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生まれたてで、まだへその緒もついたまま、心ない人間によって
捨てられていた猫。
我が家のお友達は、心優しいお友達が多く、彼に運よく救ってもらった。
その猫を、一時預かったのだが、あまりのかわいさに手放せなくなってしまった。
アパート住まいだったお友達も、いつでも会えるからと言って、喜んで譲ってくれた。
その日から庭には犬、家には猫と、いう賑やかな楽しい生活が始まった。
レーサーのアイルトン・セナが亡くなった次の日に見つけたという事で、その
可愛いキジトラの猫は「セナ」と名づけられていた。
一緒に過ごしているうちに、このセナが、普通の猫と違うところがあることに気付く。
それは、一歩も家から出ようとしない事。
家族以外の人間はもちろん、他の猫にもまるで興味を示さず、ただただ怖がり、
外に出しても、ほんの小さい音にも驚いて、家の中に飛び込んできて、震えている…
生まれたその日に、親から引き離され、運よく救ってくれた人も、一人暮らしで、
寝るだけのために部屋に戻ってくる毎日。一人ぼっちが長かったセナは、自分の
世界だけにずっと引きこもっていた。
時間のあるときは、一緒に庭に出た。私だけがいる庭では、元気に遊ぶ。
そして、お気に入りだったのが、少し背の高めのお花にちょっかいを出すこと。
茎が細めで、背が高めの都忘れは特にお気に入りだった。
おかげで、都忘れの時季は、一輪差しのお花には事欠かなかった。
そんな私の具合が悪くなった2000年。
意識がもうろうとなり、起き上がれない、幻覚を見る…亡くなった母と同じだ…
突然母の病気だった【脳腫瘍】という単語が、頭の中を駆け巡った。
最初の病院でも原因がわからず、体調がおかしくなって1ヶ月ほど経った日。
比較的気分のいいときに、突然セナの具合が悪くなった。
大暴れして、凶暴になってしまった…
何があったんだろう…暴れるセナをとりあえず、トイレに閉じ込め、獣医さんに
往診してもらう。
「このままでは、ご家族もセナちゃん自身も危険ですから、とりあえず麻酔をかけて
病院に連れて帰ります。」
この後のことばに、私は頭が真っ白になった。
「この目は、完全に脳に障害を起こしています。麻酔をかけますが、そのまま、目が覚めない
という覚悟もしておいて下さい…」
セナは、麻酔から目覚めることなく、静かに天国へ召されていった。
そして、その日から、私の【脳腫瘍】かもと恐れていた症状は出なくなった。
次に行った病院でいただいた薬で、すっかり元気になった。
今でも私はセナが私の病気を背負ってくれたと思っている。
セナが最期にすごしたトイレは【セナの部屋】と名づけて、猫グッズで
いっぱい。
そして、今年も庭にいっぱい並んだ都忘れを、その部屋にも飾っている。
photo by 天の欠片
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そうか〜、セナちゃんは そういう話があったんだね。
この前のトイレに一杯猫グッズが置いてあった。
うんうん、セナちゃんは 背負ってくれたんだね。
2009/3/7(土) 午前 10:15
みけ。
誰もコメント入れてないんだね。。。。 いい記事なのに。
2009/3/7(土) 午前 10:16
ネコママちゃん、みけ&TBお返しおおきに!
このころはね…自分の記事書くだけで、いっぱいいっぱいで
よそもブログへも行ったことなくて…
ほとんどコメなしやねん(笑)
2009/3/7(土) 午後 0:52
ちしま小町さん、 そういうことって あるんですか・・
・・。とても不思議な 不思議過ぎるような お話・・
でも 本当のことなんですね・・。
なんだか 考えさせられる気分です。つながりって あるのかなあ、、、、って。セナちゃんのご冥福を祈ります。
アールトン セナ すてきな レーサーでしたね。
昔の彼氏に ちょびっと 似てる、、、なんて 言ったら
アールトンファンに怒られそう! ☆
2009/6/4(木) 午後 7:18
星降る子さん、そんなカッコいい彼氏がいたの?
ひょっとしたら、今の御主人だったりして!!
猫のセナもすごくハンサムだったよ(笑)
2009/6/4(木) 午後 10:52
この記事ね 覚えてるよ
セナと小町ちゃんとのつながりの記事だもんね
もうひとつ あの世とこの世をつなぐ猫の話を書いたのよ
読みたいかしら?
とらば返し〜
2010/12/22(水) 午後 1:09
ネコママちゃん、TBおかえし、おおきに♪
読みたいよ〜!今度は誰がきてくれたん?
2010/12/22(水) 午後 2:35