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先日携帯電話端末を買い替えた。
自分の気に入ったデザインの端末がなかなかauでは無かったのだが、久しぶりにこれはというものに出会ったので多少高かったものの長く使うつもりで替えた。
いわゆるau design projectの一環で出た吉岡徳仁デザインのMEDIA SKIN。
画像ではよくわからないと思うが家具デザインの天板の面取りを思わせる形状が家具作りの琴線に引っかかったと言えば言い過ぎかな。
表面はフラットで角は3Rぐらいの面が取ってある。裏面は周囲にぐるりと大きく面を取っており、表(液晶側)を上にしておいたときに実際の厚みより薄く見えるようにしてある。これはテーブルなどの天板を実際の板厚より薄く見せるためによく使われる手法である。
持った時の触感もマットな感じで良いと思う。これもウレタン塗装に対するオイルフィニッシュのようなたとえができるか。それは無理か。
さてさて、思えば携帯電話を持ち始めて10年ほどたつが、その頃の携帯のデザインは、今思うと無線機の感覚に近いものだったように思う。持っている人も仕事で使うという人がほとんどな感じだったし、私も実際そうだった。アンテナがビヨンとのびたりしてね。その後これだけ多くの人が持つようになってからはなんと言うか化粧品のようなデザインになっていったように思うのだけどいかがでしょうか。
いままでIDO時代も含めて気に入ったデザインの端末は初代G-shock、info-bar,talby程度だ。あとの端末はあんなにたくさん出てたのにほとんど印象が無いしおもいだせない。しかし新機種開発のデザインサイクルは早すぎないですかね。これではデザイナーもやる気が起きないのではないのかな。家具製作においても先の長いデザインを考えるとシンプルでありつつよくねられたデザインというのが長持ちするデザインだと思うのだが、なかなかこれが難しいことなのですね、例としてあげれば最近の無印の曲げ木の椅子はいいと思う。調べてみたら、info-barの深澤直人デザインでした。
携帯のデザインからちょっと考えてみました。
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