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特別展のロボット展示のついでだったのですが、古生物の展示も見学しました。 ちなみにロボット展はヒューマノイドなど一般受けするハコモノが多く、 素材や微細加工や制御手法には殆どふれられておらず、用途やポップカルチャー、夢 といったソフト的な部分に焦点が当てられており技術的に面白いものではありませんでした。 以下、かはくの古生物展示です。5年前に比べてかなり展示内容が変わっているように見えました。 ストロマトライトです。 ただし、リプルマーク(沿岸部の波打ち際の痕)もあります。 先カンブリア代やカンブリア紀などです。 101 エディアカラ系です。ヴェンド紀、エディアカラ紀。 オーストラリアのエディアカラ産はレプリカが多いのですが 巨大な奴はナミビアのホンモノです。輸出禁止の代物で超一級品といえると思います。 102 103 ロシア白海産のディッキンソニアは写真では小さく見えますがもこれまた巨大なもので、 25cmくらいはあると思われます。保存状態も間違いなく超一級です。 エディアカラは砂地のインプレッションだけだと思われますが、そんな事はありません。 化石そのものも残されることがあるようで、この白海産もおそらくそうだと思います。 104 105 ロシア白海産のネミアナです。 106 その他諸々の化石です。ロシア産は入手は容易だとは言え、よく集めたものです。 エディアカラのものはレプリカが多いのは仕方がありません。 107 これは凄い中国のトウシャンツオ生物群です!!!初めて見ました。 先カンブリア時代の生物群で、砂岩質ではなくどうやら泥岩質の頁岩に 化石が保存されているように見えます。 多細胞生物の杯の化石が見つかったという驚異的な化石産地です。 どことなくカンブリア紀のチェンジャンに似ており、保存状態も 同様に驚異的に良好です。 これでいて白海やエディアカラより古いというので驚きです。 まったく、考えられないような素晴らしい化石群です。 本が刊行されれば良いのですが… 108 109 110 ************以上 先カンブリア************* 次に、古生代カンブリア紀です。 先カンブリアコーナーを抜けると、巨大な石版が二枚鎮座しています。 これらは米国ウィスコンシンのシモン山の砂岩質の石で、ここからは 動物化石はあまり取れないものの動物の足跡が豊富に出ることで 知られています。この場所はカンブリア紀には干潟であったようで、 先述のリプルマークや節足動物、巨大ナメクジの足跡が残されています。 111 112 113 有名なカナダ・ブリティッシュコロンビアのバージェス頁岩コーナーです。 ちょっと写真と復元図の比較がおかしいかな〜というのもありますが、 網羅的に集められた良いコレクションだと思います。 アノマロカリスはちょっと残念ですが、サンクタカリスは素晴らしいの一言です。 114 115 116 117 118 119 120 次に中国のチェンジャンです。これもカンブリア紀です。 展示内容はあまり力を入れていないのでしょうか、至って普通です。 ミメラルショーで売っているものと同等の品物で大型はありません。 121 122 123 ************以上 先カンブリア************* 次に古生代モノです。 産で溶かせば節足動物の殻が出てくるという石です。 この手の石は世界各地で発見されており、カンブリア紀のバージェスモンスターの 類の三次元構造を保った化石も見つかっているようです。 124 北米産を中心とした棘皮動物の数々です。 125 イソギンチャクのような動物とヒオリテスです。 ヒオリテスは恥ずかしながらこのような三次元構造を保った標本が 存在しているとは知りませんでした。 普通はカンブリア紀なのですが、こいつはシルル紀のようです。 126 以上が古生代モノの主な展示物ですが、「流石」の一言です。
国内で最高の展示内容の一つであることは疑いようがありません。 この博物館には、恐竜展示の方が充実しており別フロアが丸々 その展示に充てられています。 今回はあまり時間が無かったのですが、また今度じっくり見てみたい展示物であると思います。 |
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なおともお気に入りです.ここに来ると数時間付き合わされます.そんなに凄かったのか.と思いました.なおと父.
2007/12/24(月) 午後 3:57
ポイントを抑えた展示だと思います。特にトウシャントゥオ生物群は価値があると思います。
なんといっても、カンブリア大爆発の遥か前の生物群、しかもエディアカラや白海の何の生物か良く判らない砂型とは明らかに違う、泥岩質の中の極めて保存状態の良い生物の体そのものが保存されているのですから。
2008/1/1(火) 午前 0:07 [ kipccl ]