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「同姓同名小説」 松尾 スズキ (新潮文庫)

ネットで話題になっていた涼子が、私の目の前に現れた。ケイから突然、新曲の依頼の電話がかかってきた。アパートに入り浸っていたみのが、おもむろに告白を始めた。兄貴がある日、なお美へと変わってしまった。芸能人と姓も名前もたまたま一緒の男女が繰り広げる、放送禁止×爆笑必至の人生喜劇。

みなさんこんばんは。

図書館やブクオフで松尾ちゃんの本を見つけるたびに

小躍りしながらゲットしているTindelix改めTin紫です。

これは図書館の返却棚で見つけました。

図書館に行くと、新刊棚→返却棚→書架という形で見て回るパターンが多いですね。

返却棚では話題作がポロリと落ちていたり、

自分ならチョイスしない妙なジャンルの本があったりするので、なかなか楽しい。

それにしても本書。

こりゃーまた、よく出版できたなぁ。

と思わず苦笑いしてしまうような内容ですねぇ(笑)

だって、あらすじに書いてる涼子ってのは四国生まれの女優だし、

ケイってのは、桃色娘のケイちゃんだし、なお美はもちろん、血がワインの人ですし。

普通、実在の人物をモデルに小説を書く場合、多少なりとも名前を変えて書くものですが、

全員、みごとにそのままの名前で登場ですもん。

い、いや、これは、ただ同姓同名なだけなんだからねっ!

って、ぜんぜん逃げになってねーよ(笑)

壊れかけた著名人達と、壊れかけた松尾ちゃん本人が絡む話やら、

壊れかけた松尾ちゃんが本当に壊れちゃって、物語の後半部分を投げ出しちゃう話やら、

もうね、やっばいね。 なんせ公共の場で笑いを堪えるのが大変でしたよ。ふぅ(´Д`)

そういえば、以前、クドカンが、

「僕は松尾さんの影響を受けているはずなのに、似ていると言われたことがない。 

でも、1ページに必ず三回はギャグを入れるというところは、影響を受けてるかなぁ――」

と、冗談交じりに言っているのを、どこかで読みましたが、

本書を読んでいても、確かに、ギャグ/ページの数が圧倒的に多いのは感じられます。

もちろん空振りも多いんだけど、打席に立たなきゃホームランは出ないわけで。

そのあたりのサービス精神といいますか、プロ根性はさすがですね。

まぁ一部、壊れすぎてるけどね(笑) そこがまた悲しくもおもろいんすよ。

★★★★☆

閉じる コメント(3)

機会があったらぜひ松尾ちゃんの舞台をみてください!病的に天才ですから!!って、最近チケット取れないんですよね……。

2009/4/10(金) 午前 8:54 odo*mik*ko*

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odoさん>いやーまじで観たいんすよ! 観劇の経験ってほとんど皆無なんでね、機会があったらトライしてみます!

2009/4/10(金) 午後 10:13 レイ

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はじめまして。
TBさせていただいたので御挨拶です。
考えてみたら松尾スズキの”小説”読んだのなは初めてで、なかなかそのぶっ飛んだ内容についていけませんでした…

2010/1/17(日) 午前 10:23 [ yam*ten**olp*ine ]

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