穴と橋とあれやらこれやら

隧道や橋といった土木構造物など様々なものを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意下さい(笑)。

BABYMETALあれこれ

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そろそろ忘れてた頃でしょう(笑)、前回の俺得記事からの続きですよ〜。はい、逃げるなら今のうち〜。




2013年1月9日、メジャーデビューシングルとして「イジメ、ダメ、ゼッタイ」をリリースしたBABYMETAL(以下BM)。ちょうどこの年頭より、目標を「世界征服」として、いよいよ本格的なライヴ活動に入った。まさにタイトルどおり、「世界への道」をいよいよ歩き始めたのが、この時期。


具体的には、5月に東京・大阪で行われた初めての全曲生演奏ライヴを皮切りに、9月までの間に、「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2013」、「JOIN ALIVE 2013」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」、「サマーソニック 2013」、「アニメ・フェスティバル・アジア インドネシア 2013」、「イナズマロックフェス 2013」など、怒涛のごとくフェスやイベントに出演、経験値を積み重ねながら、その認知度を高めていった。


そんな中、6月にリリースされたメジャー第二弾シングルがこの曲、「メギツネ」。あの葉加瀬太郎氏をして「ヤラれた」と言わしめた(笑)、名曲である。

映像的にもサウンド的にも、ここまでの楽曲でもっともジャパニーズテイストが横溢した作品。琴や笛など和楽器のSE、中間部の大胆な「さくら」導入は言うに及ばず、「ソレソレソレソレ!」「ワッショイ!」など祭り囃子的な間の手は、いかにも日本的。海外のリスナーの耳にはさらに新鮮だったんではないだろうか?


「メギツネ」発表をフォローしつつのライヴ三昧/武者修行を経て、10月20日には、ついに初めてのメタルフェスとなる「LOUD PARK 13」に出演。当初出演がアナウンスされた際には否定的な反応も多数、賛否両論の大騒ぎだったようだが、結果的にはそのパフォーマンスでオーディエンスを圧倒、大いに盛り上がった、という。12月28日には、初めての海外単独ライブをシンガポールにて行った。





で、この武者修行中に、「メタルフェス初参加で大勝利」という成果以上に重要な、世界への扉を開くある出来事があった。それは8月11日、「サマーソニック」2日目@大阪出演時のこと。

メインステージのヘッドライナーである「あの」METALLICAのドラマー、ラーズ・ウルリッヒが、なんとわざわざ小規模なサブステージに出るBMを観にきたのだった!

その理由は、METALLICAの撮影で帯同していた超大物ロック・フォトグラファー、ロス・ハルフィンからの推薦。たまたま前年2012年のサマーソニックでのBMを観て感銘を受けた彼が、「こんな面白いのがいたよ」とラーズに話したため。

2012年のサマソニなんて、それこそ一番小さなステージだったはずだが、それを観てるなんて、ロス・ハルフィンってやっぱロックおたくなんやなあとニヤニヤするエピソードなんだが、ラーズもまた同じ穴のムジナというか、生粋のロック/メタルおたく、レコードコレクターな人やからな〜(笑)。そんな面白いのがいたとか言われたら、そりゃあ反応しそう(笑)。そのBMが今年も出てるってことを知って、さっそくチェックにやってきた、って話。


で、BMのステージを大いに楽しんだラーズ、ライヴ後にはBMとのフォトセッションも行われた。そしてなんと…

この一部始終が、METALLICAのオフィシャルサイトにドーンと掲載。

これは非常に大きな出来事だった。思わぬ形で、一気に全世界の多くのMETALLICAファンおよびメタルヘッド達に、その存在が知られることとなったのだから。とりあえず、「コイツら、なんやねん!?」状態ではあったとしてもだ(笑)。

この2013サマソニ以後、BMはビッグネームと共演するたびにセッション写真を公開、その豪華なラインアップは、もはやBMが日本のバンドであることを完全に忘却させてしまうに十分。これはまたいつか機会があればもうちょっと掘ってみるかも。まぁちょっとググればいっぱい出てくるが。


