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志村滝蔵氏が生涯をかけた韮崎坂井遺跡(資料『郷土史事典』山梨県 手塚寿男氏著 1978)
 
 甲斐国の縄文式文化の遺跡は、県下全域にわたって数百カ所発見されている。もっとも多い地方は、北巨摩郡
と南北都留郡である。これについで多いのが東山梨郡や東八代郡地方で、いずれも川の流域や扇状地や丘陵地帯
である。
 遺跡からは、堅穴住居跡・敷石住居跡をはじめ、彼らの使用したさまざまな縄文式土器、土製品、および石器類などが出土する。とくに土器は、南関東および甲信地方に多く分布する縄文土器の代表といわれている中期の勝坂式土器と、施曾利式土器がいちばん多い。
 多くの縄文遺跡のなかでもっとも多く出土品を出しているのが、韮崎市藤井町坂井にある坂井遺跡である。ここは志村滝蔵氏(一九七一年没)が生涯をかけて発掘調査をつづけたみごとな遺跡である。氏は昭和一四年(一九三九)以降、自家の畑から土偶、顔面土器、土器破片、石器など、多数の遺物を発見したことから発掘をはじめ、戦後二三年から、山梨郷土研究会の後援をうけて計両的に発掘をすすめ、二五年一〇月には県の補助金をうけて坂井考古館が志村氏の屋敷内に建設され、たくさんの出土品を同館に保存管理するとともに、住居跡の復元もなされている。
 出土品は浅鉢形の土器、土偶、滑車型耳飾をはじめ各種土器・土鈴・顔面把手等多彩をきわめ、石器では打製・磨製の石斧をはじめ石匙、石鍬、槌石、石皿、石錘、浮石、石棒、石刀等数多く、みごとなものである。坂井遺跡の地は丘陵上にあって、各住居地の近くに湧水をもち、当時の人びとの居住地としての条件が非常にととのっていることを示している。
 さらに県内縄文文化遺跡の主なものをみると、
 早期のものでは、袴着(前項。大月市)、上大幡(都留市)、向山(前項。中道町。前期・中期も)
 前期のものでは、宮谷(前項。大月市復元した白山住居跡)、三ツ峠山(西桂町。県内遺跡中最高地、一七八〇メートル)、丸林(大和村)
 中期のものでは、築山(白根町)、平岡(櫛形町。後期をふくむ)、重郎原(塩山市)、中丸(御坂町。国立博物館蔵土偶)、大塚(三珠町。三珠考古館蔵遺物)、上石田(甲府市)、大八田(長坂町。後期をふくむ)。晩期のものでは鵜ノ島(河口湖町)。全期を通してのものでは下向山(前項。中道町)、花鳥山(御坂町)などが有名である。甲斐の縄文文化の遺跡・遺物は数も多く変化にとみ、しかもどの時期のものもたくさん発見されている。

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