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販売店側が見たアナログブームの終焉の日記にいただいたレスに

> haiku_gingaさん
>あっても、当時のアナログマスターテープは今や相当劣化しているはずです。
エソテリックがかつての名盤を SACD/CD で復刻させていますが、リマスタリングでかなり弄っているのでしょうね。

ESOTERIC SACDのライナー・ノートを調べてみました。
むしろ逆でした。

このクラシックとJAZZの名盤をSACDにして復刻するプロジェクトはだいぶ長くて、10年以上は続いているのでは?

ESOTERIC元会長の大間知さんが中心になって進めている注目すべきイベントです。

機材とマスタリング風景
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どれもESOTERICの1台、100万以上する機材、1本30万以上の高純度ケーブルを使っていますね。

こんなマスタリングにあたって、大間知さんが書かれたことがクラシックも含めて全てのリマスターの思想に及んでいるようである。

要は、『マスターテープに入っている情報は余すところなく全て取り出して、DSDファイル化して、SACDというパッケージメディアに収めてエンドユーザーに届けること!』

ちょうど藤田恵美さんの新譜をレコーディング&マスタリングされた元SONY技術者のかないまるさんが、DSDとPCM方式の選び方を書いておられます。

ブルーノートの名盤復刻に際して大間知さんから()内は平蔵。

ブルーノートオーナーのアルフレッド・ライオンの好む音、それは彼がクラブなどで直接聴いていたそれぞれの楽器の音だったという。

しかし、それはオーディオ.ファンが想像するナチュラルな音とイコールではないようである。

そこには個人の好みがかなりの比重で加算されている、と考えていいだろう。

ルディー・ヴァン・ゲルダーはそういった依頼主の嗜好を尊重し、それに適した音作りを行っていった。

・・・そうした作業はマスター音源からレコード化に至るカッティング作業の際にも行われていたようである。

ルディー・ヴァン・ゲルダーは90年代になって、以前のブルーノート録音をデジタル化してリマスタリングする作業に取りかかかった。これは「RVG」シリーズと命名され、収録エンジニア自らのCDリマスターとして大いに注目された。

しかし、ここで聴く『ルディー・ヴァン・ゲルダーが作り出した音』は以前日本で流通していたオリジナルからコピーした音とは掛け離れたサウンドに変貌してしまっていたのである。

音場は左右の広がりを極力抑え、オーディオ的なレンジもかなり圧縮されていた。
いわば凝縮された中域に力のある音であった。
(レコード時代は、主なリスニング層の黒人家庭にあったチープな卓上ステレオでも針が飛ばないように上下のレンジを削って、こういうシステム(クリスタルカートリッジら)、今で言えばラジカセか、を意識してマスタリングしたと聞いています)

しかし、これはHi-Fiという概念から遠いものだった。
特にピアノはブルーノート独特のくすんだ音でナチュラルとは無縁のものだった。

今回マスターテープを聴いて、ルディー・ヴァン・ゲルダーはデジタル化でもマスターテープの音を再加工して、独自のサウンドを作り上げていたことが、ここに判明したのである。

オーディオ好きとしては、どうしてもオリジナル・マスターに含まれている、あの力強く、、レンジもゆったりした、広い音場のサウンドに接してみたい気もする。

今回、エソテリックではヴァン・ゲルダーが手を加える前のオリジナル・マスターの入手を可能にし、マスターに記録されていた音がここに提供されることとなった。
引用以上
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そこで上記機材を見ると、大間知さんがESOTERIC社長時代に陣頭指揮を取られて、世界初のモノラルDACとして開発された機器という、彼のメートル原器を用い、ルビジウムクロックで同期という最高のクロック環境を整えて、情報の欠損も許さないと8N、7N銅の同社ハイエンドケーブルを用いてSACD化された意図がわかるのである。

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    > 名無しさん
    大間知さんの音の原器という意味です。これを基準にして、リマスターの音質が決まっているようです。
    曖昧さは許されないといった音質でした。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/31(木) 午後 8:18

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    > 名無しさんさん
    大間知さんのESOTERIC D-01は出川式電源に改造。平蔵と二人だけ。

    上蓋を開けたまま使用。大間知さんだけという意味ではメートル原器より希少です(笑)

    ゴルゴ平蔵

    2019/2/1(金) 午前 9:31

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    マスターテープの作成にあたって、1980年頃にはテープにデジタル信号を記録するデジタル録音も見られるようになりましたが、それまではアナログ録音だけでした。
    アナログ録音のマスターテープの場合は、経年劣化は大なり小なり避けられません。
    カッティングを繰り返すことでも劣化は起こります。
    後年デジタルソフトで再発する際に、この劣化部分を補正(加工)して再発するメーカーが多いです。
    エソテリックではマスターテープの音をいじらずにSACD化を行っているとしますと、マスターテープが既に劣化した部分も加工せずにそのままSACD化した、という理解でよろしいでしょうか。
    名盤の中でも、劣化が少ないマスターテープのものに限って復刻されているとは思いますが。

    [ haiku_ginga ]

    2019/2/5(火) 午後 1:54

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    > haiku_gingaさん
    基本はお書きのとおりで宜しいかと思います。
    マスターからの丁寧な拾い出しが巷の再発盤とは違うと感じます。
    ありがたいソフトとしてすでにレコードやCDがあっても購入して拝聴しています。

    ゴルゴ平蔵

    2019/2/5(火) 午後 6:48

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