この展開を単なるラッキーと片づけることは可能だが、そこはやっぱり、起こるべくして起こった、と捉えたい。フェス参加をメインとした武者修行を続けていったならば、遅かれ早かれ、このような展開は訪れていたはず。なぜならば、そのライヴ・パフォーマンスが、ロス・ハルフィンやラーズ・ウルリッヒのようなプロをも唸らせる、「ホンモノ」だったからだ。

実際、後にラーズはインタヴューで「(BMを初めて観た時に)そのもの凄さに圧倒された」と語っている。
くどいようだが、この時点でもキャリア30年超、これまでに幾多の大物・強者たちと対バンを張ってきたヘヴィ・メタル界のスーパービッグネーム、「あの」METALLICAのラーズ・ウルリッヒが、である。ヤベエでしょそれ(笑)。





ヘヴィ・メタルの世界では、そんな存在を同業者が放ってはおかない。
この2013年夏のMETALLICAとの邂逅は、その後(たぶん)誰も考えもしなかった展開へとつながっていく。

なんと、2014年夏にイギリスはネブワ―スで行われるメタルフェス「ソニスフィア・フェスティヴァル」への参加が決まったのである。そう、最初の困惑記事でわたくしが熱く語った、「伝説のソニスフィア」、世界に向けて強烈なインパクトを残した、初めての欧州ロック/メタルフェスへの出演決定だった。
「事務所の力」なんかじゃ出られるはずもない、本場・イギリス伝統のネブワ―ス。実はこれ、ここでもヘッドライナーをつとめたMETALLICAの推薦によって決まったらしいんだな(ちなみにIRON MAIDENとTHE PRODIGYとのトリプル・ヘッドライナー)。よっぽど気に入ったんだろうな〜。


この「伝説のソニスフィア」については、実は書きたいトピックはいくつもある。当初サブステージでのブッキングだったのが、いかにしてメインステージへと格上げされたか、とか、オープニングの「BABYMETAL DEATH」でのYUIMETAL、MOAMETALのプロフェッショナリズムとか。

でもけっこう疲れてきたし(笑)、なによりすでに多くの方が素晴らしい考察記事を書かれているので、わたくしの出る幕はないなあと。なにしろ、「ソニスフィア」でググるだけで、出てくるのはBM関連の記事ばっかりやし。興味のある方は、調べてみてくだされ。

なので、動画に逃げよう(笑)。


最初の記事ではソニスフィアでの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」と「ギミチョコ!!」動画を紹介したので、ここは記事の流れで「メギツネ」を。いわゆるファンカム、現場でファンが撮った動画であります。

外人が「オ〜ンナ〜ハ〜ジョ〜ユ〜ウヨ〜」「ナメタラ、アカンゼヨ!」って歌ってる(笑)。ファンが集まってたであろう前方ではあるけど、めっちゃ盛り上がってますなあ。改めて凄いなあ…。YUIMETALとMOAMETALの一糸乱れぬダンスは圧巻の一言やし、同じく動きながらのSu-METALの歌が一切乱れないのは、きみどないなっとんねん?と言いたい(笑)。





METALLICAは2017年初頭の韓国・ソウル公演でも、サポートアクトとしてBMを指名。これは掛け値なしに、「お気に入りの活きのいいヤツとまたやりたい」というMETALLICAからのメッセージと思っていい。これまで、そんな日本のアーティストが果たしていたか?これマジで凄いことだ。



そのソウル公演時のセッション写真で、個人的に一番お気に入りなのがコチラ。
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(写真はネットからお借りしました)。


非常にいい雰囲気で、全員楽しそう(笑)。ヴォーカル/ギターのジェイムズ・ヘットフィールド(後列左)のこんな「好いおじさん」顔、見たことないぞ(爆)。あ、ラーズは左端です、念のため。ちなみに撮影したのは、やっぱり(笑)ロス・ハルフィンだったり。


そんなこんなで、開きかけていたBMの世界への扉は、METALLICAによってしっかりと開かれ、そして道ができた、と言っていい。まさに、ありがとうMETALLICAさん。

