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今、ネット上で人気を集めているものといえば、
アラバマ州タスカルーサの日曜学校教師、リータ・ストリックランドさんが運営する手作りサイトだ。リータさんは、『神へのインタビュー』と題する短くスピリチュアルな対話をアニメーションで掲載している。
「人間について、いちばん驚かれることは何ですか?」――インタビューで神はこんな質問をされている。「すると、神はお答えになった。『子どもであることにすぐ飽きてしまうことだ。急いで大人になり、大人になると再び子どもに戻りたがる。また、金儲けのために体を壊し、体を壊しては健康回復のためにお金を使う』
6月には240万人がこのサイトを訪れたという。普段はアラバマ大学でウェブ管理の仕事をするリータさんの話では、メモリアルデー(5月の最終月曜)の日、地元の合同メソジスト教会の教区ウェブサイトに『インタビュー』を掲載したところ、それ以来600万人を超える訪問者があるという。(2001年当時)
このサイトについては、何の宣伝もしていなければ、メディアに取り上げられたこともない。そのうえ、途中でインタビューをリータさんの個人サイトに移したり、何度か掲載そのものを中断したりもしている。40GBの帯域幅にかかる使用料が支払えなくなったためだ。そうした障害にも関わらず、サイトはこれだけの注目を集めているのだ。
リータさんの夫スティーブさんは、パートタイムでメソジスト教会の牧師を務め、普段は建設作業員をしている(「できる仕事なら何でもやりますよ」)。スティーブさんは『インタビュー』の人気には別の理由があると見ている。
「(このサイトの成功には)神の力が働いているのではないでしょうか」
スティーブさんの意見に賛成の人は数多い。大勢の読者が、『インタビュー』を見たとたん人生が変わるほどの衝撃を受けたという電子メールをリータさんに寄せている。
とりわけ感動的な電子メールがある。ファンの1人が書いたものだ。「2年間、父とは疎遠でしたが、その父がこのサイトのことを私に知らせてきました。とても感動しました。父も同じだったに違いありません。思うに天使というのは、私たちが最も神を必要としながら、自分ではそれに気づかないようなとき、私たちを神のもとへ立ち返らせてくれる人のことではないでしょうか。あなたもそんな天使の1人です。本当にありがとうございました。7歳の娘も、おじいちゃんが戻ってきてくれて感謝しています」
そもそもリータさんとスティーブさん夫妻は、まじめに教会に通うタイプの人たちではなかった。
「辛いことのあった日は、お酒をボトル1本飲み干して、ベッドにもぐり込んでいたものでした」と、39歳で2人の娘の母でもあるリータさんは振り返る。
しかし、神への祈りに救いを求めるようになった1990年ごろから、物事が変わりはじめたという。
「あれほど飲んでいたお酒を、きれいさっぱりやめることができたんです」
教会に関わることで、リータさんはさらに前進した。いつしか日曜学校で教えるようになった。聖歌隊にも加わり、地域の教会の女性グループで話をするようにもなる。
だが一時期、地元でのリータさんの名声が、夫のスティーブさんを苦しめたことがあった。スティーブさんも妻とともに精神的な変化をたどり、メソジスト派の聖職者たちの中に身を置くようになっていたが、リータさんがおおぜいの人の前で話をする一方、スティーブさんは駆け出しの牧師として8人から10人ほどを相手に説教をしたりしていたのだ。
「嫉妬を感じていました。どちらがより多くの人を呼べるか、競っているような気がしていたんです」とスティーブさん。
だが、もうそのように感じることはなくなったという。リータさんの聴衆はその後もどんどん増え続け、どんな教会にも入り切れないほどになったからだ。
今では、ただ感嘆するよりほかない。アラバマの夏のように熱く、訛りの強い口調でスティーブさんは言った。「(このサイトが)たった今終わってしまったとしても、これまでに心を動かした人の数は大したものですよ」 (HotwiredJapan2001/7/21記事から一部転載)
「神へのインタビューサイト」
http://www.reata.org/flash.html 日本語でも見れます。
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