|
図版 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2011年05月14日
|
白州町【鋸岳】
駒ケ岳の北側に、ギザギザな特異な岩稜を連ねるのが鋸岳で、南アルプスの中ではユニークな岩場の山として知られている。岩ももろく、台風などの自然の力でいためつけられているので岩場の経験者でも油断できないといわれている。
明治三十六年七月、ウエストン師が駒ケ岳を経て鋸岳に登り、この時駒ケ岳を「日本のマッターホルン」と名づけたといわれる。
|
|
白州町【駒ヶ岳(日本のマッターホルン)】
【北巨摩郡誌】
「駒ケ岳は駒城・菅原二村に属し、長野県伊那郡と界す。海抜九九〇五尺ありて山上に大国主命を祈る。山勢すこぶる奇峨にして奇岩幽谷に富む。往時は容易に山頂に達するを得ざれども文政年間信濃人(長野県茅野)弘幡(開山威力不動として神にまつる)なる人頂上に至る道路を開く。現今は鉄鎖楷梯を以って子女といえども登山することを得云々」
と記されている。
駒ケ岳はまた古くから信仰の山として賑わい、南アルプスの代表的な山であって、その豪快で男性的な山容は多くの人々をひきつけ白雪のような花闇岩の輝きも魅力のひとつとなっている。
|
|
白州町【南アルプス国立公園】
南アルプス一帯は、昭和三十九年六月一日国立公園に指定された。三千メートル以上の山なみが連なって、本州の屋根ともなって太古の自然の姿を今日に残している。その北部の高峰駒ケ岳については、北巨摩郡誌の文を借用することにする。
|
|
白州町 甲斐駒ケ岳【赤石山地】
赤石山地と巨摩山地どの境は上述のように糸静線となっていて、地形学的にも地質学的にも注視せられている地域である。白州町内におけるこれらの状況は、赤石山地の秩父古生層と巨摩山地の御坂層の間に貫入した花崗岩および石英閃緑岩がとなり、その山麓に広がる丘陵地や沖積地、河岸段丘が構成されている。
赤石山地は南東部より北西に向って、その地質は秩父古生層に属していて、それに鳳凰山、駒ケ岳など花商岩の貫入があり、再び大武川集落の付近に現われて、ここでは石灰岩の岩層が観察される。したがって古生層に属する海成層であると考えられる。
|




