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三葉虫・ナラオイアです。ナラオイア・ロンギカウダータであると思われます。
ナラオイアは三葉虫の中では異端で、通常の三葉虫が鉱物質の殻を持っていたのに対し 柔らかい殻しか持たず、それゆえ化石として残る事は稀です。 また三葉虫は前から頭部・胸部・尾部の3つの部分からなるのに対し ナラオイアは頭部・尾部の2つしかありません。 カンブリア紀〜オルドビス紀までの相当長い期間存続したにも関わらず、 化石として大量に産出するのは澄江だけだとおもいます。 カナダのバージェス頁岩でも殆ど産出しません。 サペリオンと比較していただければわかりますが、体のデザインはよく類似しています。 体の中央部を消化管が貫き、肢は鰓肢と歩行肢の2種類持っています。 頭部中央部には胃があり、1対の触覚があります。 この標本も触覚が残っていますが、残念ながら根元から先はなくなっています。 幅広の薄い構造が鰓肢、クッキリとした長い線状の構造が歩行肢です。 肢や鰓の後ろ後ろの方に外骨格が見えており、丸い頭がよく見えます。 このようにしてみると、頭の大きさの割りに、尾部が非常に長いのがわかります。 名前の由来が良く判ります。 |
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