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昨日のこばさんのレスでのこんなやり取りからがきっかけです。

平蔵
そういえば、藤田恵美さんのレコーディング記録で「285」番の書き込みに
、左右上下(おそらく前後も)に自由に定位させられることが書かれていました。
立体的パンニングと言うのですねえ。

http://kanaimaru.com/zakkan22.htm

こばさん
285番を読みましたが、文面からは前面(B&W背後)の壁一面に音場が展開すると読めました。

奥行きに関してはSACDマルチ再生ならできそうですが、2CHだと何となくですが限界がありそうな気がしております。

以上。

ではプロはオーディオで言うところの、サウンドステージ、音場、前後感、エアー。
傅信幸評論家の軽音音場ソフトの用語である「サウンドデザイン」をやっているのか調べてみました。

いろいろ調べるとこちらのサイトが一番わかりやすいです。
結論的にはイコライザー、コンプレッサー、リバーブ。そうしてさらにはディレイも使って、奥行きを出している、出せることがわかりました。


こちらはさらに微分積分まで用いて、DTMソフト開発にあたっての奥行きの作り方の指導があります(平蔵には難しすぎた)
DTMとはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、パソコンを使用して音楽を作成編集する事の総称です。

古い音源ですが、ピンク・フロイドから喧嘩別れして独立したロジャー・ウォーターズの35年くらい前のソフトに右奥から左前に音源が移動するという興味深い楽曲がありました。

平蔵が学生だったころ、自分のバンドとは別に、カラオケ音源でドラムを叩く、レコーディングしてマスタリングし、商品に仕上げるといったアルバイトで稼いでいました。

打ち込みの電子ドラム音はドイツのクラフトワークの電子音楽のレベルで、到底生音とは掛け離れていて、生ドラムが今と違って珍重されていた時代です。

25年以上前の話しですが、レコーディング〜マスタリングまでのプロ現場をいろいろ見学させていただきました。

しかし、上記の「立体的パンニング」という2本のスピーカーの間の左右のみならず、上下、前後まで自在に音像を定位させるテクニックはなかったです。

日本の軽音現場でこのテクニックが遅れたのは、もしかしたら再生環境も大きいのではないかと見ています。

欧米では20世紀の終わりころから、サウンドステージが重視された音場型スピーカーが次々出てきて、今やこれが当たり前だったのが、日本ではNS-1000MMのようなタイプばかりのスピーカーであったこと。

部屋のサイズやリスナー環境が、6畳間にJBL4343、ALTEC A7らタンス型スピーカーを入れたために、それらを壁に接着させて、間にコンポを置いて鳴らすという、音場再現には難のある状態がむしろ普通であったこと。
(4343でも音場は出るけど、現代音場型までとなると30畳とか広大な部屋にフリースタンディングが必要?)

ステレオサウンド誌やアキバのオーディオショップら啓蒙すべき立場からも、サウンドステージの概念は紹介されず、壁一杯にスピーカーを並べて積み上げて、セレクターでスピーカーの音比較をさせる販売方法が取られていたこと。

その典型が、最近こちらで流行?の洋楽っぽい八神純子と、例えば今聴いているCocille Norbyとか、セリーヌ・ディオンです。

後者の洋楽と異なって、八神のは平蔵が伝統的邦楽の歌謡曲録音と呼んでいるペタッと薄皮せんべいをスピーカーの間に広げたような音で前後、上下はほとんど感じられません。
楽器の音を弄くり回したのか、音鮮度も悪く、洋楽好きの立場からは八神は反面教師な軽音ソフトです。


現代スピーカーが音場をよく出せるのは、セッティングも含めたスピーカー側の360度放射特性の管理もあれば、スピーカー自体(ユニニット〜箱まで余計な音を出さない、低歪etc)

上記DTMで作られた音場まで、広帯域で低歪、位相とタイムアライメント管理もPC一つで出来るようになったことからイコライザー、コンプレッサー、リバーブ。そうしてさらにはディレイによる奥行きをしっかり再現できることも大きいと思います。

明日はハイエンドスピーカーメーカーにユニット供給では世界一とされるスキャンスピーク社が、現代スピーカーユニットよりさらに40%も歪率を下げることに成功した驚異のユニットのことを書いてみます。

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    こんにちは。

    DTM、個人レベルでは3次元の定位をコントロールするのは難しいでしょう。製品そのものは90年代初めカナダのQSOUNDから出ていたようで、スティングやマドンナのCDにもこの技術が使われたとか(ジョイスティックで定位位置を定める)。90年代はゲームセンターでQSOUNDの文字をよく見た気がします。

