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東京湾三隻乗り継ぎクルーズ その2からの続きです。
フェリー「かなや丸」を金谷港で降りると浦賀水道を渡る北風はどんどん強くなってきました。
どうせなら北斎の「神奈川沖浪裏」みたいな写真を撮りたかったのですが、さすがにそこまでの波は来ませんね(あたりまえ)
そんな中、わたしを降ろした「かなや丸」が出港していきました。
最高のシャッターチャンスコースを走ってくれてありがとね〜
波高いけど気を付けてね〜
金谷港から歩いて10分ほどのところにある鋸山のロープウェー乗り場に到着しました。
この山に登って浦賀水道を上空から見ることにしました。
もちろん、超軟弱者のわたしは徒歩登山なんてする気はハナッからありませんぜ
乗り場の建物がレトロな割にはゴンドラは新しくてなんだかスキー場っぽいですね。
展望台から見える景色、天気がいいので本当に素晴らしいです。
対岸は三浦半島
これで真下の海にクルーズ船でも浮かんでいたら地中海みたいかも
南を見ると館山方面
伊豆諸島も見えました。
今月はあそこに見える大島に行ってきます(予定)
遠くに見える横浜市街
沖合いをゆくK-LINE系のコンテナ船
残念ながら船名はチェックし忘れました(-_-;)
たしか なんとかブリッジって言ったっけかなぁ…
ってこの会社のコンテナ船は全部なんとかブリッジなんですけど〜〜〜〜(-_-;)
金谷港には先ほど下船した「かなや丸」に替わって「しらはま丸」が停泊中
この朝に東京から久里浜まで乗船した「セブンアイランド虹」がもう大島から戻ってきました。
純白の一直線の航跡…遠景でもかっこいいですね。
ここは江戸時代から続く石の採掘場で、登山ルートにはこんな景色が続いています。
まるでインドあたりの古代遺跡のような、観音菩薩が彫られた岩壁
この鋸山で最も有名な絶景スポットの「地獄覗き」にやってきました。
画面右のオーバーハングした岩山がそれです。
この下は約100mの切り立った崖…手すりのところで人々がへっぴり腰で覗いているのが判るでしょうか?
ここまで来たからには私も地獄覗きの先端まで行ってみるっきゃないぞ!
この日は風が強かったので頑丈な手すりがあるとはいっても体がふき飛ばされそうになり、絶景ポイントというよりもはや、絶叫ポイント
わたしは決して高所恐怖症ではないのですが、それでもかなり怖かったです(笑)
先程見た「しらはま丸」が金谷港を離岸していくのが見えました。
なんとなく冬のドーバー海峡を渡るフェリーっぽいイメージ
あくまで個人の感想です。
たぶん今のドーバーはもっとすごいフェリーが就航しているはず。
鋸山を下山し、金谷をあとにして館山に向かう途中、絵を描くための素材撮影のためフォトスポットで有名な冨浦の原岡桟橋(岡本桟橋)にやってきました。
ここは日本では珍しい木製の桟橋であることがやたらクルーズアップされていますが、実際に木材を使っているのはGoogleアースで見る限りでは全体の3割弱にしかすぎません。
それでも雰囲気はすごくいいです。
先端まで行ってみたかったのですが、ご覧の通り波と風がかなり強く、先端で海に落ちたらたまらないので断念しました。
それでもなかなか絵になる風景
今度は美しいと言われる富士山をシルエットにした、夕暮れ時に来てみたいですね。
さてさて次回、東京湾三隻乗り継ぎクルーズ 最終回 館山からジェット船で東京に戻るぞ編に続きます。
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前回の東京湾三隻乗り継ぎクルーズ その1からの続きです。
東京港竹芝からお世話になったジェット船「セブンアイランド虹」を三浦半島の久里浜港で見送ったあと、こちらも「かなや丸」で墓相半島の金谷港に向けて出発
これから浦賀水道で繰り広げられるショータイム鑑賞に向けて船内で小休止
久里浜港を出港するとすぐに先ほど「セブンアイランド虹」で追い越した出来立てほやほやの試験航海に出ていく商船三井フェリーの二代目「さんふらわあ ふらの」が見えてきました。
タイミング的には向こうがちょっと早すぎるかとも思いましたが、彼女はかなりゆっくりと航海しています。
さらにその後方に三菱重工本牧工場でドック入りしていた太平洋フェリー「きそ」も見えてきました。
イッツ ショータイム!
