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アノマロカリスと有爪類です。
なぜこれがアノマロカリスと言えるかといえば、「アノマロカリス類」のものとされる口器とよく似たものが、そこかしこに有るからです。口器は硬質で比較的腐りにくく、よく化石として残っています。
この石板はそこそこ大きいのですが、なんとなくですがアノマロカリスは巨体で石板全体がアノマロカリスであろうと思われます。
一方、有爪類はオニコディクティオンを中心に、石板全体でたしか5〜7体くらいいます(記憶によれば)。
この標本で面白いのは、アノマロカリスは保存状態の保存はすこぶるよろしくないのに対し、有爪類の保存状態は良いという事です。有爪類も肩パッドを除いて軟体性の動物ですので腐りやすく、従ってアノマロカリスが死んでからかなり経ってから、生き埋めになった可能性が高い訳です。
有爪類は腐肉食であると言われていますが、この標本はそれを裏付けているものと言えます。ドラマでもありますが、大変興味深い標本です。
カンブリア紀、中国雲南省産です。
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