なんで「さん」付けかといえば、彼女たち、インタヴューで聴く限り他のバンドを全部「さん」付けで呼んでるから(笑)。どっちかって言えば、カタカナ表記にした方がしっくりくるかな、「メタリカさん」のほうが。


一応、世界への道シリーズはこれでやめとこうかな、他に書きたいことあるし。めっきり過疎化の進むヤフブロの現状に相応しい、反応なくてもへっちゃらなネタであり、かつ現状唯一のモチベーションやし。


まだまだ書いてやるのさBABYMETALのこと(笑)。







こんな状態のブログでやりたくなかったが、

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わたくしが現在ハマり倒してるBABYMETAL、このほど(たぶん本日午後イチくらいか?)「ギミチョコ!!」のオフィシャルPVの再生回数が、


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100,000,000!
イチオク!
一億回!
を突破した!!


ここ最近は2〜3万/日くらいのペースで伸びていたので毎日注目していたのだが、いや〜ついに。毎日複数回は観てたんで、わたくしも1000回程度は貢献してるかと(爆)。同じような人が世界中にいるんやろうな〜。



性懲りもなく、また貼っとく(笑)。


ブログが不順(笑)で毎日にハリがない今日このごろ、唯一の生きがいであるBABYMETAL。FC2にも貼っとこっと(笑)。



さあ、誰も待ってないけどやる(笑)。


あの困惑記事も記憶に新しい、BABYMETALを勝手に語る俺得記事の日ですよ〜。


逃げるなら、今のうちだ!(爆)



はい、いきますよ〜。




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※写真はネットからお借りしました。


すっかりハマったわたくし、夜な夜ないろんな動画を観たりググったりして、ようやく基本情報がわかってきた。そもそも、結成から4年で本場メタルフェスのメインステージに立つ、という快挙がどうやって実現したのか、ってのが知りたかったのだが、結果、ワールドワイドでの成功は、遅かれ早かれ必然だったのだ、との結論に至った。


要因はいくつかある。


大前提として、(やらしい言い方だが)「大人たち」がすこぶるうまくやった、ということ。いろいろと評価すべき点はあると思うが、まずはその「着想」と、特に「人選」。

Su-METALこと中元すず香、YUIMETALこと水野由結、MOAMETALこと菊地最愛という3人の女の子は、元々大手芸能事務所アミューズに所属する「さくら学院」というアイドルグループのメンバーで、ごくごくマトモに正統なアイドルを指向していたらしいのだが、あるアミューズ社員の人が、かねてから歌唱力に定評のあった中元嬢にド反対なイメージのメタルを組み合わせたら面白いんじゃないか、と着想したところから始まったらしい。
で、その中元嬢の周りで踊る天使のような子、ということで、水野嬢と菊地嬢が選抜された、と。


まず、この着想が素晴らしかった。

まあ好きじゃなきゃこんなこと思いつかないし、ましてや実行しなかっただろう。ヘヴィ・メタル蔑視が根強いこの国じゃあ(笑)。

つまるところ、その某社員氏、すなわちBMの総合プロデューサーをつとめているKOBAMETAL氏が大のヘヴィ・メタル愛好家であったことから全てが始まったわけだ。


ヘヴィ・メタル愛好家というのは面白いもので、「自分の愛する音楽がナメた扱いをされている」ということに非常に敏感である(笑)。これ、おそらく全世界的傾向のはず。

つまり強調しておきたいのは、ヘヴィ・メタルを愛する人間自らが手がける限り、BMの音楽が、ヘヴィ・メタルという音楽に対してのリスペクトが通底したものになるのは必然だった、ということ。




そして人選。すなわち、単に可愛いだけじゃない何か。

このプロジェクトを立ち上げさせるほどの存在感を放っていた中元嬢=Su-METALは言うに及ばず、水野嬢=YUIMETAL、菊地嬢=MOAMETALは、それぞれに独自の魅力、才能、キャラクターを持ち、それぞれが互いの個性と強みを増幅していけるような、稀有なトライアングル…だった。