金谷港からは僚船の「しらはま丸」も登場
「しらはま丸」は「さんふらわあ ふらの」の目の前を通過しました。
かなり遠いですが、「かなや丸」から見た右から「さんふらわあ ふらの」「しらはま丸」「きそ」のフェリー3ショット
フェリーファンにはたまらない光景ですね。
毎度おなじみ「しらはま丸」との反航シーン
「きそ」のトッピング付き
「さんふらわあ ふらの」が目の前を通過していきます。
磯子の造船所で造っているところを見た時よりも船首の短さが際立っている気がします。
同じ新造フェリーでも垂直ステムを採用した新日本海フェリーの「らべんだあ」の船首が長いのに比べると見事に対照的ですね。
船体の中央部のアップ
パイロットさんがちょうど下船するところなのでしょうか?
さんふらわあマークの上のハウス部分に角窓が二段でズラリと並んでいるのは彼女自慢の2層吹き抜けプロムナードですね。
その上にはベランダ付きの客室が見えます。
見た感じ、屋根がないようにみえるのでベランダではなくて正真正銘のバルコニーでしょうか?
我が「かなや丸」は後ろを回り込むように通過します。
もちろん、今回の旅はこの船を浦賀水道で見ることを目的のひとつとして乗ったのですが、まさかこんなに絶好の位置から見られるとは思ってもいませんでした。
しかも快晴
晩冬の日差しをたっぷり浴びて美しく輝く船体
左舷に移動すると、「きそ」が真後ろに迫ってきました
まるで「いしかり」に乗って三陸沖で太平洋フェリー同士のすれ違いを見ているようです。
汽笛を鳴らさないのが唯一の違いですね。
右舷後方には「さんふらわあ ふらの」
そして右舷後方には「きそ」
本来なら東京湾では決して見られないはずの北海道航路フェリーのランデブーにこのときのわたしの興奮はMAXに達していました。
スマホで見るとこんな感じ
ちょうど「かなや丸」は2隻のほぼ真ん中を通過したことがよくわかります。
富士山を真ん中に入れてのツーショット
ちなみに画面中央やや左を通過していくのは海上保安庁の「しきね」です。
ふだん、横浜にいる船ですね。
来年もこんなシーンが見られるといいですね。
だいぶ遠ざかったあたりで「さんふらわあ ふらの」の煙突から盛大に黒煙が上がってました。
こういうのを見ちゃうと先日の第一回試験航海中止と言い、なんとなく不安になります。
これが「おがさわら丸」だとごく当たり前のシーンなんだけど(笑)
でもこの後はずっと順調に相模湾を航海し続けている様子でした。
次回、金谷港で下船、鋸山に登って見た東京湾編に続きます。
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春のこの時期は東海汽船のジェット船はほぼ毎日、三浦半島の久里浜と房総半島の館山に寄港してから伊豆諸島の大島に向かいます。
今回、この2航路と東京湾フェリーを利用して東京〜久里浜〜金谷=館山〜東京という東京湾を変則の三角形でめぐる船旅に行ってきました。
これから4回にわたってリポートしていきます。
まずは久里浜までしゅっぱ〜つ
芝浦の船溜まりから出てきた「セブンアイランド虹」
後に停泊しているのは前日の強風のため欠航した、本来はいないはずの「橘丸」
館山経由大島行きの「セブンアイランド友」もやってきました。
どの船もカラフルで楽しいですね〜
乗船開始
ほぼ満員に近い乗客。
わたしがこのジェット船に乗船するときは短い距離ばかりだからなのか、いつもこんな出入り口に近い席
竹芝ふ頭のスタッフの人に見送られて出港
ここからジェット船で出港するのは初めて式根島に行った時以来十数年ぶりです。
日頃の行いがいいので快晴。
川崎沖
この時期ならではの富士山もきれいに見えました。
今日の獲物の太平洋フェリー「きそ」が三菱重工磯子工場からドック明けで予定通り出てきました。
もう一隻の獲物の商船三井フェリーの新造船「さんふらわあ ふらの」もジャパン マリンユナイテッド磯子工場から第二回のトライアルで出てきました。
この二隻はのちほど、太平洋フェリーからじっくり見る予定です。
「さんふらわあ ふらの」のアップ
遠いのと、潮だらけの窓越しなので写りは良くありません。
やっぱりジェット船は写真撮影には向いていませんね。
かつての軍事要塞施設 第二海堡
今は立ち入り禁止のようですが、整備して長崎の軍艦島のように観光施設にすればいいかも
観音崎灯台とその右隣りは東京マーチス
いつもお世話になっております。<(_ _)>
あっという間に久里浜に到着しました。
引き続き乗船する東京湾フェリーが到着しています。
ちなみに竹芝〜久里浜港間は約1時間 通常料金2990円
鉄道による浜松町〜京急久里浜間は約1時間15分 料金900円です。
虹ちゃんの入港が少し遅れて、「かなや丸」の出港までわずか10分少々
それでもこうしてツーショットを撮ることは忘れませんでした。
