スタッフの人に図々しくも「一緒に写真OK?」と訊いてみると、「OK」ということだったので、
3ショットの写真撮って頂きました。
演奏は最高、サインも写真も握手もゲットということで、笑いが止まらず舞い上がっています
いや〜〜〜感無量―。 これで無伴奏パルティータのオネーサマノイズがなかったら…。。。
ま、無伴奏はバルトルドさんの演奏する姿を思い浮かべながら、DHM盤のCDで楽しむとしましょう。

バルトルドさんは笑顔が素敵で、人なつっこそうなかたでした。
後半が開演し、登場されたおり、メガネを忘れたのに気づき、両手で弧を描いて目にあて、
笑いながら「忘れちゃったよ」のお茶目ジェスチャーをし、取りに帰っていくという場面もありました。
これには、会場の一同、和みましたね。
笑いを取るための「自演」説を唱える聴衆もいましたが、どうでしょう(笑)。


バルトルド=クイケン〜フルートとチェンバロによるバッハの調べ〜
バルトルド=クイケン(フラウト・トラヴェルソ) エーヴァルト=デメイエル(チェンバロ)
兵庫県立芸術文化センター 小ホール(西宮市) 2008年2月2日(土)14:00開演
〜オール・バッハ・プログラム〜
前半
J.S.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 (チェンバロ・ソロ)
             1.アルマンド 2.クーラント 3.サラバンド 4.ガヴォット 5.ジーグ
J.S.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
―休憩―
後半
J.S.バッハ:フルートのための無伴奏パルティータ イ短調BWV1013 (フルート・ソロ)
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ホ短調 BWV1030
アンコール
J.S.バッハ(偽作?):シチリアーナ〜フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031より〜
J.S.バッハ(偽作?):メヌエット〜フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033より〜

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閉じる コメント(4)

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履歴からきました。
東京の次は西宮だったのですね。クイケンさんもお忙しいですね。
わたしもサインをもらいましたが、写真までは・・・^^写真を写していた人はいなかったような。。。

西宮でも空席はあったのですね。
東京でも、300人という小ホールであったにもかかわらず見渡すと空席がちらちら。金曜日の夜ということもあってか、アンコールにしか間に合わなかった人もいました。
でもすてきなコンサートでしたね。

2008/2/2(土) 午後 10:07 lukehimekate 返信する

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20席は空いていた気がしますが、やはり仕事の都合だったのでしょかね? 本当に良いコンサートだっただけに、可哀想というか、勿体ないというか。。。写真は、一緒にという人はボクともう一人だけでしたが、お二人のサイン姿を撮影する人はそれなりにいました。

2008/2/3(日) 午前 4:41 tiento_antiguo 返信する

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はじめまして。同じ演奏会を聴いたものです。クイケンさんの奏でるトラヴェルソの美しい音色にはうっとりしました。

恐らく僕はやーぼーさんとは、ノイズを発した女性の反対側に坐っていたようです。左側がキュッキュツ耳障りだなとイライラしていたのですが、無伴奏ソナタが終わると男性が注意される声が聴こえてきてホッとしました。

正直言うとデメイエルさんのチェンバロはテンポが間延びしていると言うか、凡庸な印象を受けました。関西が誇るチェンバロの貴公子・中野振一郎さんの切れ味鋭い演奏の方が断然上手いと想います。だから今回の演奏会では無伴奏ソナタが一番良かったです。 削除

2008/2/4(月) 午後 7:00 [ 雅哉 ] 返信する

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>雅哉さん。
ご来訪ありがとうございます! 近くにいらしたのですね。ノイズ、
他にも気にするかたがいたのなら、楽章間に注意したらよかったですね。でも、揉めるとあとあと…難しい所です。
中野振一郎さんは、コンピレーションCDで少しつまみ聴きしただけなので、今度ちゃんとしたのを聴いてみたいと思います。

2008/2/5(火) 午前 4:18 tiento_antiguo 返信する

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