…それだけに、YUIMETALがすでに脱退してしまっているという事実から、思いっきり目を背けているわたくしなのだった(笑)、

小さいころからアイドルを目指して事務所に所属して活動していたことにより、3人等しく素晴らしいプロフェッショナリズムを持ち合わせていた、というのも大事なとこ。3人には当初とまどいもあったようだが、少なくとも「やらされてる感」を出すことなく、自らが楽しんで、プロとして「メタルを歌い踊るアイドル」を全うしきったことが素晴らしい

YouTubeの各動画で、3人それぞれに熱烈な支持とリスペクトを表するコメントが無数にある(そしてその多くは外国語だったりする)という事実、何より現実にワールドワイドで成功しているという事実を見れば、この3人を選んだその目は非常に確かだった、と言えるだろう。


結果として「誰でも思いつきそうでいながら、誰もやったことがなかった」このBMの音楽は、非常に新奇なものだったが、全面的にヘヴィ・メタルという音楽へのリスペクトを感じ取れるものだった。

それは後にイギリスの日刊紙『ガーディアン』より、BABYMETALは、悪魔のように手段を選ばぬ天才の策謀家が生み出した、新しい音楽」との評を得ることになる。実に的を射た表現だと思う。

そして、3人の女の子たちは、これまでヘヴィ・メタルの世界になかった「かわいく楽しくカッコいい」パフォーマンスを、プロフェッショナルとして完璧に遂行した。

まずこの2点がなければ、ワールドワイドに受け入れられることは決してなかったはずだ。


わたくし思うに、もうひとつ大きな要因があるが、それは後ほど。




その最初期は、やはりというか、かなりわかりやすく、アイドルポップとメタルをガッチャンコした楽曲から始まっている。

2011年に発表された、BMの記念すべき最初の楽曲である「ド・キ・ド・キ★モーニング」って曲。この曲がまた…(微笑)。これもPVのインパクトを観ていただきたい。
この作品では、YUIMETALとMOAMETALは完全にコドモ(爆)。お姉さんであるSu-METALでさえもかなり幼い印象。そんな彼女たちが可愛らしく踊って歌うこのPVは、メインパートこそ歌的にもビジュアル的にも非常に良く出来たアイドルソングなんだが、それをゴリゴリのメタルに乗っけたインパクトはやはり出色。

「COOL JAPAN」や「Kawaii文化」など、欧米諸国からの日本へのシンパシィにダイレクトに訴える要素に加え、見逃せないのは、1分47秒〜や2分50秒〜のブレイクパートで見られる、ある意味ジャパニーズホラー的な表現。これまた、海外の人には訴求するポイントだ。
意図していたのか否かは知らんが、こういった海外ウケする要素の多くが、BMには最初から備わっていた。
そうした要素を効果的に抜群のインパクトで提示したこのPVは、リリース直後から海外からの反応が絶大だったみたいで、外国語のコメントが殺到したという。

そんな海外からの反応が、「大人たち」にとって予想外だったのか思惑どおりだったのかはこれまたわからないが、よい意味で衝撃だったのではないだろうか。
また、国内においては、彼女たちの所属する(していた)アイドルグループを応援していて、その延長でBMに入ったという人がほとんどだったのだろうが、海外ではそういった前段階をとっぱらった、激烈・奇天烈なのがジャパンから出てきたぞ的な、そんなディープ・インパクトがあったものと想像する。




2012年初頭に発表された2作目のPV、「いいね!」。これは「ド・キ・ド・キ★モーニング」路線をさらに突き詰めたような作品だが、歌詞にもあるとおり、「超カオス」な楽曲(笑)。
非常にダンサブルな作品であり、PVも混沌としていて、いささかの「やりすぎ感」を感じる部分もあったりするのだが…でもやっぱり好きなの(爆)。2分18秒〜のリフ、完全に「こがねむし〜は〜金持ちだ〜」なんやけど。えっ?知らない?(笑)

先にも出てきた言葉を転用したくなるのだが、どの曲もとにかく「悪魔的なまでに」キャッチーで、クセになってしまう。正直、各曲の作曲・作詞クレジットを見てもどういう人かわからなかったが、悪魔的なプロ(笑)が作っていることは間違いない。


