|
山梨の歴史講座 甲斐勅旨牧(御牧)13、穂坂牧
穂坂牧…『甲斐国志「巻之四十六」〔文化十二年(1816)刊〕
古蹟部第九 巨摩郡北山筋 ①〔穂坂庄〕…牧関連記述抜粋…… 後ノ文書ニ「穂坂郷」トモ見エ、(略)穂坂臺ト云。(略)下今井、大垈、團子新居ノ三村ヲ還シ墾辟ヲ為サシム。 即テ穂坂ノ小野」ト和歌ニ詠メル牧場ナリ
②〔穂坂牧〕 延喜式に本州の御牧は穂阪、眞衣野、柏前、年貢御馬六十疋、内穂阪ハ卅疋なり。日本木略、本朝世紀等ニ所載 毎年八月十七日穂坂ノ駒牽ナリ。和歌諸什(シフ )に詠歌多シ。今一二を擧グ。
ほさか (堀河百首) 権中納言公實卿 相坂の關路にけふやあきの田の保坂の駒をむつむつとひく (夫木集 つれく・むくく・むれく) 同 (新葉集) 後村上天皇御製 秋の田のほさかの駒を引連てわさまる代のかひも有りけり 穂坂小野 (年中行事歌合) 入道大納言 時来ぬとたみもにきはふ秋の田の穂坂の駒をけふそ引ける 駒迎 (夫木集) 隆源法師 關の戸に同しあしけのみゆる哉ほさかの駒を牽にや有らん ほさかのおの (夫木集、甲斐春駒を) 権中納言師俊卿 春くさの保坂のをのゝはなれ駒秋は宮こへひかんとすらん ある法師にかはりて (同集家集) 前中納言匡房卿 花薄ほさかのこまにあらね共人おちやすきをみなへし哉 薄(同集二百首歌) 打なひき秋はきにけり花すゝきほさかの駒を今やひくらん 古今著聞集ニ、永延五年五月九日右近の馬場にて競馬五番ありけるに、三番左府生下野公里穂坂七葦毛に乗りたりけり。右近衛三宅忠政九鴇毛に乗りたりけりトアリ。
|
全体表示
[ リスト ]




