日出づる処の御国を護り、外国までも率いん心

東日本大震災犠牲者のご冥福を祈ると共に、我が国の復興とさらなる発展を誓います。−護り続ける。護り切るから。

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 マッチポンプとは、「偽善的な自作自演の手法・行為を意味する和製英語である。」とウイキペディアにある。放火魔が放火で火災を起こしてから消火器で消して見せるなり消防所に通報するなりして「英雄的行動」をアピールする、なんてのはその事例だろう。
 なにしろマスコミ・報道機関と言うのは「大騒ぎになるネタ」に飢えている。そんなネタは売り物になるし、独占できれば「スクープ」にもなる。だから、火の無い処にも煙を立てるのはマスコミの十八番。マッチポンプなんざぁ「捏造報道」レベルに至らずとも数多実例があり、下手するとポンプすら用意しない放火魔だって珍しくない。
 であるならば、当ブログで散々「脱原発原理主義」として槍玉に挙る東京新聞が、斯様なコラムを書いてしまうのも、「異とするには足らない」のであるが・・・
東京新聞コラム・私説・論説室から】安く買えるとは限らない
2013年10月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2013100202000166.html
 米テキサス州の大平原。地中の頁岩(けつがん)を水で砕き、そこに眠る天然ガスを取り出すシェール革命の最前線だ。視察した日本のエネルギー専門家は、すさまじい騒音に圧倒されたという。
 岩盤を砕くには、深さ三千メートルまでパイプを埋め込み、水を三百気圧の力で送り込まなければならない。十台もの大型ポンプのエンジンを全開させるので、圧倒されるのも無理はない。
 騒音はガスの生産量が増える証しでもあるが、くだんの専門家は価格が下がるとは限らないと楽観を戒める。最大の理由はエクソンモービルなど、国際石油資本(メジャー)の存在だ。
 二〇一八年末にも対日輸出が実現するカナダ産ガスは、エクソンモービルに加え、シェルやBPなどが開発権益を握る。高く売ろうと結束を強めるメジャーを押し返すのは容易でない。
 現在のガス価格は、北米の百万BTU(英国熱量単位)あたり三〜四ドルに対し、カタールなどから液化して輸入する日本のLNGは、輸送費などを含め十六〜十七ドルに上る。価格差をいかに縮めていくのか。
 中部電力と大阪ガスは米国の小規模な生産会社から安いガスの輸入を決めた。豪州などでは自主開発も進めている。調達先の多様化は、メジャーに値下げを迫る有効な切り札にもなる。
 エネルギーコスト圧縮の自助努力を怠っては、日本の富が海外に流れ出すばかりだ。のほほんとしてはいられない。
 (羽石 保)
 
 

放射能アレルギーの反原発ヒステリーを散々煽り、「原発稼働ゼロ」の片棒担いで、何だ?


 さて、如何だろうか。
上掲コラム記事単独では、どうという事ないだろう。シェールガス採掘現場を取材して、「安価なエネルギー源」と期待が高まっているシェールガスについて、上掲コラムタイトルの通り「安く買えるとは限らない」事を訴え、安易な期待を戒めている。ただ、それだけで、殊更非難・糾弾するような内容ではない(*1)。
 
 ところが、上掲コラムは東京新聞のコラムなのである。東京新聞は、自ら「新聞が義務として言わねばならない事」として消費税値上げ反対」「オスプレイ反対」と並んで「脱原発(*2)」を掲げており、特に脱原発の前には選挙結果も無視してしまえ(*3)と言う脱原発原理主義を掲げ続けている。その脱原発原理主義ぶりは地を抜いていて、朝日毎日沖縄二紙(*4)らよりも酷い位。つまりは章題にもした通り、我が国民の放射能アレルギー・反原発ヒステリーを散々煽って来たのだから、「原発稼働ゼロ」と言う現状に対し、少なくとも一定の責任を有するはずだ。それ即ち、「電力需要の9割を火力発電が賄っている」の現状、「火力発電用燃料輸入しまくり」の現状を招来した/歓迎して居る筈である責任だ。ついでに書けば、「電力需要の残り1割」は、殆どが水力発電に依っており、太陽光だの風力だのの「水力以外の再生可能エネルギー」のシェアは2%も無い。
 ま、それは兎も角、現状「原発稼働ゼロ」に至っているのは、定期点検で稼働停止したのをそのまま止めているからであり、原子炉の大半はまだ使用可能な核燃料を内部に擁している。つまりは原発再稼働は「火力発電フル稼働/火力発電用燃料輸入しまくり」の厳しい現状を、少なくとも緩和する、有効策である。上掲コラムに取り上げられた「調達先の多様化」と同様に「メジャーに対し値下げを迫る切り札」でもある。
 逆に「原発稼働ゼロ」の現状は、「LNG調達先の寡占化」と同じ効果があり、エネルギーコスト高騰圧力でもある。
 つまりは、東京新聞の脱原発原理主義が奏功した「原発稼働ゼロ」の現状が、少なくともLNG価格高騰圧力となっており、「脱原発化」と言うのはそんなLNG価格高騰圧力の恒常化・常態化に他ならないという事には、全く頬被りして知らぬ顔で・・・
 