そういえば、BMが「自分たちで作った曲をやらない」ことに対する批判が一部にある(あった?)ようなのだが、これはわたくしにはさっぱり理解できない。メタル原理主義者(笑)には、そんな人もいるのかもね〜くらいで。
つうか、実はあるしね、YUIMETALとMOAMETALが作詞作曲した曲。これはまた別途紹介する。




この2作を経て、2012年夏、よりヘヴィ・メタル色を強めた名曲「ヘドバンギャー!」を発表。そのPVがコチラ.
制服少女コス・・・っつうか当時リアルに中学生(!)だったSu-METALによる激しいヘドバンと、その後の濃いメイク姿との落差、白装束のヘドバン怪人(笑)、土下座ヘドバン・・・これまた、映像のインパクトはデカい。
その世界観は、海外からの反響に焦点を合わせたような「ジャパニーズ感」「東洋の神秘感」的なテイストを醸し出し、またここでもいささかジャパニーズ・ホラー的なテイストを感じることができる。

曲想もまた、非常に日本的なコード進行とメロディライン。おっさん的には、「ばんばんばばん♪」は完全にグレートマジンガーの主題歌(笑)。そして、Su-METALの歌唱も、アイドル的だった過去2曲とは違う、新たな可能性を感じさせるものになっている。



この「ヘドバンギャー!」を発表して間もなくの2012年8月19日、BMは史上最年少で「サマーソニック」のステージに立った。メインステージではなかったものの、これが初めてのフェス参加。

そして10月、BM初めてのワンマンライヴで、記念すべきトピックがあった。

アンコールの「ヘドバンギャー!」で、初めて生演奏のバックバンドが初登場。それまではいわゆる「カラオケ」で行われていたライヴが、ついに「ホンモノ」になった。

これが、BMがワールドワイドに受け入れられた理由の、その3。

アイドル界ではなくヘヴィ・メタルというフィールドで勝負していくならば、ライヴでの生演奏は必須。それまでは「新奇なアイドル兼パフォーマー」の域を出ていなかったであろうBMは、この超凄腕の強力無比な生身のバックバンド、その名も「神バンド」がついたことで、「初めてライヴアクトとして完成」したのだと思う。


この神バンド、「ヘドバンギャー!」PVのヘドバン怪人と同じく白装束をステージ衣装とし、コープスメイクを施すのがお約束となっている。メンバーは概ね固定だが、スケジュールによって?一部入れ替わりがあるようだ。わたくしはまだ勉強不足で、語れるほどのものがないのが悲しいところ。とにかく凄腕のスタジオ/セッションミュージシャンを集めたんだろうな〜と思うのだが、選考はかなり大変だったんじゃないだろうか。

BMの楽曲は、当初基本的に生演奏を想定せずに作られていたため、実演するのがメチャクソ難しい曲が多いらしいのだ。それをライヴで難なく再現出来るような技術的に優れたプレイヤーは当然ながら多忙だろうしギャラも張るだろうし、また、ツアーに帯同してしかもバックに徹するには、人柄など人格面も重要だっただろう。いや、よく集めたと思う。

こうした人集め、さらにはフェスへのブッキングなど、このあたりの部分には、正直なところ、大手芸能事務所であるアミューズの力は当然大きかっただろう。そう、「大人たちがうまくやった」のだ。


かくして、「戦える体制」は整った。そこから先は、パフォームする本人たち次第。 



2013年1月9日。ついにメジャーデビューとなるシングルがリリースされた。それが、わたくしが「すぽーんとハマった」きっかけとなった、「イジメ、ダメ、セッタイ」。これがそのPV。
最初の2曲では、あくまでアイドルポップのアクセント的なテイストに留まっていた、ヘヴィ・メタル要素。前作「ヘドバンギャー!」で初めて真っ向から向きあった楽曲にトライし、そしてここへきてついに、完璧なヘヴィ・メタル・ナンバーを繰り出してきたBM。ドラマティックなオープニングから美メロ、哀メロの洪水、美麗なツインリードも完備のこの曲は、ホントに素晴らしい。ただ、エンディングだけは、前記事のソニスフィア・ヴァージョンのほうが好きだ(笑)。