    そして現在では、SONYが3次元のマッピングをPCソフトでコントロールする環境を表に出してきたようです。これは「イヤホン」で聴く用みたいですけど。
    https://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/011002049/?P=2

    [ nightwish_daisuki ]

    2019/1/26(土) 午前 8:59

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  • お早うございます。

    ご教授いただき真にありがとうございます。

    そういえば、話者の声が遠方と近くでは明らかに違う奥行きが分かる(感じられる)テストCDを持っていることを思い出しました。

    尤もこのCDはご紹介の現代技術を駆使したものではないようですが、2CHステレオ音源で奥行きを表現できることに同意いたします。(笑)

    こば

    2019/1/26(土) 午前 8:59

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    こんにちは
    日本の音源でも 多数 有ります。
    「密かな楽しみの音源」が それです。
    https://blogs.yahoo.co.jp/htsukachan/folder/1905628.html

    最近も 発見してますが、ブログアップは してません。

    [ tukachan ]

    2019/1/26(土) 午前 9:11

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    > nightwish_daisukiさん
    本文はあくまでアマチュア向けのDTM基本学習の音場2段階目です。
    さらに初歩はリンク先の一番下にあります。

    逆に言うと、このテクニックで日本は洋楽に20年以上は遅れを取ったということにショックを受けました。

    これはプロ現場もあれば、うさぎ小屋に大型スピーカーを無理くりに押し込んだ、エンドユーザーの両輪の環境の悪さもあることを明日示します。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午前 9:12

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    > こばさん
    他にも紹介がありましたが、この基礎講座のサイトが一番いいと感じまして紹介させていただきました。

    これが90年代から欧米では実践されていたというのですから、我が国が音感覚で、ソフト作りの現場からオーディオメーカー、エンドユーザーまでいかに遅れを取っていたのか・・・・

    世間で一番早かったのは、90年代にサウンドステージ再現に着手された富山県のクリアサウンドイマイ&CSフィールドさんで、その先見性には舌を巻きます。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午前 9:15

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    > tukachanさん
    富田先生ではないですか!

    放っておけばアルミホイル1枚定位になりかねない電子サウンドに立体感を付けた、世界的先駆者ですね。

    スティービー・ワンダーが来日の折に、わざわざ富田先生のルームを訪ねて教えを請うたそうですね。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午前 9:17

    返信する
  • 長谷川さん
    おはようございます。

    つじあやのさんの「COVER GIRL」に収録されています「プカプカ」からは、空高く飛び交う小鳥の声が聞こえます。
    これは京都郊外の野外で録られたもので上下方向の音場再現を狙って録られたものではないと思いますが、2chステレオでも立体的な空間表現が出来ることを示すものだと思います。

    [ うしお ]

    2019/1/26(土) 午前 9:18

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    > うしおさん
    おはようございます。

    クラシックのワンポイント録音や自然界の録音では、苦労することもなく自然に3D情報は記録できるのです。

    問題はマルチマイクを多用するROCK POPSで、ここでの3D作品が傅先生がおっしゃる、サウンドデザインという本文にあるテクニックなんですね。

    これをエンドユーザーがどれだけ再現できるかは、かねてからの壁密着と間にモノだらけのオーディオでは難しいと思います。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午前 9:21

    返信する
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    冨田勲さん YMOさん 小室哲哉さんは シンセの プロで 3D音源 多数ですが

    小泉今日子さんの 音源にも 多数 存在してます。
    特にこのアルバムは 3D化されてます。
    https://blogs.yahoo.co.jp/htsukachan/71946558.html

    [ tukachan ]

    2019/1/26(土) 午前 9:49

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  • > 長谷川平蔵さん
    ご親切に教えて頂きましてありがとうございます。
    なるほどです。

    [ うしお ]

    2019/1/26(土) 午前 9:54

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    お早うございます
    ちょっと違う話ですが
    藤田恵美「ココロの食卓」SACDは愛聴盤です。
    まったりとした感じが良いです。

    [ muu*en*000 ]

    2019/1/26(土) 午前 11:09

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    > muu*en*000さん
    こんにちは。

    まったり癒やし系ですね。

    藤田恵美さんはカモミールシリーズ2枚のSACDを持っています。
    今回は、パッケージはCDのみ、ハイレゾは配信だけというのがちょっと残念です。
    近々、SONYのモーラからダウンロードしてみたいです。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午後 1:20

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    > tukachanさん
    中では小室のglobeとかユーロ・ビート系は音質的に聴くに絶えず、アルバムを一枚聞く前にギブアップしてしまいます。

    ゴルゴ平蔵

    2019/1/26(土) 午後 1:52

    返信する

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