ここに来た理由

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カフェアンカサはウブドに開店して12年。当初はウブドの王宮近くのスウェタ通りにあった。今の場所に移転してからは1年経ったばかり。
北海道出身のコテツがバリに来たのには理由があった。地元北海道の花屋で従業員として働いていた彼は独立したいと考えていた。

ー自分の店を持ちたいっていう気持ちが強くてね。ー

そんな時、知人からのアドバイスがあった。
「花屋をやるんだったら、一度バリ島に行ってみたらいいよ。南の島には色とりどりの様々な花が咲いているし、それらの花の飾り方にも日本にはない洗練のされ方や、ワイルドさなんてものもある。日常から切り離されたリゾートホテルの生け込みとか、まったく違う花のあり方を見てみるのも良いと思うよ。直接的でなくても、何かしら参考になるものがあるはずだよ。」

その言葉に背中を押されてはじめての海外旅行、バリに来たのが1993年。16年前のことだ。
そして、その何かしらは、あった。
初めて訪れた南の島、バリはコテツの心を大きく揺さぶった。

ーそうそう、花屋を始めるための勉強のつもりでバリに来たんだけどさ、帰る時には花屋のことは頭になかったなー。なに?花屋?もう全然。『どうしたらここにずっと住めるんだろう』って、それだけ。
飛行機の中でずーっとそればっかり考えてたなー。ー

1年の予定で、日本を清算してバリに渡った。仕事は帰国後に考えようと。


やがて、
『どうしたらここに、ずっと住み続けられるのか?』
という、初めてバリに来た時から持ち続けて来た問いに答えらしきものがあらわれる。

住み続けるとすればなにか仕事をして稼がなければならないが、従業員じゃない。元々独立して自分の店を持ちたいと思っていた自分だった。何か店がやれないだろうか?
常にそのことを考えながら行動しているうちに、たくさんの人たちの助けを借りてだんだん道が見えて来た。

ーウブドでカフェをやるー

ー喫茶店をやろうと思ったのは初めてじゃなかったみたいなんだよね。
 じつは小学校の時、将来の夢は?というテーマの作文ってあるでしょ。あれにね、
「喫茶店になる」って書いたことがある。忘れていたけどさ、こうなるまでは。喫茶店にはなってないけどさ、喫茶店にいつもいる人にはなっているからね。そういう意味ではその時の夢が叶っちゃっていると言えるかも知れない。
 バリに来てみて夢中でいろんなことに取り組んでいるときは、どうなるかなんて想像つかなかった。これをやるって決めて動いていただけ。
 ボク一人では絶対に出来なかったよ。
 一人じゃホントになんにも出来なかったけれど、助けてくれる人やアドバイスをしてくれる人が現れるんだよね。偶然じゃなくて必然。ここにいると、そういう体験、いっぱいあるからね。出会うべくして出会うんだよね。いろんな楽しい人、おもしろい人、やりたい事ばっかやってる人、だいたいみんなそうだけどね。やりたい事やっていると、そういう人が集まってくる。ここはそういう場所。ー

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彼の名はコテツ。バリ島はウブドのカフェ、アンカサ主人。

ウブドは熱帯の島バリにあって、昼間は暑いが朝晩は涼しく過ごしやすい内陸の村だ。踊りや音楽が盛んに行われ、芸術の村としても有名で、世界中から観光客がやってくる。にぎやかな通りを離れて少し歩けば広々とした田園風景が広がっており、懐かしい落ち着いた気分に浸ることもできる。

そんなウブドの名所のひとつ、モンキーフォレスト(猿がいる森)にほど近いモンキーフォレスト通りにコーヒーカップの看板が掛かっている。真ん中に小さな水の流れがある路地を入って30メートル、右手にテラコッタの壁の色がさわやかな二階建ての建物がある。

ここがカフェアンカサ(AngKaSaと書く。インドネシア語で宇宙を意味する)。主人のコテツさんは、ウブドに住んで15年。カフェアンカサはオープンして12年になる。

毎週日曜日の野球で鍛えた身体に、椰子殻と備長炭の炭火の上で網を振り続けるというコーヒー豆の手焙り焙煎を毎日こなしているその腕っぷし。更には店に飾るお花まで生けてしまう、優しく繊細なハートを持つ男。
日々、遠赤外線で自分まで焙っているためなのか、それともただの日焼けなのか、黒光りする肌は一見現地の人かと思わせる。小さな身体に小さな目。黒くて筋肉質のその姿はコテツと言う名前がいかにもぴったりだ。固そうに盛り上がった筋肉が怖そうにも見えるが、小さな目を一層小さくして笑う顔には人の好さが滲み出ている。
アンカサブランドから売り出しているコーヒー豆は、コテツ自ら手作業でアルミパックにラベルを貼り、豆を詰めている。
「自分で豆を詰めているんですか」
という問いかけに、
ー従業員にこういうことをやらすとねー
とコテツは笑う。
笑いながらも定規を片手にきちんとラベルを貼り付ける目は真剣だ。コーヒーのいれ方から料理、接客など、現在では多くの仕事がスタッフと、バリ人である奥さんで店長のカデさんによって執り行われている。
コーヒー豆の焙煎だけは自分でやりたいのだとコテツは言う。

ー焙煎は人に任せたくない。あとこれね、ラベル貼り。中心に真っ直ぐ貼る。これはバリ人には不向き。豆だけでも売ってるからさ、アンカサブランドで。ちゃんとしたものを出したいんだ。常に。ー

数々の手仕事を几帳面にこなし、パスタも茹でれば、炭火の上で網を振りコーヒー豆の焙煎に汗を流す、野球では主に外野を守るマルチプレーヤー。土曜日の夜になれば、
「コテッちゃん、明日野球だからね、みんな早く帰らなきゃね。」
と、お客さんの方が気を遣うほど、みんなから愛されている存在でもある。

決して声高に語ったりはしないが、静かにゆっくりと、コテツが話してくれた、彼のdeparture story。 

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市場で見つけました。

ヘビっぽいのと、ドジョウ、スッポンの小さいのが入ってます。

鳥かごはスズメ入りとハト入りがあります。

カエルもいます。

おいしそう?

天使が・・・

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ビールを飲んでいたら、
天使がやってきました。
ポーランドから。

せっかくだから、パチリ!

タイの列車

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ここから乗り降りしますが、走行中もこのままの状態です。ここでタバコが吸えるわけですね。

引っ張るやつ。

その側面ですね。

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