ちなみにPV内では、ツインリード部分をYUIMETALとMOAMETALのエアギターとしているのはご愛嬌。でも、思ったよりサマにはなってる(笑)。


こうして、BMは徐々に「アイドルとメタルの融合」という理念を着実に具現化し、ライヴアクトとして本格的に動き始めていくことになる。



今宵はここまで。えぇ、悪いけどまだまだ続きますのよ(笑)。








スマンね(爆)。





聖ヴァレンタイン・デイに先んじて、愛を告白(笑)。


今宵の音楽ネタは、長くなります。離脱するなら今のうちです(爆)。










昔から、基本的に「極端な音楽」が好きだった。

積極的に新しいアーティストを聴くことがなくなって早や約20年、そんなわたくしが、相当に今さらなんだけども、チョー久々にめちゃくちゃハマっている「極端な」アーティストがいる。すでに予兆をポロリしているから、お察しかと思うが(笑)。


昨年末くらいから、
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今さら「発見」したBABYMETALにハマっている。もう、取り憑かれている、と言っても過言ではないレベル※写真はネットからお借りしました。

BABYMETAL(以下BM)は、「アイドルとメタルの融合」をテーマに2010年に結成されたダンス+メタルユニットで、写真中央がヴォーカル&ダンスのSu-METAL(スゥメタル)、向かって左がYUIMETAL(ユイメタル)、右がMOAMETAL(モアメタル)、ともにダンス&スクリーム担当。ライヴに於いては、「神バンド」なる凄腕のバックバンドを従えてのパフォーマンスとなる。

この辺の情報は、もちろんハマってから知ったこと。とりあえず、あるアーティストにここまで「熱病のように」ハマったことは過去なかったし、今後もない気がする。





ハマりすぎたのか、なんかおかしなテンションになってて。

とりあえずBMは、スタジオアルバムは2枚しか出てないので
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早々に購入はしたのだが、まだ開封していないっていう(笑)。




左が1st「BABYMETAL」、右が2nd「METAL RESISTANCE」だが、現在もっぱら(ほぼ)1stの曲だけを、
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YouTubeでアホみたいに毎日毎日引くほど(爆)聴いている。同じ曲でもいろんなライヴ・ヴァージョンがあるし、関連動画など含めて全く飽きることがない。

1stはYouTubeで通して聴いたが、2ndに至っては1曲を除いて全くの未聴。いつになるかは知らないが、気が済んだと思ったら、ようやく2ndの曲に移行しようかな〜と。アホちゃうか(爆)。

なんてヘンな聴き方だろう…と我ながら思う。まあでも、より長く楽しめるかな、と(笑)。


でもたぶん、BMの作品で購入するなら、間違いなくライヴもののほうがいいんだろうと思う。





正直、最低あと6年は早く知りたかったと心の底から思う。6年前から知ってたとすれば、間違いなくその間にライヴに参戦できてたはずだ。なんでかって…


BMは、ライヴが圧巻。らしい。

なのに、
2018年10月、YUIMETALが脱退。

つまり…
わたくしが耽溺する「この3人での」BMのライヴは、もう見ることができない。

悲しすぎる。こんなにも好きなのに。



あぁダメだ、話を変える(笑)。





きっかけはもう忘れたが、なんで今さら聴いてみようと思ったのだったか…。以前から名前だけは知っていた。海外の大物メタルアーティストたちからも評判がいい、みたいな断片的伝聞情報はあったし、「YUIMETAL脱退」のネットニュースも昨年目にしていたのだが、なにしろこちとら現役を退いた懷メロ・メタリスト(笑)、これまで食指が動くことはなかったのに。

とりあえず思い立って、まず観てみたのが、これも曲名だけは知っていた「ギミチョコ!!」のPV。衝撃だった。


わたくし35年来のヘヴィ・メタル愛好家だが、同時に音楽的な趣味嗜好は相当に広いという自負があるし、「アイドル」と呼ばれる人たちに対しても抵抗も嫌悪もない。なので、そこで観た「極端なもの」を即座にまるっと受け入れた。なんか知らんけど、これは凄い!と。