「かなや丸」から見た地味な右舷側の虹ちゃん
派手な左舷側を見せて久里浜出港
この船ほど左右で別の船に見えるジェット船はありませんね。
また地味側を見せて防波堤通過
一路、大島に
いってらっしゃ〜い
次回、東京湾三隻乗り継ぎクルーズ その2 北海道航路のフェリー2隻遭遇編に続きます。
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横浜港の保存貨客船「氷川丸」の普段は公開されていない場所を見てまわる特別ツアーに参加してきました。
いつも当たり前のようにこの山下公園に泊まっているので気に掛けることもあまりないのですが、戦前の太平洋航路の貨客船がきれいに保存されているということだけでも実はものすごいことなんですよね
エントランスから一般の見学コースでは船首方面に向かっていくのですが、我々は船尾に向かいます。
画面左の丸窓のある部屋はかつての二等社交室(ラウンジ)です。
船尾楼甲板から降りていくと5番ホールド(船倉)を利用した多目的ホール
一般公開はしていませんが現在も使用中
映画「氷川丸ものがたり」の上映もここで行われたようです。
画面左の天井にたくさんの鋲が打ってあるのがもともとの部分、右のツルツルした天井はハッチとして開けられるようになっていた部分をふさいだものと思われます。
このホールから船尾方向に奥に進むとかつての乗組員居住区
当時の操機手が使っていたベッドがそのまま残っています。
乗組員用の浴室
大きな海水の浴槽とその手前に写ってはいませんが上がり湯用の真水の浴槽がありました。
しかし、このあたりはなんの手も加えられていなくてほとんど廃墟状態
同じく、トイレ
いや〜すごいのを見せてもらいました。
ちなみにこのあたりが一番船尾、山下公園から「氷川丸 横浜」と書いてあるのが見える部分と思われます。
一旦、上甲板に出て普段は通れない右舷側プロムナードデッキを通過
チーク材の床が美しいですね。
スタッフの方の説明によると、この船の新造時のチーク材の厚さは65mm、
7年前の大補修工事の際に外して計ったら60mm
つまり何百万人の人が通過したにもかかわらず80数年間でチーク材はたった5mmしか減っていなかったわけで、改めてチーク材を船に用いる重要性が証明されたようです。
ブリッジ下のデッキに出ました。
ここに保存されてから2008年の再公開までは画面左の階段の部分から船首楼にかけてオリジナルには無かった橋のようなものが架けられていて、見学者は自由に船首楼に行けたのですが、今は見ての通り外されて通行できなくなってしまっています。
一旦、船首楼の中に入ります。
入ってすぐの甲板員用の休憩室は補修資材などが置かれた工作室になっていました。
おそらく建造当時からあると思われる、乗組員が濫りに三等船客室に出入りすることを禁じた1882年の北米合衆国の旅客法の掲示
こういうのがちゃんと展示されているわけでなく、忘れ去られたかのように掛けられているのを見るとなんだかワクワクドキドキしてしまいます。
非公開場所なのになぜか実にきれいに保存されている甲板長室
船尾楼の上に昇りました。
タイタニックポイントですね。あいむ ふらい〜ん
わたしも立ってみましたが、かなり狭くて足場も不安定
下を見るとメチャ怖いし
大西洋を全速航海する4万トンの客船のこの場所で、男女が抱き合うのは実際はかなり無理があると思う(笑)
ここに来るのは何十年ぶりかな?
すご〜く懐かしい眺め
ウインドラスもきれいに保存
今の船のとあまり変わりがないように見えます。
この場所から大さん橋を出港する「飛鳥Ⅱ」を見送りたいなぁ
一般公開区域(今回は全く写真を撮っていません)を通過してエンジンルームへ
そしてエンジンルームの更に奥地にと潜入します。
この後、我々はとんでもないものを目撃することになるのであった…
な〜んて昔のやらせドキュメンタリー風(笑)
そんなわけでものすごく狭い階段を降りると…目に飛び込んできたのは
おお〜 プロペラシャフトだぁ〜
シャフトは途中で途切れて、台座だけが残されています。
その奥の白い眼玉のように見えるのが、シャフトの出口
かつてはその向こうにスクリュープロペラがあったのですね。
ちなみにこちらは二軸あるうちの左舷側
シャフト室の最後部に到着しました。
1972年のアメリカ映画「ポセイドンアドベンチャー」のラストシーンを思い出しますね。
ネタばれになっちゃうのでこれ以上書きませんが…
右舷側プロペラシャフトの出口のアップ
最後部から船首側を見たところ
ここが本当の船底ですね。
これで約1時間の非公開区域見学ツアーは終了
実に楽しい、興味深い見学会でした。
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