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これは、私の心の4本柱となっているバンドのメンバーの方から聞いた話です。
戦争を一番身近に感じた話でもあります。
この話を聞いたのは、五年以上前、そしてその手紙が届いたのはそれから五年以上前のことです。
彼らのもとにある国の男性から手紙が届きました。
その男性の手紙の内容を簡単に紹介すると、
『彼の国は、当時戦争中でした。たまたま市場で彼らのレコードを見つけ、買って帰ったそうです。
日本語で歌っているので、意味は分からない。けど、とても勇気付けられた。
いつも聞いていると。そしてその思いを伝えたいと思い、連絡先を調べたそうです。
そしてこの手紙を書いたそうです。戦争中だから、手紙が届くか分からない。
自分も明日、どうなっているのか分からない。けどこの思いを伝えたかった』
といったことでした。その手紙はきちんと彼らに届き、その思いも伝わりました。
彼らのレコードがどのようなルートを辿って、その人の国へ届いたのか、またその人は惹かれるように
レコードを手に取り、買って帰った。
そして彼らの伝えんとしたことがその人にも通じたのです。音楽ってすごいなって思いました。
その話を教えてくれた人も
「俺らのやっていることの影響力の強さに驚いた。いい加減なことは出来ない」
と感慨深げでした。少し恥ずかしそうに言っていた。
私もその話を聞いて、背筋がピンとした。そんなこともあるのだなと。
今現在、その人はどうしているか分からない。亡くなったとは思いたくないです。
もう戦争は終わっていて、家族と幸せに暮していると思いたいです。
そして日本へ来て、彼らの音楽を生で聴いて、感じて欲しい。
私も彼らの音楽が大好きだから。沢山の元気をもらっている。
そして今日は終戦記念日。もう悲しいことはたくさんです。
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