で、続いて観た動画。これが決定的だった。

2014年夏、イギリスで行われたメタル・フェス「ソニスフィア・ファスティヴァル」でのライヴ、そのステージで披露された、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のパフォーマンス。おぉ?さっきの「ギミチョコ!」と全然違う感じの曲やぞ?とか思ってたら…

わたくしこれを観て、不覚にも泣きそうに…いや、ちょっと泣いたかも。


この3人の女の子の「戦闘モード」にグッときた。開始39秒あたり、それまではかなげな表情でスキャットしていたSu-METALの眼がグッとオーディエンスを睨みつけるとこで、まずゾクッと。で、曲が始まると同時にフィールドに渦巻く巨大な二つのモッシュピットと、全力疾走で駆け回るYUIMETALとMOAMETALに度肝を抜かれ…

この曲はセットリストの最後だったようで、感動的な「We are?」「BABYMETAL!」のコール&レスポンスを経て、曲が終わるやいなや始まる「We want more!」のコール。そんな中を「しーゆー!」とおしとやかに立ち去る三人娘。最高すぎる!

堂々たる彼女たち(バンド含む)のパフォーマンスに、そしてオーディエンスの熱狂に、最初から最後まで鳥肌が立ちっぱなし。


すぽーん、とハマった瞬間だった。


後で知ったことだが、これはBMの初めてのアジア外でのライヴだったそう。

ヘヴィ・メタルを愛好する層というのは、たいてい保守的で排他的で偏狭(笑)、特に海外のメタルフェスに集まる連中なんてのは目当てのバンド以外、特に初モノには厳しく、そのパフォーマンスに不満があれば容赦なくブーイングや物を投げ込んだり、という光景が当たり前、の世界。
見知らぬ異国でのそんな完全アウェイの中、彼女たちは神バンドのバックアップを受けて、堂々たるパフォーマンスをやりきり、およそ6万人(!)にも及ぶ本場のメタルヘッドたちを掌握した。
偏狭な一方、ライヴ・パフォーマンスでオーディエンスを圧倒できるバンド、アーティストについては、ほぼ無条件で支持され、評価される。これもメタルならではの話。


恐ろしいことに、Su-METALは当時16歳、YUIMETALとMOAMETALは15歳。見た目はほんと幼さを感じるが(特にYUI、MOAの二人)、ステージでは真のプロフェッショナルたち。

心の底から尊敬する。凄い。

結果、後に「今年のソニスフィア最大の収穫は、BMを呼んだことだ」との評価を確固たるものにした、という伝説のライヴの動画だったんである。


かくして、わたくし「落ちた」、この一本の動画で。






で、わたくしが思わず目から汗がにじんだのは、その素晴らしいライヴ・パフォーマンスのせいだけじゃなかった。だってさあ…

わたくしみたいなおっさんメタリストからすれば、日本のアーティストが海外のフェスで、しかも「日本語で歌って」(←ココ重要大喝采を浴びるなんて、空前絶後の有り得ない話。マジで感動した。
これ、偉大なる先達であるLOUDNESSも含めて、未だかつて日本のいかなるロックバンドも成し得なかった物凄い偉業だってことを、日本のメディアが正しく評価しないから、わたくしがついこないだまで知らないという事態になっちゃったじゃないの(責任転嫁)。

そしてそれを成し遂げたのが、三人の可愛らしい女の子(と四人の神)だったってのが、もう痛快無比!


