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鳥原地区(白州町の古代遺跡)鳥原遺跡群(白州町誌)一部加筆
釜無川右岸に突出する、流川と松山沢川とに挟まれた、広大な舌状台地上の畑地から、多くの土器が耕作中に出土することが、古くから知られていた。分布調査の結果、この鳥原台地上には、縄文前期以降、各時代を経て中世にまで至るいくつかの遺跡が所在していることが判明した。これらは、その地の小字名により、五ケ所余りの遺跡として登録されているが、それら各遺跡の境界は厳密なものではなく、重なり合う場合もありうる。台地の北東端に位置する「浦門遺跡」は、縄文、平安、中世の遺跡であり、その西に隣接する大久保遺跡は、平安および中世を主体とした時代の追跡である。台地中央の平坦部には、南沢遺跡、東原遺跡がある。どちらも縄文、平安、中世の遺跡である。特に諏訪神社周辺に広がる「南沢遺跡」からはや、平安時代の土師器、須恵器が多く採集される。以上のように、鳥原台地上には、五ケ所の遺跡が実際にはそれらの範囲は更に拡がり、遺跡数も増加あることから、むしろ台地上全体を遺跡と考えた方ある。
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