1〉 エネルギーコスト圧縮の自助努力を怠っては、日本の富が海外に流れ出すばかりだ。
2〉のほほんとしてはいられない。
 
と、上掲コラムを〆て仕舞えるんだから、今さらながらマスコミの厚顔無恥ぶり、マッチポンプぶりには、感心するしかないな。
 ああ、「マッチポンプ」と言う表現は、正しくないかも知れない。まずは反原発・脱原発で火をつけて、今度はLNG価格高騰で新たな火をつける、「マッチマッチ」とでも評するのが、至当であろう。
 

<注釈>


(*1) それどころか、当ブログで扱いたくなるような内容ですらない。 
 
(*2) くどい様だが、この三つを同列に並べて仕舞える神経には、いつもながら感心するな。税制の在り方と、駐留外国軍の装備と、エネルギー政策が、同列なんだから、な。
 
(*3) 「脱原発」の自己目的化−東京新聞社説「上関町長選 原発マネーと別れよう」を斬る!
東京新聞の遠吠え―東京社説「山口県知事選 地域の選択 曲解するな」を斬る!  http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37342967.html 
 
(*4) 日本で優位津原発を擁しない電力会社が沖縄電力であるのに関わらず、沖縄の地方紙沖縄二紙が脱原発を標榜しているのは、大陸半島からの放射性物質を心配した、からではない。彼奴らは、、「日本の原発にだけ反対」なのだから、「大陸/半島渡来の放射性物質は身体に良い」とでも、思っているのだろう。
 

【抜粋】東京新聞社説を斬る!シリーズ

(1)「脱原発」の自己目的化−東京新聞社説「上関町長選 原発マネーと別れよ
う」を斬る!  
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36039847.html
 
(2)やっぱり脱原発原理主義−東京社説「原発と社会の倫理」を斬る!
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36065678.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36065834.html
 
(3)さらなる自己目的化−東京新聞社説「経団連 脱原発から目をそらすな」を斬る
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36048486.html
 
(4)こいつは見ものだ―東京社説「米原発新設 コスト高が重荷になる」―
http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/folder/1202600.html
 
 
(6)東京新聞の遠吠え―東京社説「山口県知事選 地域の選択 曲解するな」を斬
る!  
http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37342967.html
 
番外(1) 珍しいぐらいの意見の一致−【東京新聞 私設・論説室から】右傾化論議
に意味はない 
http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37723014.html

私の原発推進論&「自然エネルギー推進論」

① エネルギー政策の目的は、見通せる将来に渡って「電力の安定供給」である。電力を電力需要にあわせた必要充分な電力量を停電させずに安価に安定した電圧で給電する事である。
 
② 現時点においては大容量の電力を蓄電する技術は、無い。精々が揚水式水力発電の上の方のダムに水として蓄える程度である。また、将来的に大容量蓄電技術が確立普及したとしても、蓄電して取り出す電力には必ず損失が付きまとう。
 
③ 大容量蓄電技術が普及するまで、電力は、必要量に応じて発電し送電しなければならない。
 
④ 必要に応じて発電できる、制御可能な発電力は、火力、原子力、大分落ちて水力である。
 
⑤ 「再生可能な自然エネルギー」太陽光、風力、地熱、潮汐力などは、「態と発電しない」ことしか出来ず、原理的に制御不可能な発電力である。これは、発電コストが如何に安くなろうと変わりようが無い。
 
⑥ 従って、大容量の蓄電技術が普及するまで、「再生可能な自然エネルギー」は発電の主役たり得ない。
 
⑦ 少なくとも大容量の蓄電技術が普及するまで、発電の主役は、火力、原子力、大分落ちて水力である。これに付け加えられるとすれば、バイオマス火力発電ぐらいである。この中で原子力は、制御のレスポンスが鈍い恨みはあるモノの、比較的狭い敷地で大きな発電量を二酸化炭素排出なしで発電できる利点を持つ。また発電コストとしても、「福島原発事故に対する補償や対策を加味して漸く火力に負けるかも知れない」程度であり、水力に対しては依然優位である。
 
⑧ 従って、火力と原子力は共に不可欠な発電方であり、水力以外の「再生可能な自然エネルギー」の発電量は、全体の1割程度とすべきであろう。尚且つ我が国では、水力発電の開発が進んでおり、水力発電の劇的増加は望めない。
 
⑨ 以上から当然ながら、我が国に原発は不可欠である。我が国の現時点での脱原発なぞ、愚挙にして暴挙である。
 
⑩ ドイツやベルギーがお気楽に「脱原発」を実施できるのは、電力が足りなければフランスの原発から電力を輸入できるからである。これら西欧諸国の「脱原発」は、「ナンチャッテ脱原発」と呼ばれるべきであろう。

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本記事が、日本ブログ村反原発トーナメントの5位となりました。
5位というのは「第1回戦敗退」と言うことのようですが。残念ながら。

2013/10/16(水) 午前 1:43 [ ZERO ] 返信する

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