そう、ある程度聴きこんだ時点でハタと気づいたのだが、なんならこのBM、歌詞に占める英語の割合が、普段耳に入ってくるJ-POPなんかと比べてもめっちゃ少ないのである。これは確実に意図的なものだとわたくし思ってるのだが、果たして。


余談だが、以前紹介して大好評だった(爆)二井原実×稲葉浩志の対談中でも、今思えばBMのことであろう話題が出ていた。「最近は海外でも日本語で歌って受け入れられているバンドがいて云々」で、「母国語に誇りも持てるし、素晴らしいよね」と。LOUDNESSも日本語で歌ってくれっていうオファーが増えているとか。凄い時代になってるやん…





そうそう、YUIMETALとMOAMETALのダンス…つうか演劇っつうか、これも衝撃だった。とても可愛らしいベビーフェイスな二人だが、やってることが「単にアイドルが可愛く踊る」の類いとは違うのが一目瞭然。曲の世界観を伝え、感情のうねりを増幅させるような個性的な振付のダンスが直接視覚に訴えることで、日本語を解さない海外のオーディエンスをも巻き込んで行くんだろう。決して可愛いお飾りではなく、BMという存在の非常に重要な部分を担っていると思った。

そうね、この二人の見分けがつくようになったら、もう手遅れかと(爆)。


ここで、わたくしが最初に観て鈍器で殴打されたような衝撃を受けた「ギミチョコ!」、そのPVを。



五寸釘を全力・全速力で叩きこむような重いビートに乗っかる、ポップな狂気。それを増幅させるのはやはり、YUIMETALとMOAMETALによる「あだだだ」「わだだだ」スクリームと、アイドルらしからぬ強烈にクセの強い振付のダンス。なのに同時に、アイドルポップとしてもキッチリ成立しているというこの恐ろしさよ。Su-METAL、めっちゃカワイイし(笑)。


コレを観て
「な、なんじゃあこりゃあ!?」となって、他も観て、ハマる、と。この入り方って、ファンの間でもけっこうあるあるみたいですな(笑)。

BMは2014年、先の動画のソニスフィア・フェス出演直後にレディー・ガガ(!)北米ツアーのオープニング・アクトを務めているのだが、この「ギミチョコ!」PVを観たレディー・ガガがいたく気に入ってて自らオファーした、とか。そんだけ破壊力満点のPVってことですな。初めて聴いたせいもあり、まさに「ダンス+メタルユニット」を体現していると思った。


その「ギミチョコ!」をライヴ動画でも。先の「IDZ」と同じ日、ソニスフィア・フェスでのパフォーマンスである。


「IDZ」は当日演った最後の曲だったので、プレイリストではこっちの方が先、ってことになるが…いやはや…冒頭、オーディエンスを見て不敵な笑みを浮かべるMOAMETALがめっちゃカッコいい(笑)。呑んでかかってる感があるな。中間部のコール&レスポンスも、物おじしてる様子が(ほんとはしてたのかもしれないが)全然感じられない。わけわからん和製英語のサビを無理くり歌わせる根性も凄いし(爆)。

案外流暢に煽るSu-METALに対し…

MOAMETAL「あい・きゃんと・ひあーゆー!」
YUIMETAL「らうだーらうだー!」

カワイイやん…(笑)。


いや〜、なんともキモの据わった女の子たち。


BMのライヴって、恐らく海外のメタルヘッド達にとって、まさに「カルチャーショック」、鈍器で殴打される以上の衝撃(笑)だったに違いない。三人のカワイイ女の子が極上のメタルをバックに歌って踊るとか。そもそも、メタルバンドにダンサーがいること自体が唯一無二(たぶん)やし。しかも、バックバンドはオニのように上手いし。





この二曲に始まり、数本の動画を観た時点でわかったことは、BMが「世界的に見て新しい、聴いたことのないラウド・ミュージック」をやっている、ということ。その楽曲の世界観をライヴパフォーマンスにおいて表現するために、YUIMETALとMOAMETALによる、時にはシアトリカルでさえあるクセの強いダンスが有効な(まさに)舞台装置となっている、ということ。またそれらはバックを固めるチョー凄腕の「神バンド」があってのハナシだということ。

そしてそれらを統べるSu-METALは、とてつもないヴォーカリストだということ。

これについては、また改める。



え?まだやんの?(爆)


あぁやるともさ、需要がなかろうが、自分のために(笑)。


今宵はここまで「我が馴れ初めと雑感、現在の思いのたけの一部」を書いた。これから何度BMのことを書くかはわからないが、書庫分けを検討する勢いなのでよろしこ(爆)。




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