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平安時代の甲斐の国・北巨摩郡】
平安時代の甲斐の国には、穂坂、柏前、真衣の三御牧が置かれていた。元来甲斐国は良馬の産地として有名であった。この甲斐国に牧監が置かれる八二七年以後、馬および牧に関する記録が急増し、特に駒牽の名が頻繁に登場する。牧監とは牧の役人の長であり、駒牽とは朝廷で、諸国の牧から貢進するために引かれてきた馬を叡覧する儀式のことである。
天平三年(七三一)には国守田辺史広足が、身体が黒く、たてがみと尾が白い甲斐の黒駒を神馬として献上し、それが大瑞にかなったので朝廷は大赦までしたと記録されている。
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